自治体(その職員)は、誰のために働いているのでしょうか?市民から「困っている。なんとかならないか?」と相談を受けたら、「それは、個人のことだから、自分で解決しなさい」と突き放すことが、自治体職員の仕事でしょうか?
スズメバチが自宅の軒先に巣を作っており、娘が刺され受診をしている。次には刺されないように気をつけなさいと医者から注意を受けている。確かに、直ぐに業者に頼んで処分してもらえばそれだけのことではあるが、家の中にも入ってきていたり、家族が既に刺されている。近所にも迷惑がかかる可能性があり、早く処分したいいが、業者に依頼すると、3万円ほどかかるらしいとのこと。(スズメバチ対策の参考:http://www2u.biglobe.ne.jp/~vespa/menu.htm)
確かに、個人の家の出来事であるが、普通のハチと違い、大変危険である。自治会長としても、この問題を個人の問題として処理するには気の毒である。何とか行政に助けてもらいたいということである。
城谷議員と一緒に三田市生活安全課に相談に行くと、「個人の持ち物のですから、たとえスズメバチであろうが自分で処分してください。行政に相談し、公費で処分することをお願いすること自体、理解できない」とのこと。
市民が困っていることを先ず聞いて、一緒に考えるという態度が全くない。結果として個人が処理することとなったとしても、市民の側としては、困っていることを親身に相談に乗ってもらえると、安心できる。
市役所、特に「生活安全課」は市民生活に直接関わることで、市民からの相談を先ず受け付けることではないのでしょうか?相談にのることが先ず必要ではないでしょうか?少なくとも職員は、一般市民より知識を持っているはずである。それを基に市民からの相談にのり、一緒に考えながら解決を図ることが大切ではないでしょうか?三田市の職員はそのレベルの人が市民の負託を受けて仕事をしているのでしょうか?