受験者の方からだと思いますが、技術士補についての質問メールをいただきました。
お答えしてみたいと思います。
一次試験に合格し技術士補になるのですが、その後技術士に着き実務経験を積むということはどういうことでしょうか?
自分の進みたい分野の技術士を選択し、その技術士のもとで実務経験を積むということなのですか?
技術士補は、技術士を「補助」するものです。
どう補助するかは、個々の技術士-技術士補 それぞれのケースによって異なります。
技術士が、技術士補とは別の企業に勤めるケースは、日常的に補助することは困難ですので、実質的には時々、顔を合わせて技術的な討論をしたり、あるいは日常的にメールのやり取りをしたりして、研鑽をつむことになるでしょう。
技術士補のやる気次第で、より綿密なやりとりもできるでしょうし、技術士補にやる気のない場合は向上はないと思われます。
建設部門など技術士の数の多い技術部門では、同じ会社の中に技術士を見つけることが容易でしょう。その場合は、直属の上司や同じチームの先輩の中から補助する技術士を選定し、日常的に
指導を受けることが可能となります。
ごく稀に、技術士事務所を開設した技術士を補助する技術士として、技術士補登録するケースもあるでしょう。その場合は、技術士が技術士補を技術士事務所の構成員としてかかえることになるわけですが、現在そういうケースがあるかどうかわかりません。技術士事務所のホームページを見て、その構成員に技術士補、とあれば、この可能性があります。
また、その際に収入(給料)というものは出るのですか?出るとしたらどのように出て、どのような基準で増減があるのですか?
上記のように技術士のもとに就職するケースは、私はほとんど知りません。
技術部門によると思いますが。ネット上を丹念に探せばみつかるかもしれません。
技術士事務所を開設している技術士を補助する技術士として、登録すれば、就職することになり収入は発生するでしょう。
一般には、技術士補が実質的に技術士の仕事を、技術士の指導のもとで分担すれば、
対価は得られるはずです。
たとえば翻訳のお手伝いをした、検査の手伝いをした、資料作成の手伝いをした、というような時、私は(技術士補時代)その労働に見合った報酬をいただきました。
技術士補としての報酬の基準はあります。技術士会で基準を決めているはずです。
わからない点は技術士会でたずねてください。
以上、簡単ですが、お答えしてみました。
みけんさん、補足があればよろしくお願いします!
お答えしてみたいと思います。
一次試験に合格し技術士補になるのですが、その後技術士に着き実務経験を積むということはどういうことでしょうか?
自分の進みたい分野の技術士を選択し、その技術士のもとで実務経験を積むということなのですか?
技術士補は、技術士を「補助」するものです。
どう補助するかは、個々の技術士-技術士補 それぞれのケースによって異なります。
技術士が、技術士補とは別の企業に勤めるケースは、日常的に補助することは困難ですので、実質的には時々、顔を合わせて技術的な討論をしたり、あるいは日常的にメールのやり取りをしたりして、研鑽をつむことになるでしょう。
技術士補のやる気次第で、より綿密なやりとりもできるでしょうし、技術士補にやる気のない場合は向上はないと思われます。
建設部門など技術士の数の多い技術部門では、同じ会社の中に技術士を見つけることが容易でしょう。その場合は、直属の上司や同じチームの先輩の中から補助する技術士を選定し、日常的に
指導を受けることが可能となります。
ごく稀に、技術士事務所を開設した技術士を補助する技術士として、技術士補登録するケースもあるでしょう。その場合は、技術士が技術士補を技術士事務所の構成員としてかかえることになるわけですが、現在そういうケースがあるかどうかわかりません。技術士事務所のホームページを見て、その構成員に技術士補、とあれば、この可能性があります。
また、その際に収入(給料)というものは出るのですか?出るとしたらどのように出て、どのような基準で増減があるのですか?
上記のように技術士のもとに就職するケースは、私はほとんど知りません。
技術部門によると思いますが。ネット上を丹念に探せばみつかるかもしれません。
技術士事務所を開設している技術士を補助する技術士として、登録すれば、就職することになり収入は発生するでしょう。
一般には、技術士補が実質的に技術士の仕事を、技術士の指導のもとで分担すれば、
対価は得られるはずです。
たとえば翻訳のお手伝いをした、検査の手伝いをした、資料作成の手伝いをした、というような時、私は(技術士補時代)その労働に見合った報酬をいただきました。
技術士補としての報酬の基準はあります。技術士会で基準を決めているはずです。
わからない点は技術士会でたずねてください。
以上、簡単ですが、お答えしてみました。
みけんさん、補足があればよろしくお願いします!
心からおめでとうの言葉を送ります。
健康に気をつけてくださいね。
会長賞授賞につながったんですね。
み~すけさんに世話になって技術士になった人は沢山いますよ。おめでとうございます。
人としてのきちんとした礼儀正しくと誠意のこもった対応を
心がけねばならないですね。
やってもらって当然、逆にやってあげてるんだ、というような気持ちにならないように、よい人間関係を構築していきたいですね。
技術士の補助というのは、所属する会社等の組織を超えた人脈、ネットワークのはじまりと理解していましたので、単純な労務補助とか、作業とか、次元が違うものと考えております。
組織以外のベテランの技術者との接点がもてると言うことは、技術士でなければ得られない次元の格別なものと思ってきました。指導してくださった技術士さんとも今でも交流があります(先方は現役を引退されています)が、その意味では真の指導をしていただけたものと、心より感謝しています。先方からもこれに対して謝礼を要求されたことは一度もありませんし、私も報酬を得たことはありません。これが良いのかどうかはわかりませんが、そのような繋がりで技術士補の時期を過ごしました。ちなみに私は建設部門でしたが、社外の技術士さんを補助しているという立場でした。
時代も変わってきましたし、それぞれのやり方がありますので、せめて一人前の社会人としての応対を最低ラインにおいて、そのうえで「技術士」と「技術士にいちばん近い位置にいる修習技術者」としての自覚と信念を持って、信頼関係を築いていただけたら、と願うばかりです。
技術士補登録は制度改正以降、減少傾向にあるようですが、優秀な指導技術士のもとで研鑽を積むことはそれなりに価値あることです。
報酬については、技術士会から「技術士業務報酬の手引き」というのが出されています(入会すればもらえます)。以前web上に掲載されていたようですが現在は見あたりません。
私の手元にある「手引き」によれば、「定額積算方式」の場合、1日あたりの直接人件費は、技術士が69,100円/日,技術士補が30,000円/日のようです。
指導技術士から個別にもらう報酬については、それぞれの事業主ごとの対応となるため、ピンからキリまであると思います。
がんばってください。