生後２５４日 なんでも食べさせたい両親

帰省中に気付いたことがある。
両親ともに、娘に色々食べさせたがるということに。
特にフルーツ。

うちの家庭は、だいたい晩御飯の時に、デザートとしてフルーツを食べる。今の時期ならりんご、いちごなど。
娘は２回食で、晩御飯は食べていないので、わたしたちが晩御飯を食べている時、娘は遊んでいる。

で、母親が早く食べ終わり、母親自身がフルーツを食べる際、「ちょっと食べさせてみよ」と言って、そのフルーツを娘に食べさせ、その様子をみんなで見守り、すっぱそうな顔をすれば笑い、おいしそうな顔をしても笑い、とにかくその反応を見て楽しんでいる。

ただ、困ったことに、母子感染というか、虫歯菌の感染という概念に乏しいので、母親自身がかじったいちごを、そのまま娘にあげたり、両親の箸を使ってフルーツを食べさせたりなどするもんだから、一応、歯科医師のはしくれの自分としては、ちょっとその行為にイラッとし、「あの～、細かいことを言うようですが」と前置きをしてから注意をしている。

そんなことが何回かあったので、昨晩は、娘用に薄くりんごをスライスしたものを、母は用意しており、それを食べさせてみんなで「シャリシャリいってるわ。」とか「おいしんだろうな。食べようる。」とか、「歯があるから、すりおろしりんごじゃなくても少しは食べれるんだな」などと言って、娘がりんごを食べる姿を見ながらわいわいして楽しかった。


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