父の話がまだ途中だが、そうこうしている間に、娘が4歳になったので、そっちの話をまず書いてみる。
3月24日に、娘、4歳のお誕生日を迎えた。
誕生日プレゼントは、うちの母、兄、義両親などからもらうので、わたしとだんなさんからは、モノではなく思い出をプレゼントしようということで、なんとなく去年の誕生日から、お出かけをすることにしている。
で、今年は誕生日当日がちょうど土曜日だったので、だんなさん、わたし、娘の三人で、日帰りで、隣の愛媛県まで遊びに行ってきた。
まず初めに行ったのは、愛媛では有名な、というか、愛媛以外でもお店のある、栗タルトで有名なハタダの大型店へ。
そこのお店では、栗タルトの手巻き体験ができるので、体験してきた。
少し前からなのだが、娘、お手伝いとか、何か食べ物を作ることに興味を持っているので、これは喜ぶだろうと思い、トライ。
用意してあるカステラ生地全面に、しゃもじでアンコを伸ばし、できたらその生地をくるりと巻いて出来上がり。
所要時間5分程度であっという間に完成。
後は、箱にそれを入れるのだが、その箱に、「ハタダ栗タルト」という字の、「栗タルト」だけが書かれており、「ハタダ」の部分が空欄になっていて、自由にペンで書き込めるようになっていたので、そこに娘の名前を自分で書かせた。
ユニークなアイデア。
一連の流れを、ハタダの名前の入った、ハッピを着てやらせてもらい(娘も子供サイズのやつを着せてもらった)、それなりの雰囲気を味わえた。
タルト体験をした隣は、普通の店舗になっており、あらゆるお菓子の試食があったり、コーヒーやお茶の無料サービスもあり、そちらも満喫。
ちょうどわたしたちのタルト体験が終わった頃に、大型バス二台が駐車場にとまり(ツアーで立ち寄る場所の一つみたい)、大勢のお客さんが入ってきたので、静かなうちに、体験や試食ができてよかった。
で、次は道後に移動し、ランチ。開店直後に入れたので、混雑を避けれた。
そして、道後温泉の本館ではなく、別館に入浴。別館はまだ新しい感じで、近代的で、本館のような趣はないものの、キレイだった。
驚いたのは、大浴場の壁画に、ある時間になると、プロジェクトマッピングが映し出されたこと。 さほど大掛かりなものではなかったが、娘は見入っていた。
で、入浴後は、温泉街をブラブラ。やはりおみやげとか見て回るのって楽しい。
最後はおのおの、好きなアイスを食べ、道後を後にした。
そして最後は、「えひめこどもの城」という、大型児童館へ。
まあ広い!びっくり!
本当は、ここでの時間をたくさん取りたかったが、温泉街で大人が楽しんでしまったため、あまり時間が取れず。
滞在時間は1時間半弱くらいと、短かったものの、屋内、屋外ともに遊べ、娘も楽しそうだったので良かった。
で、帰りの途中、SAに寄り、晩御飯。
ここで、ちょっとしたトラブル発生。
ごはんを食べた後、娘とわたしはトイレに。だんなさんには、ここで待っておくようにと伝え、そこへ戻ったものの、いやしねえ。
ヤツ、趣味のポケモンGOに、この日帰り旅行中もハマっており、おそらくそれをやりたいがために、約束の場所から離れたと思われる。
ちょうどこの日、温泉街を歩いている途中でも、あれ、だんなさんいないわとおもい、振り返ると50メートル後方に、一人で立っていて、ポケモンGOをしていたという前科あり。
またかよと、イライラしつつ、あたりを探してみると、いましたよ。
日帰り旅行の疲労と、ポケモンGOに夢中になりすぎていて、わたしと娘はないがしろにされているような気がして、相当ハラが立ち、瞬間的に「ええ加減にせい!迷惑かけるな‼︎」と怒鳴ってしまった。
すると、だんなさんびっくりして、即座に平謝り。 大きな声や怒鳴り声が苦手な娘も、わたしの声に驚き、半泣き。
せっかく楽しかったのに、ポケモンGO中毒の人のせいで、帰りの車内の雰囲気は最悪。
車内で、何度かだんなさん謝ってきたが、それに優しくこたえる余裕なし。
ただ、娘に対しては申し訳ない気持ちになった。
帰宅後も謝ってきたので、わたしと娘をないがしろにされているような気がしていやだったと、冷静に伝えた。
そして、一人の時にするのはいいが、家族でいる時にはしてほしくないとも伝えた。
これを機にぜひとも反省してほしい。
そんな感じで、旅の終わりは後味の悪いものだったが、それを除けば楽しい旅だった。
おそらく時間がたつと、ポケモンGO事件も笑い話になるだろう。