胎嚢確認

今日も病院へ。
前回の時は、エコーで、胎嚢らしきものが見えるが、はっきりはしない状態だった。　今回は、ちゃんと胎嚢が確認できたため、一安心。
ただ、成長のスピードが遅いと言われ、ちょっと焦った。
胎芽もまだ見えないと言われた。

そして、妊娠を継続させるためのホルモン注射をまた打ってもらった。

胎芽っていつ頃見えるのか、スマホで検索。だいたい６週目くらいから見えるとあった。自分の計算では、６週目に入っていると思っていたので、ちょっとやはり遅いのかと認識。

しかし、本当に自分は今６週目なのかが怪しかったので、さらにスマホで妊娠週数を自動で計算してくれるサイトを見つけ計算すると、まだ５週目に入ったばかりだった。　じゃあまだ胎芽が見えなくてもいいじゃないかと思え、ちょっと安心した。

妊娠する前は、妊娠するかどうかで心配になり、妊娠したらしたで、ちゃんと赤ちゃんが大きくなってくれるのかどうかで心配し、状況は変われど、心配は減らないものだと痛感した。


話は変わって、だんなさんは先週から扁桃腺摘出のため入院中。明日退院予定。

手術後からずっと喉が痛いらしく、ごはんも４０～５０分かけて食べてる。かわいそうに。
しかし、こういう時って男性は弱いなあと思う。

点滴をしてもらう時のだんなさんの表情をこっそり見ていたが、めちゃくちゃ痛そうで、点滴以上のすごいことをされているような感じだった。大げさなやつめ。

わたしなんか、もう何度も妊活の際、注射をされているが、表情は変えないし、看護師さん側もやりやすいと思う。（自慢）

まあしばらくは、いたわってあげようと思うが、食事も食べやすい柔らかいものにしないといけないし、食べるのに時間がかかるとなると、後片付けもすぐにはとりかかれないからちょっと困ったなあとも思う。



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まさかの展開

なんと、わたしは今、妊娠している。つまり妊婦。

いまだに信じられない。


最初に、「今回はひょっとするかも」と思ったのは、Ｄ２１くらい。
人工授精後１週間。生理前に起こるような腰痛を感じた。
この症状は、だいたい生理の５日前くらいに始まるので、普段よりも早い。　ひょっとしたら着床に伴う症状かなと思ったが、生理が早く来るだけかもしれないと思い、気を引き締めていた。

その後も、腰の症状は続き、Ｄ２５には、やや吐き気も感じた。
「ひょっとして」の可能性が自分の中で高まり、仕事が終わり、帰宅後、１年前に買ってずっと使う機会がなかった、妊娠検査薬を開封し、おしっこをかけ、待つこと１分。
薄いものの、判定のところにラインが浮かび上がってきた。

・・・茫然。

でも、待てよ。人工授精の時に、ＨＣＧを注射したから、それが残っていて検査薬に反応しただけかも。　ネットを調べてみると、ＨＣＧは注射してから１週間から１０日くらいは、体内に残ると書いてあったので。

この陽性に喜んだとして、のちにやはり陰性だったとしたら、つらいので、この時点でもまだ自分が妊娠しているとは思わないようにしていた。

その後も、吐き気というか、喉付近のモヤモヤが続き、体温も高温をキープ。再度、Ｄ２７で検査薬２回目トライで、また陽性。
ひょっとするかなと思えた。

さらにしつこくＤ２８で、違う検査薬にかえて試すも陽性。さすがにもうＨＣＧから２週間経過しているので、自力でＨＣＧを分泌しているのだろうと判断し、だんなさんに報告。

寝っ転がって、パンツとシャツの変な格好で情熱大陸を見ていた彼に、「妊娠した」と言い、検査薬を見せると、だんなさんは、びっくりしたのか、「おめでとう」とにやにやしながら一言。

「おめでとう」ってなんかおかしくないか。たしかにめでたいが、２人のことなのに、他人行儀におめでとうって。と瞬時に思ったが、その数秒のちに、だんなさんもちょっと今のおかしいと思ったのか、「ありがとう！」と喜んでくれた。


そして、Ｄ３１に病院へ行き、尿検査して陽性。エコーをしてもらったが、「胎嚢のようなものがある気がするが、別のものかもしれない、まだ早いので今の段階ではわからない。　ただ、まちがいなく妊娠している」と、先生。

まちがいなく妊娠している。

この言葉が、何回も頭の中で繰り返されていた。　　数日前から「ひょっとして」と思っていたのが、この言葉により、確信に変わった。

その日は、流産を予防するためのホルモン注射をしてもらい、また、妊娠したことによって分泌されるホルモンがどの程度出ているのかを調べるため、採血した。

また、来週、胎嚢確認のため受診予定。


占いは信じないが、たまたま待ち時間に読んでいた雑誌に、下半期の占いが載っており、見ると、７月からわたしの星座はとっても運気が上がると書いてあった。　　占いは信じないが、この占いは信じたい。

まだまだ超初期なので、流産の可能性も高いので、手放しでは喜べない状態。　妊娠したら、もっともっと感動して喜んでうれしくって仕方がないものかと思っていたが、わりと冷静でいる。

なんとかおなかの赤ちゃんが育ってくれるのを祈る。




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D24 注射３連発第二弾スタート

今日は、基礎体温表をチェックしてもらうという名目で病院へ。

待っている間、隣に３歳くらいの男の子と母。男の子がちょろちょろしてるが、かわいくて親子の会話を聞いて微笑んでしまっていた。
廊下をバタバタ走る息子に向かって、母が「病院では静かにするんだよ」というと、息子が「じゃあこうやって？」と、さっきとは打って変わって、抜き足差し足で歩いて見せる。

う～、かわいくてたまらん！誘拐したい！

幸い、小さな子を見ても「くっそ～、なんでわたしにはできないんだ～」とは思わず、その愛らしさにニヤニヤしてしまうだけなので、隣で見てて、ほっこりした。


で、院長と対面。今日も含めて、あと３回、黄体ホルモン注射をするとのこと。　ただ、体温が下がってきたり、生理が来たら、しなくてもよいとのこと。　生理になるとしたら、来週のはじめ、もしならなかったら、来週の後半にまた来るように指示あり。

そして、わたしの基礎体温表を、丁寧に折りたたんで返してくれた。

院長は、いつもこうしてくれる。　愛想はないが、こういう所作から、信頼に値する人物だと思う。　初めの頃は、説明もこちらから聞かなければ詳しくしてくれないし、少し物足りなさを感じていたが、ちょっとずつ、「この先生は、いい先生だな～」と思うようになった。

病院帰りに、来週の後半に、生理になっていない状態で、また病院へ行けたらいいなと思った。



だいたい生理周期は２７、８なので、そろそろ、基礎体温チェックがピリピリムードになってきている。朝、緊張しているせいか、早く目覚めるし、体温測定中も、デジタルの表示を凝視して、「上がれ～」と念じている。
今朝は、高温期の部類に入っていたのでセーフ。今日、黄体ホルモン注射をしたから、きっと明日もセーフと思われる。

「ひょっとしたら、今回は」なんて、いろいろ妄想が膨らむ時期。一方で、生理が来てもいいような心構えもちょっとずつする時期。　あと数日の、どっちつかずの時期を、不屈の精神で乗り切る所存だ。




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D22 だんなさんのかっこ悪い話

昨日、注射３連発の最後をしてもらった。　夜に、注射箇所を触るとやや痛いし、腕を上げるとやや痛い。
そして今朝、鏡を見ると、やや腫れている。　あらら、今まで腫れたことないのに。

今日は仕事が休みなので、買い物に行ったり、カフェへ行ったり、掃除したり、DVDを見てのんびり過ごせている。


突然だが、だんなさんは時々、鼻毛が出ている。
昨日も、左からちょろりと出ていたので、「鼻毛出てるよ、中へ押し込もうか」と言うと、切るという。

彼は、毎晩、お風呂上がりのドライヤーを当てるさいに、鏡で自分の、どアップを見ているのに、鼻毛が出ていることには気づかないようだ。
一体、どこを見ているのか、ふし穴としか思えない。

私が買ってあげた鼻毛用ハサミを持ってきて、例の鏡を見ながら、チョキチョキと切る。その姿がとても滑稽で、ずっとにやにやしながら見ていた。

「ひょっとしたら、（だんなさんの）職場で、（だんなさんの）鼻毛が出てるのを見つけたら、その日は一日いいことがある、みたいな、ラッキーアイテム扱いされてるかもしれんね～」なんて冗談を言いながら、ちょきちょき終了。

結婚する前にも、鼻毛が出ていることはあったけど、その時はあまり指摘できなかった。しかし、今やおもしろおかしく指摘でき、夫婦になってるなと、妙なことで実感できた。

みなさんのご主人は、大丈夫ですか？




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D20 だんなさんのおもい

2日前に、黄体ホルモン3連発のうち2回目を終了。黄体ホルモンの薬も1週間分服用中。
そんなに必要かね、と思うが、まじめに服用する。

そういえば、今回は、乳首が痛くない。今までは、黄体ホルモンを補充していたら痛くなっていた。まあ痛くない方がイイからよかった。


昨日、だんなさんと話をしていて、2回、「この人も子供がはやく欲しいんだな～」と思った。

ひとつめ。
今月の半ばに、だんなさんは扁桃腺の手術のため、1週間入院する。その期間中に、もし精子が必要なら、トイレにでも行ってちゃんと出すからね、と言ってきた。
あいにく、その期間中は必要ないが、その気持ちがうれしかった。

ふたつめ。
9月に、島根へ旅行へ行く予定にしているが、どこへ行くかいろいろと相談している時に、「子授けにご利益のある神社はないかな」と、るるぶを見ながら言っていた。　実際にあったが、主要なルートからははずれているため、きっと今回は行かないと思うが、またもやその気持ちがうれしかった。

わたしだけが子供を望んでいるわけではなく、夫婦の足並みがそろっていることを実感した日だった。



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