憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

共同通信社の世論調査を自己流に読み解くと・・・・

2009-07-20 10:58:54 | Weblog
〇共同通信社の全国電話世論調査
 投票日前日まで6回の調査をする
 選挙結果がある程度推測可能となる調査である。

●自民党の細田幹事長は
 昨日の民法番組で(朝日TV)
 争点は「安全保障と教育だ」と述べている
※幹事長の狙いは理解はできる
*インド洋上の自衛隊の給油活動について
 民主党鳩山代表は
 「外交の継続性もあり即時停止はできない継続する」
*社民党福島党首は
 「鳩山さんは“ぶれている”継続は認められない」
※連立を前提とする社民党と民主党は
 外交安全保障の政策に於いて合意一致は難しい
 そこを突くことで
 民主党の政権担当能力が欠けていると主張する

●だが、
※国民が投票する選択肢は(同上世論調査)
*年金や医療など社会保障:40.9%
*景気や雇用      :30.7%
*消費税など税政    : 8.4%
*地方分権や行政改革  : 6.9%
*政治とカネ      : 4.4%
*外交や安全保障    : 2.3%
*憲法改正       : 1.9% 
*政治の世襲      : 1.2%
*その他        : 0.6%
*無回答        : 2.7%
※世論調査は細田幹事長の狙いを外したものになっている
 *政治とカネ4.4%*外交安全保障2.3%に対して
 *年金医療の社会保障40.9%*景気雇用の30.7%である
※調査の数値には
 現自公政権に対する不平不満が高く表れている
※国民は
 自公政権を見限っていると受け取れる結果を示す
※日常生活から投票行動に出る数値は
 民主党中心の野党への追い風が吹いていると受け取れる

●比例代表投票先政党は!
*民主党 :36.2%
*自民党 :15.6%
*公明党 : 4.2%
*共産党 : 3.4%
*社民党 : 1.2%
*国民新党: 0.1%
*まだ決めていない34.7%*投票する政党がない3.4%無回答1.2%

〇都議選を分析をした二人の発言
*日本共産党市田書記長
 議員は半減したが
 「前回都議選に比較すると獲得した投票数は減っていない」
*自民党元総理森氏
 議員は減らしたが
 「得票総数はほとんど減っていないんですねぇ・・・」
※TVの前で二人の分析は
 自党の得票数が減らないことを強調していた

〇この一致する発言を解釈すると
 前回棄権した新参加の有権者は
 ”民主党に流れた”
 しかもほとんどの投票者がとなる。

〇同じ動きが衆院選に出ると想定すると
 “民主党の大躍進大勝利!?”
 前回より投票率は確実に高くなる
 
◎TV討論会では(朝日TV)
 民主党岡田幹事長が
 自公はもとより野党からも司会者からも
 政策の矛盾や疑問に総攻撃を受けていた
 さすがの岡田氏も返答に迷いも出た

◎政権交代を目指すなら
 政策に理論武装の必要を感じた
 多くの視聴者がいたことを肝に銘じるべきである。