憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

派遣切り村の生活保護申請請負は止める方が本人の為である

2009-01-04 09:57:27 | Weblog
〇派遣切りと生活保護
*東京・日比谷公園内に 
 「年越し派遣村」なるものが開設された。
 支援者の熱意や思いやりボランティアには異議はない
 むしろ歓迎できる支援である。
*困った時に相互援助は
 古来からの日本の美徳である
 “ゆい=結い”や“無尽講”等々がそれである。
●支援に介入し
*救世主の如き厚顔無恥な族が出るのも世の常である
 政治や役人をぼろくそに批判するのも例外ではない
 しかし、弱者の救世主気取りには何時も呆れる。
*何もやらないでほっかむりする自己嫌悪もある。

●今回の支援ボランティアには特徴がある
 それは
 「生活保護の申請を勧める事である」
*派遣村の実行委員会は
 生活保護申請が200人超になると推定している。

※生活保護申請にギモンを持っている
 実情を理解しないで反対するに躊躇もある
『生活保護家庭になると人間としての大事なものを失う』
「働く意欲も労働の喜びも同時に失う」
「働かぬもの食うべからず」
 こんな金言は吹き飛んでしまう。
 勿論、全ての労働者がそうなるわけではない

〇労働者に働く意欲がある(気力体力がある)
 安直に目先の生活の為だけに
 生活保護の申請を勧めることは
 大事な点を見落としている
 私はそう考える。
 生活保護の申請は原則勧めない
 働く職場の斡旋に心掛ける
 『生活保護申請は、本人の自己申告に任せる』
 これが生活者の生きる力を支える
 また支援者が取るべき原則である。