Jスポーツでレッスルマニア特集をやっていて、なぜかレッスルマニア29を放映していた。
これは2013年にニューヨーク(ニュージャージー)で行われた大会で、
私と母もツアー参加で観に行ったものだ。
この目で観てはいたが、放送で観るのは初めてかも知れない。
いやー、いろいろ忘れていたね。カード自体覚えていない。そりゃ7年前だから仕方ないけど。
あの日はカードの勝敗すべて当ててツアーで表彰された私なのに(笑)。
覚えていたのはただただ寒かったとかトイレを我慢していたとかそういうことばかりだ。
当時愛国キャラのゼブ・コルターというおじいさんマネージャーがいて、彼は
「真のアメリカ人が居なくなったのは、スペイン語やイタリア語をしゃべるやつらが
壁を越えて入り込んで来るからだ。
追い返せ、真のアメリカ人よ!」と移民ヘイトマイクをするのだが、
この時観衆はみんなブーイングしていた。
実況席も「彼の言うことに耳を貸すアメリカ人はいません」なんて言ってたけど、今はどうよ。
それを言う人が大統領だものねー。これが7年の歴史だ。
ちなみにその後に大統領になる人もこの時観客席に来ていて紹介されていた。
そしてWWEは今コロナに喘ぐ。
無観客で試合は続けているけれど、当然興行収入は入らずテレビ収入とネットワーク収益だけ。
でも無観客で華やかなことができないから当然つまらなくてネットワークも解約祭り。
月に四億四千万円のコストカットが必要ということで、とにかく人を切りまくった。
まずは音響とか映像という裏方、そして古参レフリーと大量のレスラー。
もちろんバックステージのコーチたちやシナリオライターまで。
そこまでしても生き残れるのかわからない状況だ。
絶対倒れないと思っていた太い屋台骨がかしいできている。
まさかこんなことになるとは、去年には全く予想していなかったよねー。
倒れる前に何とか収束して欲しいものである。