この本、面白かったですよ!
アラル海の辺りの国で、国を治めることになった少女たちのお話。
話自体は軽くて、まあ上手く行って良かったね系と言えるのだけど、
普段ほとんど入って来ない中央アジアの雰囲気が伝わって来て興味深いのだ。
旧ソ連に属していた中央アジアのことはほとんどテレビのニュースに載らない。
単に「スタン系の国は独裁国家だからワイロが横行」というイメージくらいか。
だから「イスラムゲリラ=怖い」という図式で捉えがちだけど、そこにはそれに至る考え方があるのだーとか、
エコや自然破壊が、単にどちらが悪と言いきれないという問題や考え方などにはちょっと虚を突かれる。
なるほど遊牧民の生活なんて知識としては知っているが実際に見たこともないしやろうとも思わない。
だからその立場で考えたことなんてなかったから、自分が画一的な物の見方しかしていなかったとわかるのだ。
まあさすがに中央アジアのことまで考えて生活するというのは無理なんだけど。
砂の香り、紅茶、水のない生活、汗すら乾く暑さ。
全く日本と違う国。それはそれで興味湧かない?
アラル海の辺りの国で、国を治めることになった少女たちのお話。
話自体は軽くて、まあ上手く行って良かったね系と言えるのだけど、
普段ほとんど入って来ない中央アジアの雰囲気が伝わって来て興味深いのだ。
旧ソ連に属していた中央アジアのことはほとんどテレビのニュースに載らない。
単に「スタン系の国は独裁国家だからワイロが横行」というイメージくらいか。
だから「イスラムゲリラ=怖い」という図式で捉えがちだけど、そこにはそれに至る考え方があるのだーとか、
エコや自然破壊が、単にどちらが悪と言いきれないという問題や考え方などにはちょっと虚を突かれる。
なるほど遊牧民の生活なんて知識としては知っているが実際に見たこともないしやろうとも思わない。
だからその立場で考えたことなんてなかったから、自分が画一的な物の見方しかしていなかったとわかるのだ。
まあさすがに中央アジアのことまで考えて生活するというのは無理なんだけど。
砂の香り、紅茶、水のない生活、汗すら乾く暑さ。
全く日本と違う国。それはそれで興味湧かない?