ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

Panda Diplomacy

2021-08-25 00:11:30 | 趣味
パンダは群れを作らず自分の縄張りに独りで暮らす動物なのだという。
なので動物園では一歳くらいで母親と離して一人暮らしをさせる。
次の赤ちゃんパンダを産むためにもどうしてもそうなってしまうという一面もある。

楓浜もどんどん大きくなって九か月を迎え、そのお別れの日が近づいている。
でも身体は大きくてもまだまだ赤ちゃん。
お母さんに構って攻撃、チュッチュ攻撃。ずっとお母さんを意識して生活している。
そんな甘えっこをお母さんと離したら、ずっとお母さんを待ってノイローゼに
なってしまうのではないかとか、可哀想でたまらなかった、以前は。
今は楓浜よりむしろお母さんの良浜の方が心配になってきている。
とにかくしっかり子育てしている良浜。
甘えさせるけど厳しく、心を砕いて子育てしているの本当によくわかる。
今まで良浜は七回の出産を得て十頭の子を育てている。
つまりもう10回もお別れをしているのだ。
5年前に生まれた結浜とのお別れの日の動画がYouTubeに上がっていたが、
もうサムネを見るだけで泣けてしまう。
明日もこのままが続くと思っている結浜と、なんとなく感づいている良浜。
最近の楓浜に対する良浜の態度もお別れが近くなっていることに対する危惧が感じられるのだ。
ああ、つらい。
絶対にお別れの日は観られないし泣く。号泣必死。
こんなになるならパンダの世界など知らなければ良かった…。

知ってた?パンダは中国との約束で1動物園に1つがいしかいられないんだと。
パンダ外交と言うのは思ったよりも重い外交項目のようだった。