明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

放射能汚染を隠ぺいし続ける明治、「粉ミルク汚染源」の真相を公開せよ!

2012年03月14日 12時01分06秒 | レポート
 
日本乳業協会会員企業の製品検査を発表、しかし数値を公表せず一括「適合」とは?


毎月1回、株式会社 明治・みずほ京橋支店・明治ホールディングスの3カ所で宣伝をしてきました。
今回の宣伝ポイントは、①は、学校給食用牛乳、幼児用粉ミルクセシウム汚染問題がいまだ真相を公表していない問題。明治は、粉ミルクの汚染源は大気汚染説の見解を出しただけで留まっている。特に、空気を取り入れる際の防塵「フィルター」は「企業秘密」として、構造、性能、効率など一切真相を隠し通しています。同時に、全社員から「秘密保持誓約書」、「情報取得・利用に関する同意書」を提出させ、損害賠償を求めるなど、およそ「脅し」とも取れる手段で、企業全体を秘密のベールで覆い隠すという食品会社としてのモラルに関わる重大な問題を持っていること。また、日本乳業協会が世論に押され協会加盟会社17都県・112工場、119製品についての検査結果が公表された。しかし、4月1日からの新基準値50ベクレル/㎏を超えるものはなく、すべて10ベクレル/㎏以下として、検査結果の「数値」の公表ではなく「適合」とした。消費者は、結果の数値をもとめているのであって、せっかく検査をしたのであればなぜ?という疑問を改めて抱いてしまうのではないでしょうか。まったく不適切な公表であることを報告しました。

②は、全国9事業所32名の都労委事件の件で、昨年11月30日「結審」になった後、都労委審査の中で明らかになった格差の存在、労働組合役員選挙に直接介入した手順など不当労働行為の数々、人権・人格をも誹謗した「赤虫」・「赤いゴキブリ」、「生産阻害者」・「職場秩序破壊者」など、本社の指示のもとで行われてきた歴史的な事実が立証された事実から、明治乳業は、人権・人格を返せ!と訴えました。

③は、明治グループの12年3月期の連結純利益が、前期比32%減の65億円になる見通しと発表された。従来予想(5%増の100億円)を大幅に下回り減益になる。この影響は、粉ミルクからの放射性セシウムが検出され販売が減ったことが響いたと言っているが、本質は、国民・消費者に対し真摯に向き合っていない、隠ぺい姿勢が見抜かれている問題。経営不振を労働者へ転嫁し、労働意欲が低下している問題。長期にわたる労働争議の解決能力が欠如している問題などから見た場合、浅野社長は時期株主総会で退陣することを求めることなど3カ所の場所で宣伝をしました。
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