明治乳業争議団(blog)

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12月3日に松本悟(千葉労連議長・明治乳業争議支援共闘会議議長)が明治HD社前で訴える

2014年12月10日 09時52分05秒 | レポート
明治HDに松本議長が社会的責任を求める。明治乳業争議を話し合いで解決せよ

乳業協会によると、TPPに参加すると、北海道のバターやチーズの工場は操業停止、全国の酪農家は壊滅状態になる

 明治HD社前にお集まりのみなさん、お疲れさまです。本日は、明治HDの浅野茂太郎会長に明治乳業争議を話合いで解決することを求めに参りました。
明治乳業争議の本質は、労働組合つぶしです。明らかに不当労働行為です。
なぜ解決をしないのか。たたかう労働組合をつぶした中山悠相談役、浅野茂太郎会長、川村和夫社長は、いずれもご用労組の出身です。この労使一体の幹部が、話合い解決に応じない。この社前を見てわかるとおり、玄関にガードマンを配置し、要請書受取も話し合いも拒否するという異常な態度をとっています。
 
 
 東京高裁の裁判長などが4回にわたって、長い争議なのだから和解で、話合いで解決したらどうですかと提案しましたが、明治HDはいっさい拒否しました。
それどころか、中労委に佐貫葉子・明治HD社外取締役を公益委員として派遣していました。また、都労委では東大の荒木尚志教授と中山悠相談役は同じ福岡県立修猷館高校の同窓、しかも、中山悠社長時代に東大に約5億円も寄付をしていました。要するに、不当命令は、利害関係者によって仕組まれたものと思われます。
こういう反社会的な行動をする明治HDで何が起きているのか、食の不祥事29件、社員の死亡事故7件、労働争議が絶えない、当然業績が低迷している。
 

 浅野茂太郎会長に呼びかけます。TPP参加を安倍政権がやれば北海道のバターやチーズの工場の操業が停止になる全国の酪農家が壊滅状態になることは、乳業協会が認めているとおりです。すなわち、明治HDそのものが倒産に追い込まれるような危機に直面すると言うことです。
経営が危機的な状況の中で、いつまでこういう争議をつづけているのか、今やるべきことは、社員や小売り、消費者や酪農家のことを考え、争議収拾を判断することです。
 
 中山悠相談役も浅野茂太郎会長もお国から旭日重光章、すなわち勲2等をもらいながら、長期争議解決の話合いにも応じない不当な態度は許されません。
私たちは、明治HDが社会的責任を果たし、明治乳業争議を解決するまで徹底的にたたかうと言うことを申し上げ連帯のご挨拶とします。共にがんばりましょう、ありがとうございました。
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