明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

株式会社明治の異常企業体質を告発宣伝

2015年02月12日 17時30分55秒 | レポート
株式会社明治の異常企業体質を告発宣伝


JR川口駅東口ターミナル~JR赤羽駅西口宣伝
 2015年1月24日

 (旧)明治乳業から新しく(株)明治に会社名が変わっても、29件もの不祥事が起きていることなど宣伝しました。
 いま、食品に異物混入など社会的問題になっているご時世、食の「安全・安心」がないがしろにされ、消費者に不安を提供しています。明治は、先がけて21世紀に入ってからも多発しています。
いま明治は、盛んにR-1ヨーグルト効果を大々的に宣伝をしていますが、以前は、インフルエンザに効果があるなどとして売り上げを図ったけれども、医薬品でもないことなどが消費者から疑問視され、それにとって代わる宣伝がされていますが、所詮、ヨーグルトに変わりはなく胃腸への働きがある乳酸菌だけです。その人の体質に合うか合わないかの価値であることです。
 かつて、2003年7月の関東工場(現・戸田工場)で製造された、明治プロビオヨーグルトLG21に「ガッセリ菌」が添加されずに製造を終了。責任者は、ヨーグルトに変わりないとして製造を続行させ、消費者に販売するという「不正」を働いた。争議団は、直ちに検体を買い求め分析を依頼しました。検査結果は、正常値と比較して100/1以下の結果が報告されました。
 特に、このガッセリ菌は、通常の乳酸菌と違い増殖しない代物です。明らかな不正行為にも関わらず「隠ぺい」し続けていることなどを訴えました。
 チラシは、川口駅で約420枚、赤羽駅は460枚受け取っていただきました。
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明治HDの筆頭株主「みずほ銀行大阪支店」へ争議解決に役割果たせと要請行う

2014年12月11日 10時28分27秒 | レポート
12月5日 大阪争議支援総行動

 「みずほ銀行は争議解決に向けて行動せよ」と銀行支店前行動をしました。

八尾労連議長大関さんの司会で進行、主催者挨拶に大阪労連遠近さん、連帯挨拶を大阪争議団共闘会議特別幹事槌谷さん、大阪労連大阪市地区協事務局長矢野さんからいただきました。当該決意を副団長加藤がおこないました。

【シュプレーヒコール】
○明治は長期争議解決の決断をせよ!
○明治は食の安全・安心を守れ!
○みずほ銀行は争議解決に向けて行動せよ!
○みずほ銀行は、メガバンクとして社会的責任を果たせ!
○大阪から全ての争議解決をめざして、団結ガンバロー、ガンバロー、ガンバロー

【要請団】
大阪労連事務局長 菅さん、金融ユニオン委員長 浦野さん、いずみ市民生協労組書記長 松本さん、大阪労連東部地区協議会議長 西口さん、当該争議団 井村で要請を行う。
銀行側から大阪支店のカスタマーサービス部長 吉富英幸氏、お客様サービス課 課長越本孝豊氏が応対。

【要請書】
2014年12月5日
株式会社 みずほ銀行
 大阪支店支店長 様
                      明治乳業争議支援関西共闘会議
                       議長 川辺 和宏(大阪労連議長)
                      明治乳業大阪・京都争議団
                       代表 糸賀  久
                                                                
要  請  書
 (株)明治(旧明治乳業)が半世紀にわたって取り続けてきた「人権無視」とも言える不当労働行為に対する私たちの闘いは30年にも及ぶ長期の争議になっています。昨年7月9日に交付された明治乳業「全国事件」への都労委命令は、「労働委員会の自殺行為!」と抗議が集中するほど異常なものでしたが、私たちは「人生このまま終われない」の一心で中労委での闘いを継続しています。
 今あいつぐ酪農家の廃業という事態の中で日本の乳業産業の将来に対する不安がかつてなく広がっています。乳業産業のトップ企業である明治が産業の将来を担っていくためにも、食の「安全・安心」という社会的責任を担う為にも、筆頭株主である貴社が明治に対し「労働争議は直ちに終結すべき」と、厳しく迫ることを強く求めるものです。
貴社も昨年から「暴力団関係者への融資問題」などをめぐって企業体質の抜本的改善が迫られる異常事態が続いていました。「これまで最高の3時間半にも及ぶ株主総会」などとマスコミでも報道されるほどの事態を通じて、林信秀頭取の新体制が確立されて今日に至っています。私たちは貴社が健全な企業体質を回復し、メガバンクとしての社会的責任、とりわけ日本経済を支えている中小零細企業にあたたかい金融機関として発展される事を期待するものです。
 ご承知の通り、今年の明治HD株主総会で、旧明治乳業出身の浅野茂太郎社長が会長に就き、旧明治製菓出身の松尾正彦氏が社長に就任しました。私たちは、社長交代の局面が争議全面解決にとっても、旧明治乳業時代からの「三つの異常体質」すなわち①不祥事・不正行為が絶えない、②死亡災害が絶えない、③労働争議が絶えないという異常体質を改善するためにも重要な時期と考え運動を強化しています。
 今、めいじHD及び(株)明治の経営陣に求められているのは、厳しい環境下で低迷する経営不振からの脱皮にむけ、異常体質の象徴である30年にも及ぶ長期争議を終結させる決断なのです。
貴社が筆頭株主として、自らの体質改善を一層すすめられると同時に、明治HD及び(株)明治に長期労働争議全面解決への決断を強く迫られることを改めて要請するものです。
以上
【銀行対応】
 要請の中で銀行側から、この様な要請を他の支店のもしているのか、明治との交渉とかどんな考えをしているのかなど等質問がありましたが、結局はいつもの通り、一支店としてお答えすることは出来ないので、本日の要請内容はしかるべき部署にきちんと伝えます、と。
 「うちも客商売だし、大きなマイクでやられても困る。前を通る人には関係のないことだし、近隣の事業所からクレームがこないとも限らないし・・・」等と内面が吐露されました。
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解決の決断も出来ないでいる明治HDの浅野会長、松尾社長の経営能力の無さを訴える

2014年12月10日 11時07分53秒 | レポート
解決の決断も出来ないでいる明治HDの浅野会長、松尾社長の経営能力の無さを訴える


12月3日 明治HDに対し抗議と解決への決断できない浅野・松尾経営陣を批判 

 
 総行動に参加の皆さんほんとうにご苦労さまです。明治乳業争議団の小関といいます。
さて皆さん、私たちのたたかい、市川工場事件からもう30年間を迎えます。そして今、中労委で争っている全国9つの事業所32名の事件からも20年と云う、本当に長いたたかいになっていますが、その最大の原因は、連帯のご挨拶にもありましたように、旧明治乳業時代からこの明治HDにまで引き継がれている、異常な企業体質にあるわけであります。もちろん、不当労働行為や差別を免罪した労働委員会や司法の責任も極めて重大でありますが、この判断を拠り所にして、不当労働行為と差別の「やり得」を決め込んでいる、この明治HDの浅野茂太郎会長の責任は極めて重大であります。

 私はこの場所から、いままでも何度も告発しています。すなわち、明治乳業は1960年代後半から全国的に高揚する、まともな労働組合に危機感を強め、会社の意のままになる労働組合に変質させるために「インフォーマル組織」をつくり、そして皆さん、労働者を「赤組」「白組」そして「雑草組」などと分断して、赤組の申立人らには徹底した昇給・昇格差別や仕事差別をやる、このような攻撃を長期に行ってきたのです。
皆さんこの事実は、労働委員会や司法が如何なる判断を下そうとも、絶対に許されることのない、まさに、歴史的な企業犯罪なのであります。

 私たちいま、「労働委員会の自殺行為」との抗議の声が止まない、不当命令の全面的な見直しを求めて中央労働委員会でたたかっています。しかし皆さん、いま最も厳しく問われなければならないのは、30年にも及ぶ長期労働争議を、解決の決断も出来ないでいる明治HDの浅野会長、松尾社長の経営能力の無さの問題であります。
改めていうまでもなく、食品大手企業である明治HDの社会的責任は、「安全・安心」な製品を国民・消費者に提供することであります。この命や健康をはぐくむ食品企業において、製品の不祥事・不正行為が絶えない、死亡災害が絶えない、そして、人件否定による労働争議が絶えない、などが許されるでしょうか。
私は、経営陣に対し、こんな食品企業には未来はない、いずれ消費者・国民から見離されると厳しく警告するものです。

 皆さん、おわかりのように明治乳業争議団も、高齢者集団となりましたが、企業の横暴には絶対に屈しないという怒りのエネルギーは、絶対に衰えることはありません。
行動参加の皆さんのお力も頂きながら、必ず全面解決への道筋を切り拓く、その決意を申し上げまして、今日のこの冷たい風のなかお集まりいただいたお一人お一人への、当該争議団を代表しての感謝の気持ちと致します。ありがとうございました。


【要請書】
2014年12月3日
明治ホールディングス株式会社
代表取締役社長 松尾 正彦 殿            全労連・東京地評争議支援総行動
実行委員会 委員長 小田川 義和
                           明治乳業争議支援共闘会議
                            議長 松本  悟
    明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団
                            団長 小関  守
要 請 書

わたしたちは、労働組合の全国組織・ナショナルセンターである全労連(21単産・47地方組織・110万人が参加)であり、首都東京のローカルセンターである東京地評(52単産・32地域組織・47万人が参加)です。わたしたちは、不当な解雇の撤回、労働者いじめの根絶、労働組合に対する不当労働行為の一掃をめざして、全力でとりくんでいます。

 わたしたちは、すべての企業が、利益至上主義・株主偏重の経営体質を改め、労働者と国民、地域と環境を大切にすることを求めています。わたしたちは、すべての企業が、日本国憲法と労働基準法や労働組合法などの労働諸法を守るとともに、社会的規範や企業倫理・モラルを守り、コンプライアンス(法令遵守義務)を強化し、その社会的責任(CSR)を果たすよう強く求めています。

 本日の「12・3全労連・東京地評争議支援総行動」には、全国から34の労働組合や争議団が参加し、「すべての争議の早期全面解決を!」、「裁判所・労働委員会は公正な判断をおこなえ!」、「許すな!安倍『雇用改革』、なくそうブラック企業!」、「震災復興、原発ゼロ社会を実現しよう!」、「憲法を職場とくらしに活かそう!」をスローガンに掲げて、関係各社に申し入れ・要請行動をさせていただいております。

 貴社におかれましては、企業の社会的責任を果たし、一日も早く良好な労使関係を確立するためにも、関係する争議の全面解決のため真摯に努力をされるよう、以下の諸点を要請します。


一、旧明治乳乳業時代から浅野茂太郎前社長が抱えてきた、「負の遺産」である長期労働争議を引き継ぐことなく、貴殿の積極的な判断で全面解決が図られることを強く求めます。
一、貴社をめぐる厳しい経営環境は「労働争議を継続」すべき状況ではなく、貴殿を始め経営陣の経営能力・判断が厳しく問われています。労働委員会の判断を待つまでもなく、直ちに全面解決に向けた交渉が、真摯に開始されることを強く求めます。
一、東電福島原発事故から3年半余が過ぎましたが、いまだ放射能汚染など収束のメドすら立
 ちません。牛乳など乳製品の検査数値を基準値以下でも消費者に公開し、安心して選ぶ選択権を保障することを強く求めます。
 上記、重ねて強く要請いたします。                       
以上


【抗議のシュプレヒコール】
一、明治HDは、長期争議の解決を決断せよ!
一、松尾社長は争議解決を決断せよ!
一、浅野会長は争議の当事者責任を果たせ!
一、明治の不当労働行為は許さないぞ!
一、差別のやり得は許さないぞ!
一、明治は、食の安全・安心を守れ!
一、明治は、放射能汚染を公表しろ!

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争議解決しない限り 明治乳業のブラックな歴史の告発と明治HDの社会的責任を追及していきます

2014年12月10日 10時31分48秒 | レポート
12月3日 明治HDに訴える福島圭さん(新宿区労連常任幹事・明治乳業争議支援共闘会議幹事)

 明治の社員いじめの「ならず者」はどっちか  
 
 
ご紹介いただきました新宿区労連の福島です。ご通行中の皆さまにも是非聞いていただきたい、そういう思いでこの場に立っています。いま、パワハラやブラック企業という言葉がすっかり定着してしまいましたが、この明治HDと云う会社、ブラックな体質と歴史を抱えています。明治乳業は、社員を散々イジメ、人権侵害を繰り返してきました。ではどの様な社員が差別されてきたのか、明治乳業は、利益を追求するあまり人減らし合理化をして、現場のことも全く考えず人減らし合理化を強行して、工場で働く人たちがたくさん体を壊していきました。
 
 
こんな状況で人様の口に入る製品を責任もって作り続けることは出来ない。そういう思いで職場環境の改善と労働条件の向上を求めて会社に対し声を出していった、そういう社員を明治乳業は、毛嫌いして、ならず者集団だとそんなふうに誹謗中傷して徹底的に差別し排除してきたのです。そのやり方がほんとうに陰険でひどい、まさに、ならず者とはどっちか、明治乳業は、私から言わせれば本当にコールタールの様に真っ黒なブラック企業だったと思います。
 
 
 そして、明治乳業が明治HDになってもその体質は引き継がれている、だからこそいまに至るまで争議が解決できないでいるんです。明治HD役員の皆さん、一刻も早くこの争議を解決する、そういう決断をしてください。そしてこの会社は、あ、信頼に足る会社だったんだとそう云うふうに消費者でもある私たちを安心させていただきたいと思います。役員の皆さんにその決断が出来ない限り、私たちは何度でもこの場に集まって明治乳業のブラックな歴史の告発と明治HDの社会的責任を追及していきます。そのことをきっぱり申し上げてこの場での私の連帯の挨拶にかえさせていただきます。
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働く者の人権が守れない企業には食の安全を求める私ども消費者の安全を守ることも出来ません

2014年12月10日 10時11分18秒 | レポート
12月3日明治HDへ訴える 柴田真佐子さん(日本婦人団体連合会会長)

 たたかいに立ち上がっている皆さんこんにちは。ご紹介いただきました日本婦人団体連合会柴田でございます。
明治乳業の不当労働行、為差別のやり得は絶対に認めないと不屈にたたかい、あの都労委の超不当命令に断固たる抗議すると共に、いま中労委で救済命令を出させるために頑張っていらっしゃいます明治乳業争議の皆さまに、心より連帯の挨拶を送ります。
 
 私ども女性団体は、食の安全・安心を守り子どもたちの安全と未来を守る運動にご一緒に取り組んでまいりました。学校給食用牛乳や乳幼児粉ミルクからセシウムが検出されたときに、明治乳業は基準値以下を理由に安全性を強調し汚染原因の解明や独自検査の数値公表等も一切の拒否をいたしました。
日本乳業協会と私ども話合いを持つことが出来ましたけれども、明治乳業は消費者である私たちとの面会も要請文を受け取ることも拒否をいたしました。大企業としての社会的責任、これをどの様に考えているのかと憤りを覚えます。

 争議団の皆さまは、会社に対しては検査の独自検査を行い基準値以下でも数値を公表し、消費者に製品の選択権を保障すること、このことを一貫として求めております。また行政には、汚染検査を酪農家単位でも行い学校牛乳や乳児用製品から汚染原乳を遮断すること、そして酪農家への損害賠償は請求にもとづき東電への指導も含めて国の責任で全面的に行うこと、などを提起しております。
この様に争議団は、食の安心・安全と子どもたちの未来をまもる運動でも頑張っていらっしゃいます。
 
 明治乳業は、会社にものを言う労働者、労働組合を敵視し仕事や昇給、昇格差別などの人権侵害を長期にわたっておこなっています。
食の安全をめぐっていろいろ問題が起きています。ブラック企業が社会的問題になっています。働く者の人権が守れない企業には食の安全を求める私ども消費者の安全を守ることも出来ません。明治乳業争議の解決は、働く者の尊厳を守ることと同時に、食の安心・安全にとっても、とっても大切なことなのです。争議の1日も早い解決のために、私ども婦団連も微力ながら支援いたします。勝利の日まで頑張りましょう。連帯の挨拶と致します。
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