明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

第48次座り込み行動は丸4年の節目、「職権和解」が出されている中話し合い解決を求める

2019年12月22日 15時13分03秒 | お知らせ

 2016年1月にスタートした座り込み行動は、中央労働委員会審査に於いて全ての証人調べが終了した時点から、自主的話し合いでの解決をめざすことから始めた行動です。今回の第48次(2019年12月)で丸4年の節目を迎える行動になりました。この行動(延べ69日間、1234団体・2737人、93時間40分)

 主な行動場所を親会社「明治ホールディングス株式会社」前に据え、時に、明治乳業本社(江東区)を組み込み行ってきましたが、明治乳業株式会社から「株式会社 明治」と企業名が変更された後、現在行動をしている「京橋エドグラン」に本社活動が2016年12月に移設された時点から継続してきています。

 中労委命令「付言」は、集団間格差を「紛れもない事実」と認め、不当労働行為意思も「会社は非難を免れ得ない」とした上で、「当事者双方の互譲による合意」をもって解決すべき道筋を示したのです。そして、東京地裁及び東京高裁の「和解勧告」も、この立場が貫かれているものです。

 

明治乳業争議支援共闘会議・松本議長は訴えます。

 

ユーチューブ動画でご覧下さい。

https://youtu.be/ejIqXT_7u5U

 

JCU(ジャパンキャビンクルーユニオン副委員長)・諏訪幸雄さん

ユーチューブ動画でご覧下さい。

https://youtu.be/xI-53wlfz9k

航空連・JAL乗務員争議団 副団長・和波宏明さん

ユーチューブ動画でご覧下さい。

https://youtu.be/ZiH_0_tzg7Y

 

食品関連一般労働組合(食品一般ユニオン)・書記長 佐藤泰文さん

ユーチューブ動画でご覧下さい。

https://youtu.be/4eX_00DBdQg

 

明治乳業争議団・松下秀孝福団長

ユーチューブ動画でご覧下さい。

https://youtu.be/yhtC1vi4jWw

シュプレヒコール

一、(株)明治は、格差と人権侵害を認めた中労委命令に従い全面解決を決断しろ!

一、(株)明治は、高裁の「和解勧告」を受入れ、人道上も許されない35年争議の全面解決を決断しろ!

一、製品不祥事・不正行為に対し、消費者の信頼に応えろ!

明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、 団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

 

 

 

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全労連・東京地評争議支援総行動 (株)明治へ高裁「職権和解」に応じよと250名が結集

2019年12月22日 10時33分22秒 | お知らせ

主催者挨拶 東京地評・荻原 淳議長

ユーチューブ動画でご覧下さい。

https://youtu.be/B1iPiOGTNvs

 明治乳業争議の闘いを支援する仲間の皆さん、行動参加大変お疲れ様です。東京地評議長の荻原です。全労連・東京地評争議支援総行動・明治本社前行動の主催者として挨拶申し上げます。

 私たちは、一人の労働者の不利益も許さず、すべての争議の勝利をめざし、多くの争議団とともに闘いを進めてきました。会社や当局の横暴、闘う労働者や労働組合への攻撃がいっそう強まっており、労働者の人権侵害、不当な差別や攻撃を許さないため、闘争強化が求められています。

 明治乳業争議団と支援共闘会議の皆さんが、食の安全と働くものの人権を守り、争議の早期解決をめざし不屈に闘っていることに敬意を表します。

 皆さん。東京高裁が職権和解を勧告しました。争議は重要な局面を迎えています。争議団は誠実に努力する決意を示しています。明治及び明治ホールディングスは、35年にわたる長期争議の解決にふさわしい対応を行うべきです。原告は、長年の差別の解消、累積する格差の是正を求めています。中労委命令の付言は、当事者双方の互譲による合意をもって紛争の全面的解決を目指すべきである、殊に会社に対して、より大局的な見地に立った判断が強く期待されている、と指摘しています。これを生かしてこそ、争議を真に解決することが可能です。また、2020年東京オリンピック・パラリンピック前に、和解の話し合いを前進させる決断をすべきです。和解解決に向けて、会社も誠実な対応を行うことを強く求めます。

 明治の労働組合敵視、組合員差別は異常な長期にわたっています。消費者と労働者の利益を守って闘うものへの差別や排除を許すわけにはいきません。明治乳業は何十年も、差別、不当労働行為を繰り返し、賃金や昇格の差別を続け、労働委員会や裁判所の和解勧告も一切拒否してきました。異常な体質の企業です。労働者・労働組合を差別し抑圧し続ける企業が、消費者に安全で安心、良質の食品を提供することはできません。数々の事故や不祥事が起こっていますが、働く者の人権を守らない企業が、消費者の人権、健康、安全を守れるはずがありません。

 皆さん。このような明治が、2020年東京オリンピック・パラリンピックの食材提供企業となっています。労働争議を解決する気がない、不健全な企業体質のままでは到底認められません。争議を直ちに解決し、労働者の人権と尊厳を守る企業、消費者の命と健康、食の安全を守る企業に、体質を根本から転換することを求めます。

 争議団と支援共闘会議は、争議解決をめざし闘い続けてきました。何としても早期に解決し、会社に謝罪・反省させ、仲間の権利を全面回復するために力を尽くそうではありませんか。すべての労働組合が連帯し、さらに支援の輪を広げ、力を合わせて正念場の闘いを強めることをお願いし、東京地評も全面解決まで闘いぬく決意を表明し、挨拶とします。ともに頑張りましょう。

連帯挨拶 明治乳業争議支援共闘会議・松本 悟議長

ユーチューブ動画でもご覧下さい。

https://youtu.be/wJkft03YKWE

明治乳業争議支援に、御多忙中にも関わらず、駆けつけていただいたみなさんに心からお礼を申し上げます。

 本日の社前集会の目的は、東京高裁の職権和解勧告に基づき、明治HDの川村和夫社長と松田和也(かずなり)社長に話し合いのテーブルにつくことを求めに参りました。

 この争議の本質は何か。利潤第一主義に邪魔になるたたかう労働組合つぶしの不当労働行為事件です。もの申す社員に赤組のレッテルを貼り、「アカムシ」とののしり、徹底した人権侵害と賃金差別を行いました。

 大阪工場の正社員の糸賀さんは、高卒40年勤続で一回も昇格せず、年収200万円の賃金差別を受け、退職時の基本給は15万円でた。労働争議は労使が話し合わなければ解決しませんが、明治は一切の話し合いを拒否しています。食品関係では、雪印もネスレも話し合い解決しました。また、派遣切りのいすゞ争議も裁判では負けましたが、最後は話し合い解決をしました。いすゞのたたかいは、映画になりました。

 到達点は、どうなっているのか。

苦節34年、ようやく潮目が変わり、中労委は賃金差別も人権侵害も認め、会社に話し合い解決を求めましたが会社が拒否、続く、東京地裁は裁判長が二度にわたり和解勧告をしましたが、これも会社は拒否し、今、東京高裁の職権和解勧告にもとづき、話し合い解決を目指して運動しています。

労働争議を解決しないい会社は疲弊します。

株価は、一万円越えが今では7500円台で低迷、今年の4月から9月決算は、純利益がマイナスです。食の不祥事は、2000年以降36件、死亡事故も7件、解雇争議など争議も12件繰り返す反社会的企業です。その結果がリストラの嵐です。根室工場、北陸工場閉鎖を打ち出し、今では子会社の蔵王食品も閉鎖を打ち出しました。

 行き詰まりの打開策として、明治は徹底したコスト削減を社員に命じているが、「現場でできることなど、とうに無くなっている。一体何を削減しろと言うのか」と悲鳴が上がっています。そして、150億円投資してオリンピックのゴールドパートナーになり、食材を売り込もうとしています。しかし、賃金差別など人権侵害をする会や食の安全を守らない会社の製品は、食材提供基準違反で通用しません。

また、中国の天津に新工場設立など、世界に打って出ようとしていますが、そもそも、粉ミルクセシウム汚染事故を隠ぺいしたため中国から粉ミルク事業は撤退しています。食品事故多発、労働争議多発のブラック企業は世界に通用しません。

その結果が、明治の海外売上高比率は5%で低迷のままです。ILOは、明治がやっているパワハラ・セクハラを禁止する国際条約を採択しました。明治は世界から孤立しています。明治は、売れなくなった消費を売り込むため、高カカオチョコレートは脳の若返りに効く、Rー1ヨーグルトはインフルエンザに効くとあさイチなどで大宣伝し、売り込みました。しかし、メディアに批判され、国会で追及され、嘘がばれ、売れなくなってきています。

 みなさん、明治乳業争議団65人中、すでに15人がならず者の烙印をおされたまま、無念にも他界しています。平均年齢も75歳を超え、これ以上の長期化は、人道上も許されません。

 市民のみなさんにお願いします。私たちは断腸の思いで明治製品の不買を決断しました。不買行為は、ボイコットさんが提唱した消費者の正当な権利です。森永ヒ素ミルク事件もお母さんたちの不買運動で解決に追い込みました。ご協力、よろしくお願いします。

 今、食品企業に求められていることは、食の安全を守ることと、社員の人権、尊厳を守ることです。このことなしに、明治の発展はあり得ません。

 社員・消費者・酪農家・商店・株主のみなさんに訴えます。私たちはこのあらゆる争議が解決するまでたたかいます。

 食の安全と8時間働いたら、普通に暮らせる社会をめざして、ご一緒に運動しましょう。勝利するまで、たたかいますので、ご協力のほど、よろしくお願いします。ありがとうございました。 

連帯挨拶 日本婦人団体連合会・柴田 真佐子会長

ユーチューブ動画でご覧下さい。

https://youtu.be/ihGuwtcJqsA

 争議総行動にご参加のみなさん お疲れ様です。ご紹介いただきました日本婦人団体連合会・婦団連の柴田です。婦団連は「平和を願う女性の力を一つに」と朝鮮戦争のさなかの1953年4月5日に結成され、初代会長は平塚らいてうです。以来、平和・ジェンダー平等の実現に向け運動をしています。婦団連は、食の「安全・安心」を守り、子どもたちの安全と未来を守る立場で、明治乳業争議を支援してきました。

会社は、今回の高裁の「職権和解」を真摯に受け入れ、早期解決をしてほしい。このことを訴えにきました。救済申し立てから35年。長い年月が経ちました。人間の尊厳をかけて闘ってきた皆様も高齢になってきました。すでに15名の方が他界しています。人道上も放置が許されない異常な長期争議です。今こそこの機会に、解決すべきです。

婦団連は今までに、女性団体が集まって中労委に要請にも行きました。ですから、中労委命令の「付言」を読んだとき、争議の全面解決への道筋に結び付く、重要な提唱であると思いました。

中労委命令「付言」は、集団間格差の存在を「紛れもない事実」と認め、不当労働行為に関しても会社は「非難を免れ得ない」としました。明治乳業時代の異常な労使関係について明確に判断したうえで、「当事者双方の互譲による合意をもって解決すること」への道筋を示したわけです。ですから、この中労委「付言」の立場で、一日も早く解決をしてほしいと思います。

この間、「学校給食牛乳」異臭問題もありました。「異臭」を「風味」と言い換え、発生原因を酪農家や子どもの感覚にすり替える等、自社の責任を認めようとしませんでした。「脳の若返り」を謳った高カカオチョコレートの問題もあり、国会でも追及されました。

争議を抱えたままでは、東京オリンピック・パラリンピックゴールドパートナーの資格が問われます。東京オリンピック・パラリンピックに向けて争議解決こそが明治が国際的な信用を得ることになるのではないでしょうか。世界企業としてオリンピックに参加する、その前に、この長期にわたる賃金差別争議を話し合いによって解決をすることを訴えたいと思います。

食の「安全・安心」は食品会社の命です。私たち消費者は安全で安心な食べ物を食べたいと思っています。働くものの人権を守れない企業には、食の安全を求める私たち消費者の安全も守れません。明治乳業争議の解決は働く者の尊厳を守ることと同時に、「食の安全・安心」にとっても大切なことです。

経営者の皆さん、高裁の「和解勧告」を受け入れて、一日も早く争議を解決すよう要請します。

争議の一日も早い解決のために、婦団連も微力ながら支援します。ともに頑張りましょう。連帯のあいさつとします。

連帯挨拶 株式会社に「食の安全」求める全国の会賛同呼び掛け人・藤田まつ子さん

ユーチューブ動画をご覧下さい。

https://youtu.be/3ZrQFMLafjU

● みなさん。こんにちは。  藤田まつ子と申します。

みなさん。私 実は、明治のチョコレートが大好きなんです。特に明治のアーモンドブラックチョコレート。そう 甘さ控えめでいて華やかなカカオの香りが口いっぱいに広がる あの「明治アーモンドブラックチョコレート」が大好きなんです。本当は・・・

 でも もう 買うの やめました。食べること やめました。毎朝食べていた「明治ブルガリアヨーグルト」も 買いません。食べません。

明治おいしい牛乳も、買いません。絶対飲みません。6歳と3歳の孫たちに「キノコの山」をねだられても・・・心を鬼にしてダメと。

まるで鬼バアバです。

なぜか・・・それは「明治」という食品会社の作る牛乳やヨーグルトそしてチョコレートなどが本当に安心して食べられるものなのかと疑問を持ったからです。働く人の人権を守れない「明治」という会社には「食の安全」も守れないと思ったからです。

 実際に牛乳の産地偽装はじめ、製品事故や不祥事の数々も明らかになっていますね。いのちや健康に直結する食べ物 食品会社の社会的責任は重いはずです。

私は、「食の安全・安心」と働く人たちの人権を守るためにも、明治乳業争議が全面解決するまで明治の製品は 買いません。食べません。

 みなさん。一昨年76歳で亡くなった私の夫は、かつて、職場の自由と民主主義を求めて東京電力を訴え、闘った東京電力人権裁判原告の一員です。明治乳業争議団の皆さんとは千葉県争議団の仲間として、苦楽を共にし、歩んできました。息子が生まれたその年に提訴し、二十歳を向かえたその年に勝利和解。20年間に及ぶ闘いでした。明治乳業争議は、市川工場事件からは、すでに34年目、争議団の皆さんは、すでに平均年齢75歳を超え、まさに命がけで闘っています。

 社長に申し上げます。 あなたが中央労働委員会や司法の和解解決に向けた働きかけをかたくなに拒否し、多くの消費者や各方面からの要請に背をむけていることに強く抗議します。 そして、一刻も早く解決のための話し合いに応ずることを求めます。

 働く人たちの人権が守られてこそ、消費者が願う「安全・安心」の製品ができると思います。私は、「明治」という会社が「食の安全・安心」という社会的責任を担い、職場で働く人たちの人権を守るためにも、明治乳業争議が全面解決するまで、

「明治の製品は、買わない。飲まない。食べない」ことを あらためて宣言します。

争議団決意表明・小関 守 団長

ユーチューブ動画でご覧下さい。

https://youtu.be/OQ3C1T

 

社前総行動に興味を抱いた外国人の質問に、JAL客乗争議団の細井さんに英語で話された内容を紹介します。

 

話しかけてきた方は、ジャーナリストとおっしゃっていましたが、

「何をしているのか?」

「明治乳業という、日本で有名な牛乳やチーズやヨーグルトを生産している会社で、国際的にもビジネスを行っているのだが、その会社が労働組合の活動家に対して、何年働いても低い地位、低い給与のまま、据え置いてきた。彼らは、それに対して会社に強く抗議しているところだ」

「ストライキをしているのか?」

「いや、今は彼らは全員、退職している。30年以上もその回復を求めて、会社を相手に闘っている。そして、私たちは、それをサポートしているいろいろな労働組合だ」

「それは、素晴らしい!」

というやり取り(英語で)がありました。

 

シュプレヒコール

 一、(株)明治は、格差と人権侵害を認めた中労委命令に従い全面解決を決断しろ!

 一、(株)明治は、高裁の「和解勧告」を受入れ、人道上も許されない35年争議の全面解決を決断しろ!

 一、製品不祥事・不正行為に対し、消費者の信頼に応えろ!

・裁判所・労働委員会は公正な判断をおこなえ!

・企業の横暴を許すな!

・解雇・差別をなくそう!

・ストップ安倍改憲!

・憲法を職場とくらしに活かそう!

・明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、

  団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

 

 

 

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株式会社明治・松田克也社長に話し合い解決求め、第47次座り込み行動で英語スピーチで世界へ発信

2019年12月18日 11時13分45秒 | お知らせ

 中央労働委員会(厚生労働省の外局の一つの機関)から事件解決への道筋が示され、東京地裁(春名茂裁判長)から2度の和解勧告に対しても「拒否」、現在、東京高裁(定塚誠裁判長)から判決びを指定した上で「職権和解」が出されています。争議団は真摯に受入れると同時に、中労委命令が示した「付言」の立場で、35年争議を解決するに相応しい内容を求めての座り込みを継続しています。

 第47次座り込み行動は、15団体35名の参加で冷たい小雨に見舞われましたが約40分の時間で株式会社明治・松田克也社長に対し自主的話し合いでの解決を求め元気よく訴えて終了しました。

 今回の柱は、11月15日行動で中国語のスピーチでの訴えに続いて、英語でのスピーチをJAL客室乗務員解雇争議団の細井さんに訴えをしていただきました。

 

ユーチューブ動画でご覧下さい。

https://youtu.be/qAaVzbzSqxI

Today, we want to tell the world.

 We are the group of Meiji dairies controversy and supporters. we have been fighting against Meiji Co. and their parent company Meiji holdings for product safety, wage discrimination for workers and correction of human rights violations. Please help us fighting against human rights violations such as wage discrimination and power harassment in Japan.

 Our colleagues have been working for Meiji since 1960s.  They have been requesting Meiji to establish the system to check the safety of their products and also to improve their working conditions by conducting the labour union activities which value the delivery of safe products to consumers.

However, Meiji prioritize profitability and wants to baffle the labour union activities which become obstacles to make profits.  They continue violation of human rights such as work discrimination and wage discrimination.

 What we would like to tell you is that scandals which threaten the safety of food, such as product accidents and dishonesties, have been continuously happening at Meiji.  “Do whatever to make profit” is their peculiar corporate culture and they are hiding it from society.

 Let me tell you an example.  In 2011, just after Fukushima’s nuclear power plant accident, radioactive caesium was discovered in Meiji’s milk powder.  It was originally a citizen’s group which alerted Meiji of its contamination.  However, Meiji concealed such information from the society for a week until media started to investigate the incident. Meiji quickly admitted the contamination and announced to recall 400.000 cans of the formula.  For one week, while Meiji had kept quiet about the fact of contamination, the contaminated milk was mostly consumed by babies.  Media reported widespread consumer distrust in Meiji’s milk powder business, and as a result, Meiji had decided to pull out of China’s baby milk market. 

 Now, we have formed an association for insisting on food safety against Meiji and taking Non-buying action until the labour dispute for human rights violation will be solved. This Non-buying, Non-consuming movement is widely spreading in Japan. 

 We would like to tell people in the world.  Meiji is targeting to grow internationally, and they are promoting milk business in Tianjin and Suzhou to have a market expansion in China. But now what Meiji is demanded from us is to observe The Ten Principals of the United Nations Global Compact, such as compliance of human rights.

 The labour dispute of Meiji has been under way over 30 years. Central Labour Relations Commission had acknowledged the fact of discrimination and human rights violations at Meiji and instructed the path of duty to them for a settlement. Furthermore, Tokyo District Court also advised Meiji to compromise. However, Meiji has been refusing to comply with these advices and the settlement of the labour dispute.

 We request Meiji to protect the product safety, human rights and dignity of its employees. We will keep fighting until Meiji improves their attitude. We ask your understanding and support to our fight ongoing in Japan.

 

【日本語訳】

 世界のみなさんに訴えます。

 私たちは、日本の株式会社明治と親会社明治ホールディングスに対し、製品の安全と働く者への賃金差別や人権侵害の是正を求めて運動している、明治乳業争議団と支援者です。賃金差別やパワハラ等の人権侵害と闘う日本の私たちに力を貸してください。

 労働争議を闘っている仲間たちは、1960年代から明治で働きながら、安全な製品を消費者に届けることを大切にする労働組合活動をしてきました。しかし、儲けることを第一に考える明治は、安全な製品のチェックや労働条件の改善を求める労働組合活動など、儲けの障害になる活動を潰すため、もの言う労働者に「赤組」のレッテルを貼り、仕事差別や昇格差別などの人権侵害を続けているのです。

 私が皆さんに訴えたいのは、差別やイジメなど人権侵害を続ける明治で、製品事故や不正行為など、「食の安全」を脅かす不祥事が続いていることです。そして、「利益のためなら何でもあり」の異常な企業体質で、全てを隠ぺいしていることです。例えば、2011年の福島原発事故の直後に、明治粉ミルクのセシウム汚染が発生しましたが、明治は市民団体からの汚染通報を一週間も隠ぺいし、マスコミが取材を始めてから慌てて汚染を認め、市場に出ていた40万缶の無償交換を公表したのです。しかし、一週間も汚染の事実を隠していた間に、汚染粉ミルクの多くが赤ちゃんに与えられたのです。

 この身勝手な明治に対し、マスコミは「こんな会社に粉ミルクを作ってほしくない」と告発しました。粉ミルク汚染事件は、中国の多くの消費者にも不安を広げ、明治への批判が強まる中で、中国で展開していた粉ミルク事業から明治は撤退したのです。

 いま日本では、「明治に『食の安全』を求める全国の会」が結成され、人権侵害の労働争議を解決するまで、「明治の製品は買わない、食べない」の大運動が広がっています。世界の皆さんに訴えます。明治は世界市場への飛躍を目標に掲げ、特に中国での市場拡大に向け蘇州や天津での牛乳事業を強めています。しかし、いま明治に求められているのは、「人権擁護」など国連グローバルコンパクト10原則の順守です。

 皆さん、明治の30年を超える労働争議に対し、中央労働委員会は差別や人権侵害の事実を認め、解決への道筋を明治に示しています。また、東京地方裁判所も和解勧告をしましたが、明治は労働争議の解決を拒否しているのです。私たちは明治に対し、食の安全と社員の人権、尊厳を守ることを求め、異常な労働争議を解決するまで運動を強めます。日本での私たちの闘いへのご理解とご支援をお願いします。

 

訴えの弁士は、支援共闘会議・松本議長

ユーチューブ動画でご覧下さい。

https://youtu.be/C2DisEMKfY0

 

千葉県支援共闘会議・山城事務局長

ユーチューブ動画でご覧下さい。

https://youtu.be/lZ57GFzq_oo

 

雨の中参加されていただきましたお礼と松田社長に向け争議解決への決意を井村副団長が訴えました。

ユーチューブ動画でご覧下さい。

https://youtu.be/MasdG2DWQH4

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