明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

明治乳業争議団と食品一般ユニオンと共同宣伝を坂戸工場(菓子製造)、埼玉工場(粉ミルク製造)で実施しました

2015年03月20日 19時16分34秒 | お知らせ
明治乳業争議団と食品一般ユニオンと共同宣伝を坂戸工場(菓子製造)、埼玉工場(粉ミルク製造)で実施しました


定例の事業所前宣伝 3月17日

2015春闘大幅賃上げめざし頑張りましょう。明治で働く皆さんの組合は、14年春闘はベースアップ要求をしていませんでしたが、今春闘は如何ですか。売り上げは横ばいですが利益を大幅にあげていると報告されています。是非とも頑張って大幅賃上げを勝ち取ってくださいと激励しました。

食品一般ユニオンからの訴えチラシ

働く人のくらし・職場破壊はもうゴメン  みなさん いきいきと働けていますか
みんなで力を合わせ   貧困と格差、ワーキングプアを無くそう

 いま労働者の4割が非正規労働者であり、ワーキングプア(働けど貧困)は1100万人を超えています。
 国会では残業代ゼロ法案や解雇自由化などが狙われています。安倍政権が狙っている生涯派遣・正社員ゼロ法案(労働者派遣法改悪)が通れば、不安定な労働者が増え貧困と格差はますます拡大していきます。
 いまこそ人間らしく生き働ける職場と社会、くらし実現のために力を合わせようではありませんか。

こんな悩みありませんか 

*非正規・派遣で差別されている
*サービス残業でただ働きしている 
*中高年になったときの不安がある
*有給休暇が自由に取れない
*労災、職業病でこまっている
*職場環境が悪くこまっている
*長時間過密労働でゆとりがない
*仕事上で差別されている
*セクハラや耐えられない言動がある
*要求や悩みがあっても出せない

どんなことでもご相談ください。
共に解決しましょう。

明治乳業争議団からの訴えのチラシ

こんなこと許せますか!

赤組・白組・雑草組と分類 これが明治乳業 労務管理の根幹
労働者を分断・排除の大合唱 どちらに帰属するかが踏み絵

 明治乳業(現㈱明治)という会社は働く人たちをどう思っているのでしょうか。
かつて職場の中では労働者を分断・分類した労務管理が横行していました。
 会社への帰属意識によって労働者を「赤」「白」と色分けし、その中間層の人たちを「雑草」として分類。赤とは組合活動をする人たち。白とは会社に迎合する者をさします。市川工場では秘密の職制連絡会議で、赤組には「ささいなミスもたたけ」「差別した仕事をさせろ」などと排除し、白組には「飲ませ食わせろ」「白組に義理を売れ」などと好意的に接していたのです。
 この帰属のあり方が踏み絵となって賃金・昇格・仕事・つき合いなどあらゆる面で差別の対象となっていきました。しかも、これは本社人事部が音頭をとり全国の主要工場で同じことが日常的にくり返されていました。
 長年によるこうした差別が積み重なって生涯にわたる格差は大きなものになっています。
 いま、その是正が中央労働委員会で審理されています。是非ご支援よろしくお願いします。

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15春闘勝利をめざす3・12千代田総行動展開 明治乳業争議解決を求め みずほ銀行本店へ要請

2015年03月13日 15時12分12秒 | お知らせ
15春闘勝利をめざす3・12千代田総行動展開 明治乳業争議解決を求め みずほ銀行本店へ要請


「生涯ハケン」「残業代ゼロ」・・・労働法制の改悪許すな! いのち、くらし、憲法を守ろう!

◆大幅賃上げ待ったなし ◆年金減額を止めよう ◆戦争する国づくりノー ◆許すな労働法制改悪 ◆差別、不当解雇許さず
など等要求を掲げ、早朝より終日行動を展開しました。

 明治乳業争議団は、明治HD筆頭株主・メインバンクである「みずほ銀行本店」に対し、長期に渡る争議全面解決に向けてたたかいを進めています。現在、全国9事業所32名のたたかいが中労委において、調査が進み3月23日の調査で、立証計画が確定されていく予定で、確定している審査6回期日からすると、遅くとも秋口には終了していく見通しになることから、30年の争議を全面的に解決させるためには、筆頭株主「みずほ銀行」が、解決させる気持ち、姿勢を取ることに尽きると強く要請しました。
 合わせて、6月株主総会にむけて質問書などの提出を準備していきますが、本日の要請内容を明治に伝え、返答の内容をもって明治、みずほにも向き合う態度をつくっていきたいことも要請しました。

 支援に駈け付けてくれた方々の立場から見た明治の姿勢は、争議団の皆さんに対する対応は、異常です。やはり、みずほさんが前面にでて本気をだして、解決への窓口を開かせる努力をお願いしたいなどと要請されました。

 異常な明治の姿勢が話されたことに関連して、3月10日に明治HD前で起きた警察権力を動員させ、宣伝を妨害させてきたことを申し添えておきました。
 明治HDが2009年に設立されることから、中央区京橋の明治製菓本社ビル前での宣伝行動を開始。これまでもパトカーや警部補を名乗る自転車組5~6人を動員させることなどが数回にわたりあったが、今回ほど頭ごなしに、「ビラ配布の届けを出しているか」と強圧的な態度は、これまで30年間なかったことだ。憲法21条には「一切の表現の自由は、これを保障する」とあります。などと説明したところ、担当者は、10日以前にもその様なことがあったこと初めて聞くところですと話していました。たぶん、要請に伺った時期と時間差があったことからでないかと思います。

 担当者は、しかるべき部署から要請のあったことを明治に伝えていきます。みずほとしても色々検討はさせていただきますとの回答に留まっています。


【千代田春闘共闘委員会としての要請書】

2015年3月12日

株式会社 みずほ銀行
代表取締役頭取  林 信秀 殿
                     
千代田区春闘共闘委員会
                         議長  小林 秀治
明治乳業争議支援共闘会議
                         議長  松本  悟
明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団
                         団長  小関  守
                                                              
要  請  書

 貴社は、「暴力団関係者への不正常な融資問題」により、金融庁から連続して処分を受けるなどの異常事態が続きました。そして、世論の厳しい批判などを背景に、企業体質の改善に向けた自浄能力の発揮が強く求められるなか、林信秀頭取の新体制に引き継がれてきています。
また、みずほFGの経営監視を担う取締役会議長には、昨年の株主総会で大田弘子氏(元経財相)が就任するなど、経営施策を通して体質改善への努力が見られましたが、失われた信頼回復に向けては道半ばという状況にあると言えます。私たちは、貴社が健全な企業体質を回復しメガバンクとしての社会的責任、とりわけ大企業優遇の「規制緩和」路線のもとで、厳しい経営が強いられている中小零細企業に暖かい金融機関として、発展することを期待するものです。

 ご承知のように、貴社が筆頭株主である明治HDの昨年の株主総会で、旧明治乳業出身の浅野茂太郎社長が会長に就き、旧明治製菓出身の松尾正彦氏が社長に就任しました。私たちは、社長交代の局面が争議全面解決への好機と位置づけ、貴社への要請行動の強化も含め運動を強めてきましたが、残念ながら解決局面の道筋には至っておりません。
しかし、これまでも指摘していますように、旧明治乳業時代からの「三つの異常企業体質」(①不祥事・不正行為が絶えない体質、②死亡災害が絶えない体質、③労働争議が絶えない体質)は、食品企業としては致命的な問題です。特に、異常企業体質の象徴となっている労働争議の全面解決は、企業イメージからも絶対に避けられない課題であることは明白です。

 現在、中央労働委員会で全国事件(9事業所32名)が審査中ですが、今年中には証人審問が終了する見通しであり、全面解決への道筋を切り拓くうえで極めて重要な局面を迎えます。
しかし、いま明治HD及び(株)明治の経営陣に求められているのは、第三者機関の判断を待つまでもなく、消費者の信頼に応えられる健全な企業活動を取り戻すことであり、異常体質の象徴である長期労働争議を、経営判断として自ら決断して終結させることなのです。
貴社が自らの体質改善を行うと同時に、明治HD及び(株)明治に対し長期労働争議全面解決への決断を、筆頭株主として腰を据えて強く迫られることを要請するものです。
   
以上
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明治が抱える労働争議が絶えない! 不祥事が絶えない! 死亡災害が7件! 明治の3つの異常体質を告発

2015年03月10日 18時00分38秒 | お知らせ
明治が抱える労働争議が絶えない! 不祥事が絶えない(30件)! 35年間で死亡災害が7件! 明治の3つの異常体質を告発


2015年3月10日

警視庁中央警察署から宣伝妨害受ける

 月定例3点セット宣伝(明治HD~みずほ銀行本店~(株)明治)を実施。
明治HD前の宣伝を午後1時から2時までの時間帯で宣伝中に、1時50分頃に警察官制服組・背広組が車から降りてきて、いきなり、チラシ配りの許可を取っているのかと詰め寄ってきた。これまで街宣許可を取りその様な許可をこれまで取ったことはないと反論すると、それなら直ちに止めろと妨害してきた。許可を受けなければならない条項はどの様なものか示しなさいと話すと、示す必要はない。直ちに止めろ、1時58分に警告をした。と言ってチラシ配る一人一人に言って歩く異常な干渉をしてきた。

 私たちは直ちに、強く抗議の意思表示を示し、労働争議当事者として宣伝している民事不介入だと抗議すると、民事不介入ではない、特定の者から110番あったのできた。どの様な内容で110番なのかと聞くと、通行の邪魔だということだと云う。
制服を着ているからと言って警察官とは限らない、警察手帳を求めると見せる必要はないと支離滅裂な態度を取り続けた警察官は、最後に「田中」と名乗っていました。

 これまで30年間宣伝をしてきたが、初めてのケースだ。仮に、一通行人が110番したことだとしても、制服組・背広組6人程が来たことは異常だ。
たぶん、明治HDからの通報であることは間違いないと考えざるを得ない。労働争議にかかる当事者間での問題に、警察権力が介入してきたことは、不当弾圧に等しい。今回の警察官の言動を受け重大な問題として、今後、宣伝行動を引き締めていく決意です。

 尚、今回の宣伝行動は、天気予報通り北風が強風となり、みずほ銀行本店前で宣伝を切り上げました。
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明治は放射能検査数値を公表せよ! 東電の原発再稼働許すな! 明治は争議解決を決断せよ!

2015年03月08日 18時14分13秒 | お知らせ
明治は放射能検査数値を公表せよ! 東電の原発再稼働許すな! 明治は争議解決を決断せよ!


3・7銀座デモ

 2015年3月7日、4回目になる「子どもたちの安全と、未来のために・放射能から命を守る」課題を掲げ、「銀座デモ」を実施しました。
音楽家ユニオンのデキシ-バンドを先頭に150名が参加し、東電本店から銀座通り、明治HDにかけて、「原発ゼロ」「再稼働許さない」「被災者に完全補償」せよ。放射能検査数値を公表せよ!明治は労働者イジメ、差別をやめろ!明治は、労働争議の解決を決断しろ! と賑やかに楽しくアピールを行いました。
 
 デモ出発集会で、明治乳業争議支援共闘会議・松本議長の主催者挨拶に続き、連帯挨拶を紹介します。

全労連女性部・長尾部長からの連帯挨拶

 福島の二本松に住む荒尾駿介さんが「命」という詩を書いています。安心して空気を吸って、安心して食べ物を食べて、安心して子育てをして、安心して眠る。2011年に綴りました。それがどんなに幸せであったことか。
 全日本教職員組合・全教では、福島の子供にのびのび会をという取り組みを2011年夏から始めました。福島の親子を埼玉や長野の山、そして琵琶湖や和歌山の海に連れていって、自然の中で過ごしてもらおうという企画です。
福島からやってきた子どもたちは口々に言います。土に触っていいの、お水に触っていいの、勝手に触っていいの、泥んこになって水遊びや土遊びをしたその子どもたちは、おもいっきり深呼吸できたと喜びます。
 子どもたちが安全と安心を奪われた3・11の原発事故から4年が経とうとしています。汚染水漏れは毎日のように深刻な実態が報道されるのに、安倍政権は、事故を収束したということにして、福島切り捨てと一体に原発再稼働を進めようとしています。いま私たちは、改めて、3・11が問いかけていること、そこに立ちのぼらなければと思うのです。原発事故は見えない放射能汚染によって甚大な被害と困難を生み出す他の事故とは全く違う異質の事故であることが明らかになりました。人類と原発は共存できません。原発ゼロへの決断が求められています。そして、食品の放射能汚染の不安を3・11によって、私たちは目の前に突き付けられました。食品によって放射性物質を体内に取り入れると、これが体内から出るまで長期にわたって内部被ばくを受け続けることになります。食品の規制値を厳しくすること、特に、影響受けやすい子どもたちについてその基準を厳しくすること、そして、食品ごとに検査をすること、その数値を公表することが求められています。
 私は、明治乳業に働く皆さんが、赤ちゃんが飲む粉ミルク、そして子どもたちが毎日飲む牛乳の安全を保障することを起点にして、子どもたちを放射能から守ろうと運動しておられることに敬意と賛同を表します。そして明治乳業に対して、雇用という責任と同時に、安全な食品を届けるという社会的責任を果たすように求めるものです。
 昨年5月大飯原発差し止め訴訟で福井地裁が判決を出しました。憲法13条と25条に保障された人格権、これは人の命を基礎とするものなので、他の法制化、わが国の法制化においてこの人格権を超える価値は見出すことは出来ないといいました。人の命より大切なものはないと福井地裁の判決は、はっきりと断じたのです。 
 子どもたち、孫たちのために、そして、その子供や孫の今と未来のために放射能から命を守れ、その声をご一緒に上げ続けましょう。全労連もご一緒にたたかいます。共に奮闘しましょう。

アピール

 ご通行中のみなさん、私たちは、「放射能から子どもたちの安全と未来を守る」ため、政府と電力会社に「原発ゼロ! 再稼動反対!」の意思を示し、明治ホールデングスと株式会社 明治には「労働争議を解決し、食の安全・安心を守れ!」の要求を掲げ、デモ行進をおこなっているところです。
 大震災と福島原発事故から4年。いまだに放射能汚染水の流出など深刻な事態が続いています。
 放射能汚染で心配なのは低線量内部被曝であり、特に放射線の影響を受けやすい子どもたちの健康被害です。
 株式会社 明治の学校給食牛乳や乳児用粉ミルクから、放射性セシウムが検出され、大きな衝撃を与えました。しかし明治は、汚染の原因も検査による数値公表も、「基準値以下」を理由に拒否しています。
 私たちは、安倍政権と電力会社に対して「原発再稼動反対」を訴え、同時に明治には「放射能汚染の自主検査と数値の公表」と「労働争議の早期解決」を求めるものです。
 ご通行中のみなさん、子どもたちの健康と未来のため、「原発ゼロ」、食の「安全・安心」への要求を掲げ、ご一緒に運動を前進させましょう。

シュプレ

●東電は、すべての原発をなくせ!
●東電は、原発ゼロ宣言をおこなえ!
●東電は、損害賠償を誠実におこなえ!
 ・被災者請求にもとづく補償をおこなえ!
●電気料金値上げ反対!
 ・原発事故のツケを国民に回すな!


●原発の再稼働は許さないぞ!      ●明治は、放射能汚染を隠すな!
●直ちに原発をゼロにしろ!       ●明治は、製品の自主検査をおこなえ!
●放射能汚染から子供たちを守ろう!   ●明治は、検査結果を公表しろ!
 ・子供たちの未来を守ろう!      ●明治は、消費者の疑問に答えろ!
 ・学校牛乳汚染の原因を公表しろ!
 ・粉ミルク汚染の原因を公表しろ!

●明治は、労働者イジメ、差別をやめろ!
●明治は、労働争議の解決を決断しろ!
 ・差別をやめ健全な企業にもどれ!


○残業代ゼロ法案反対!           ○派遣法の大改悪反対!         
○TPPへの参加反対!           ○戦争する国づくりは許さないぞ!  
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カゴメ株式会社が商品自主回収のお知らせとお詫びが報道されていますが、明治は!

2015年03月04日 20時30分54秒 | お知らせ
不祥事が絶えない食品産業 「安全・安心」なものを消費者はたえず求めています 

 (旧)明治乳業は、2003年7月10日LF KZ(生産工場)明治プロピオヨーグルトLG21にガッセリー菌が投入されないことを承知で生産販売するという不正行為を働いた。
争議団は、現場からの通報から直ちに商品を買い求め、公的機関に準じるところに検体を依頼しました(検査料は高額)。検査結果は、正常とみなされる検体と比較すると1/100以下であった。

 直ちに、検査結果の内容をもって、浅野茂太郎社長に電話による真相を糺しましたが、現場よりその様な異常があったことの連絡は受けていない。その様なことを受入れられないと一蹴した。
正に、生産優先、儲け本位の経営姿勢の下、消費者及び取引先をも愚弄することを平然とやってのけ、いまだに、隠ぺいしてやまない姿勢を取り続けている明治です。

 今回カゴメも同様ですが、なぜ、消費者の口に入る時間までに防げないのか、仮に、毒性の強い状況があった時に、人体への影響をどの様に処置を講じることが出来るのでしょうか。これらの自主回収の裏側には、賞味期限の商品をいち早くという競争原理と、大手取引先からのニーズに応えるため、生産現場から直接物流のルートで運ばれていくこと。商品の「安全・安心」の検査結果の正否は後回しになっています。

 監督する行政サイドも、生産年月日、消費期間・賞味期限と生産工場を「記号・KZ」でなく、戸田工場と明記させることが、消費者への安心を身近に提供できるのではないでしょうか。

 明治は、(旧)明治乳業から新(株)明治になってからも不祥事は止むことなく30件を数えています。

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