明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

2020東京オリ・パラ競技組織委員会に12月に続き情報提供含めた要請と宣伝 3月19日

2018年04月14日 12時17分20秒 | お知らせ

(株)明治の3つ異常、①21世紀に入ってからの不祥事・不正は36件②労働争議は1960年代から切れ目なく継続している事件は12件③工場内で7名の尊い命を奪ってきた問題を抱える明治。2020東京オリ・パラとゴールドパートナー契約し、日本の選手などに乳製品・菓子などを提供するとしています。しかし、3つの異常問題を抱えている企業明治が、「食材調達基準」に見合う健全な会社であるかと競技組織委員会に問題提起してきています。 

真に、オリ・パラロゴマークに「パワー!ひとくちの力」を掲げるに相応しいでしょうか。

 組織委員会が入居している虎ノ門ヒルズ・森ビル前での宣伝

左側から、関東ダンプ代表代理・田中さん、江東区職労書記長・遠藤さん、3月2日千葉県オリ・パラ委員会に要請した報告の千葉県争議共闘会議議長・米元さん、食品一般ユニオン委員長・松下さん、同書記長・佐藤さん、賃金差別連絡会・篠崎さんらから、(株)明治の異常な企業体質を告発。組織委員会に向かって、オリ・パラ選手等に食材を提供するに相応しい会社になることを求めました。

 合わせ、12月に引き続き追加情報提供で要請に伺いました。9階の会議室において総務局総務部 総務課長代理が応対していただきました。課長代理からの報告では、労働争議に関して明治を呼んで話しを聞いた。会社は、行政、司法の場でしっかり進めています。と話されていったと報告が先ずありました。

 新たな情報として、学校牛乳異臭問題と高カカオチョコ問題に対する明治のこの間の姿勢を、資料にもとづき話しをしてきました。今後、国会で取り上げていく準備をしていること、IOCバッハ会長に手紙を出すことも準備していることなど通報してきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第29次 株式会社明治本社(京橋エドグラン)座り込み継続を実施しました 3月19日

2018年04月14日 11時53分56秒 | お知らせ

主催者を代表して、(株)明治に対し争議解決への決断を迫り、前日、明治の院政を敷いていると言われる中山悠名誉顧問宅に訪問し、奥様に話しを聞いていただいたことの報告と合わせ挨拶する松本議長。

 第29次座り込みは、行動冒頭に、(株)明治と明治HDに対する申入れを派遣し、真摯に対応するならば直ちに行動を中止することを宣言し、20団体40名の参加で行われました。

 申入れ団からの報告では、(株)明治は、担当部署に誰もおりませんと拒否。明治HDの方は、事前アポのないことには取り次ぎをお断りしますと拒否との報告がありました。事前アポを入れれば入れたで、争議に関することにはお繋ぎできませんと拒否します。

 参加者一同は常に、厚労省の外局の一つである中労委が求めている話し合いでの呼びかけに、また、東京地裁からの「和解勧告」を今からでも真摯に受けることを継続して呼びかけています。

 特に、昨年9月に発生した学校牛乳異臭事件問題の原因を酪農家の飼育環境と風味に敏感な子どもさんが気づいたことに原因を押しつけています。このような不誠実な明治の姿勢に対し、新宿区の新年度からの牛乳は、明治を排除しコーシン乳業千葉工場からのものに決定されたこと。

高カカオチョコレート問題においても、内閣府が明治との共同研究を中止したことも合わせて報告。明治は、社会的に見放されつつあることに直視すべきと批判の声も突きつけられました。

左側から、国公労連顧問・宮垣さん、悪徳ファンドAPFとのたたかいで署名運動への訴えの昭和ゴム労組・大庭さん、千代田春闘共闘委員会総行動でのみずほ銀行本店への要請行動を報告・千代田区労協常任幹事橋口さん、戸田地区労議長・明乳争議支援する戸田の会幹事から原告4名を支援する支援の横田さん、(株)明治と明治HDに対し申入れをおこなってきた報告の明乳争議支援共闘会議事務局長・菊池さん等から、激励と連帯挨拶をいただきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内閣府から、(株)明治の高カカオチョコの再検証結果の報告を受ける 3月16日

2018年04月14日 11時38分51秒 | お知らせ

日本共産党参議院・山添拓議員控室において、高カカオチョコの再検証の結果の報告を受け、要請書を手交する。

株式会社明治を、高カカオチョコの効能に対し、追加研究をおこなうにあたり明治との共同研究は中止することにした。 

 高カカオチョコレートを食べると「脳が若返る」可能性があると内閣府と明治の共同研究の発表に疑問が出され、外部専門家による再検証が進められてきた問題。内閣府参事官は予備的な研究段階での発表が、表現にインパクトがあり混乱を招いた。発表は「根拠乏しく発表は勇み足」だったと公表したと報告があった。今後、追試を行うにあたり、明治との共同研究は中止し明治を外したと見解が述べられた。

2018年3月16日

松山政司 内閣府特命担当大臣 様

                                     明治乳業争議支援共闘会議 議長 松本悟

                                     明治乳業争議団            団長 小関守

 【高カカオチョコの「脳の若返り効果」「不適切」な発表(日本消費者新聞社)】に対する質問

 内閣府の「革新的研究開発推進プログラム」(ImPACT)の研究報告で、昨年1月に「日本初の試み!高カカオチョコレートの継続摂取による脳の若返り効果の可能性に道筋」との発表は、エビデンス(科学的根拠)や発表前の資料チェックなどが不十分だったと3月8日、内閣府「有識者会議」が報告書で指摘した。(2018/3/12  日本消費者新聞社)

 1)「不適切」な発表をした4人に説明責任と消費者に対する謝罪を求める

   高カカオチョコレートの継続摂取による脳の若返り効果の可能性に道筋?開かれた科学を通じたチョコレートによる脳の健康効果解明へ? 1月18日にメディアセミナー実施. 中間報告会は、山川義徳ImPACTのプログラム・マネージャー、内閣府の福嶋参事官や渡辺・理化学研のセンター長、明治の伊藤研究本部長も参加した。内閣府・山川氏・明治らの信頼を地に落とした関係者の処分を公表すること。また、消費者に対し、テレビ・新聞で謝罪表明すること。

2)明治はこの研究成果を大々的にテレビ・新聞などで広報し、やり得で売上を飛躍的に伸ばした。内閣府が特定の企業にお墨付きを与え、ぼろ儲けに貢献したという点で、森友事件と同じ構図である。今後は、特定の企業に便宜を与えるための研究は取りやめること。

3)山川義徳氏が担当する「脳情報の可視化と制御による活力あふれる生活の実現」究には5億円の予算が計上されている。前回の畑野議員同席の質問で【高カカオチョコの「脳の若返り効果」】に使用した予算は2000数百万円(大半は30人のMRI費用)と回答した。山川義徳氏が担当する5億の予算のうち、これからこの研究につかう予算を明らかにすること。

 4)【高カカオチョコの「脳の若返り効果」】を継続研究する場合は、今回不始末を起こした山川義徳ImPACTのプログラム・マネージャー、内閣府の福嶋参事官や渡辺・理化学研のセンター長、明治の伊藤研究本部長を外すこと。 

 5)高カカオチョコレートには重大な健康障害のリスクがあると国民生活センターが各界に情報提供している。このことについて、内閣府は各界に情報提供すること。

 「カカオチョコレートは脂質が多くエネルギーは相対的に高い。また、利尿作用や興奮作用のあるテオブロミンやカフェインが含まれていたり、アレルギーを起こす人がいることも知られているため、摂取には注意を必要とする人もいる食品である。さらに、近年、残留農薬やカビ毒の一種であるアフラトキシンが、チョコレートの原材料である生鮮カカオ豆から検出され、積戻しや廃棄が行われていた報告もある。国民生活センター[2008年2月6日:公表]」

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老舗の「根室工場閉鎖」、地域経済発展のためにも「設備投資」を行い大企業の社会的責任の持続を求める!

2018年04月08日 11時24分06秒 | お知らせ

工場存続を求める市長に、激励の挨拶を送る明治乳業争議支援共闘会議 松本議長

 明治乳業争議支援共闘会議・明治乳業争議団、根室市長ら(株)明治本社に「工場存続」求める要請を激励 3月8日

根室市長らが(株)明治本社に対し3月8日「撤回要請」がされる新聞報道を見て、継続している「座り込み行動」の位置づけで、緊急な取り組みとして市長らを激励する行動をつくりました。

あいにくの氷雨模様のなか、30名余の方々が参加され、老朽化を理由とした閉鎖でなく、酪農業と両輪で地域経済に寄与し明治自身も発展してきた歴史を灯し続けるためにも、根室に根ざした「設備投資」をすることを呼びかけました。

 (株)明治根室工場閉鎖申入れを受け、根室市長はじめ、根室市議会議長、根室商工会議所会頭、道東あさひ農業協同組合代表理事組合長らが(株)明治本社へ、根室工場の「存続」に関する要請書を提出

【要請の要旨】

 貴社におかれましては、昭和16年3月に根室牧場を取得されたことに始まり、昭和32年7月には厚床地区に根室工場を開設以降、77年もの長きにわたり、当市の重要な一次産業である酪農業を支えられ、その発展に多大な貢献をされているところであります。

 また、昭和41年1月には、明治牧場を由来とする「明治町」が当市に誕生し、更には、明治のシンボルである「明治公園のサイロ」は、平成19年11月に「地域活性化に役立つ近代化産業遺産」として認定され、現在も多くの市民の憩いの場として愛されており、当市と深い係わりをもって、多岐にわたり地域貢献をされておりますことに対し、心より感謝申しあげます。

 こうした中、先般、貴社根室工場より、生産ラインの集約化等により、平成32年6月をもって、工場を閉鎖する旨の報告があったところであります。

 貴社根室工場の閉鎖決定は、長引く景気低迷の中、地域経済のみならず、地域活動などにも多大な影響を与え、特に酪農業においては、生産乳量の約4割を根室工場に受け入れていただいているなどから、非常に重要な役割を担っており、当市にとりまして工場閉鎖は、はかり知れない影響があるものと考えております。

 つきましては、こうした実情をご賢察いただき『明治根室工場』の存続について再考いただきたく、特段のご高配を賜りますよう、何卒よろしくお願い申しあげます。

【根室市における酪農の現況】

1.生乳出荷戸数 82戸

2.乳牛飼養頭数 10,711頭(うち経産牛頭数 6,156頭)

3.草地面積     7,615ha

4.生乳生産量   48,070

   受入先別乳量 明治乳業根室工場    18,122トン

             雪印メグミルク別海工場 26,881トン

             タカナシ乳業北海道工場  3,049トン

             その他(6次化向け)        18トン

5.1日当り生乳集荷走行距離  900km(ミルクローリー4台)

6.1日当り生乳集荷所要時間  42時間

  【根室工場廃止による影響】

 1.根室市における酪農従事者は、担い手不足と高齢化により減少し、生乳生産基盤の維持に苦慮している状況であります。根室工場が位置する厚床地区は、根室市西部における酪農生産活動の拠点であり、生産者及び地域の生活基盤の衰退に繋がります。

2.当市における生乳集荷は、東西70㎞、南北10㎞の東西に長い根室半島においてミルクローリー4台で集荷しており、根室工場には1日平均49.6トンの生乳を搬入しております。根室工場の閉鎖により、近隣工場までの走行距離が延長され、集荷距離が1日当り225㎞、所要時間10時間30分増加し、農協・生乳生産者における集荷業務に対する負担が増加いたします。

3.根室工場は根室市の西境に位置し、冬期間の荒天時に市外部に出る国道が閉鎖時には、緊急的に生乳を受け入れていただき、生乳生産において非常に重要な役割を担っていただいておりますが、根室工場の廃止により、生乳廃棄の事態が発生することが懸念されます。

4.根室市の生産者は、根室工場で生産される練乳について、自分たちが生産した生乳が使われ製品化されている事に誇りを持っており、それに対する喪失感を被ることとなります。

 以上4項目での申入れです。

雨の中、緊急呼びかけに駆けつけていただいた皆さん

明治乳業は酪農家とは切っても切れない歴史的関係にあります。生産拠点を別工場に移設することではなく、歴史の灯を継続するためには、地元根室市の要望をしっかり受け入れ存続のための「設備投資」を行うことを呼びかける、明治争議団小関団長。

 明治乳業争議支援共闘会議・明治乳業争議団は、いま継続されています争議解決に向けた座り込み行動の中に、「工場存続」を求めることを明治に働きかけていきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする