明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

明治HD浅野茂太郎会長・松尾正彦社長に長期(30年)争議解決の英断を求める座り込み

2016年02月27日 17時39分37秒 | お知らせ

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 2016年2月26日、1月18日~20日の座り込みに引き続き10時から13時30分の時間帯において「長期争議解決への英断を求める座り込み」を実施し、当該争議団・支援共闘会議、駆けつけていただいたご支援者の皆さま方からの心意気と連帯して、明治HDに向かって強く解決を求めました。

 この座り込みの位置づけは、中労委全国事件の審査が1月13日にすべて終了した局面をむかえたことから、双方解決めざす絶好の機会と捉え、労使話し合いでの解決を求めての行動です。
特に、明治の厳しい経営環境から、争議など抱えている場合ではないでしょうと呼びかけもすることです。正に、浅野会長と松尾社長の経営姿勢が社会的にも強く求められています。

 明治の人権否定から半世紀、争議勃発から30年以上の中で、すでに12名もの申立人が他界する長期争議になっています。
今回の座り込みには、無念にも志半ばで逝ってしまった無念の仲間達の遺影を掲げて行動し、経営陣に対し無言の訴えをしました。
支援に駈け付けてくれた方の中に、加賀谷武喜2代目団長の遺影の前に立ち、帽子を取られて合掌する光景も見られました。

 前段の時間帯でのリレートークには、国公労連中央執行副委員長・黒田さんはじめ、明乳争議支援千葉県共闘会議事務局長・山城さん、茨城労連副議長・山口さん、賃金差別是正でたたかってこられた東芝の職場を明るくする会の海老根さん、JAL客乗原告団副団長・杉山さん、食品一般ユニオン書記長・佐藤さん、全日本年金者組合中央執行委員・上山さん方々から、激励と明治に対し直ちに解決すべきと求める声をあげていただきました。

 行動への激励に、「プリマベラ合唱団」の皆さんとラッパ片手に全国各地で吹き歩く松平晃さんが駆けつけていただき、勝利解決めざす元気な歌声とラッパ吹奏をいただきました。
12時からのメーン行動の紹介は次回に掲載します。


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月定例2月9日(明治HD~みずほ銀行本店)宣伝行動実施

2016年02月16日 10時41分26秒 | お知らせ
明治HDは、いまこそ長期争議解決に道ひらく時 中労委審査終了の局面は絶好の機会と受け止め、解決への英断を求める


争議解決はお互いの話合いから生じることを呼びかける

 昨年、集中的に審査してきた中労委での審査が1月13日全て終了しました。この機に明治HDと㈱明治に、争議解決に向けた話し合いをおこなうことを強く求めるものです。
 この事件、年が明けて市川工場事件から31年目、全国事件(全国9事業所)からも22年目となる長期争議となっています。この間、何回かの解決するチャンスがありましたが、いずれも会社・明治の否定的な対応で実現しませんでした。しかし、いま社会的にも人道的にも、さらには企業の発展と「食の安全」のためにも終結を望む声が大きくなっています。


中労委再審査で、会社・明治の不当性は明白な事実として浮き彫りに

 1960年代、明治乳業は他社との競争を理由に大規模な人べらし「合理化」を強行。そのために高揚する労働組合運動を嫌悪し、本社主導で組合を丸ごと乗っ取り変質させたのです。さらに、まともに活動する労働者を徹底して昇給・昇格や仕事で差別しました。
 いま続けられている中労委での審査では、これらの行為が改めて浮き彫りにされ不当労働行為は否定できない事実となっています。


健全な企業活動のためにも争議を解決すべき環境でしょう

 乳業・食品業界をめぐる経営環境は円安、物価高、国内市場の減少や海外進出の競争など深刻さを増しています。さらにTPPによる影響は酪農・乳業界を危機におとしいれています。
 厳しい経営環境を乗り切り「食の安全」を守る健全な企業活動と企業イメージ刷新のためにも、負の遺産である長期争議を解決する経営陣の英断が問われています。

宣伝行動時、風が強いために2本の横断幕を掲げることはやめました。

「明治ホールディングスは 株式会社明治の 争議全面解決に責任を果たせ!」
「絶えない製品事故・労働争議・・・明治 それでもあなたは買いますか?」

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 明治に 「決断迫る勝負の年」 にと 争議団「団旗びらき」を開催

2016年02月03日 15時16分09秒 | お知らせ





明治に「決断迫る勝負の年に」と「団旗びらき」を開催しました。

支援共闘会議松本議長、来賓の東京地評森田議長、弁護団報告の金井弁護士はじめ、参加された団体それぞれから、解決への強い思いが語られました。
 たたかいのなかから生まれた歌を、国鉄東京合唱団の力強い歌声のなかで、今年にかける意気込みを参加者共々交流することが出来ました。
「さあ解決めざし頑張るぞ~」
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第19回 明治乳業争議支援共闘会議 「総会」開催

2016年02月03日 15時10分03秒 | お知らせ


 
 昨年の第18回総会(1月17日)では、都労委不当命令の全面的見直しを中労委で闘いながら、全面解決への道筋を切り拓く方針を明確にして闘ってきました。
  一つは、不当命令の告発と共に逆転救済命令をめざす中労委審査を攻勢的に闘うこと。二つは、明治HDと(株)明治の異常企業体質を徹底的に告発し、経営責任を鮮明にすることを通して、全面解決への局面打開をめざすことでした。

 今総会では、最終局面を迎えている中労委闘争の到達点を踏まえ、救済命令の実現に向けた対策を明確にすること。同時に、全面解決への道筋を切り拓く行動を具体化し、支援共闘会議の総力が結集できる方針を明確にすることなど、活発な議論の中で確認されました。
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