明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

明治HD(株)明治(旧明治乳業)が犯している3つの異常告発

2014年02月15日 10時54分08秒 | レポート
筆頭株主「みずほ銀行」自らも自浄努力を成し遂げ、明治への指導を求める

 月一回定例宣伝を通し、09年明治製菓と「相乗効果」を求め経営統合し明治ホールディングス株式会社を設立した。しかし、効果はサッパリ上がらず、苦肉の策で明治製菓の菓子部門を乳業に組み込み新たな会社「(株)明治」を立ち上げたのが11年。効果が上がらないしわ寄せを労働者の労働条件低下につながる新たな職務遂行能力制度を導入した格好だ。
この目的は、明治乳業より若干賃金が上の明治製菓労働者の賃金低下につなげる低賃金構図を労使一体で成し遂げた。
 まさに、明治製菓佐藤尚忠社長と明治乳業浅野茂太郎社長が仕組んだ策でしょうが、現時点では失敗でしょう。逆に、労働者の疲弊を生み出しているのでしょう。

 現場を見たとき、経営統合した時点の非正規労働者の比率は約50%でしたが、13年度には何と70%までに膨れ上がっています。固定給の軽減の策から辛うじて経営を維持しているのが浅野茂太郎社長の経営手腕と受け止められても仕方ないでしょう。
不祥事が絶えない体質はその辺にあるのでは?と、社会的責任を求め宣伝を行いました。
 
 明治が犯している3つの異常は、①1960年代から今日まで10件の労働争議が存在し、現在も3つの争議が戦われている異常。②21世紀に入った時点から見ても26件の不祥事・不正を犯し続けている異常。③この35年の間に7人の労働者が現場で尊い命が奪われている、経営者に課せられている安全配慮義務に明らかに違反している中で起こっている異常。
 これらの異常を告発する宣伝を聞いていた方から、争議をなくし消費者にまともな品を提供できるため行動している皆様にと、カンパを置いていきますと激励の励ましがありました。
 明治HDは、真摯に消費者・国民の声を聞くことに気づかなければ、将来大変経営事態を招くことを求め訴えました。

 同時に、明治HDの筆頭株主・みずほ銀行東京事業本部前(内幸町:旧本店)の宣伝で、暴力団との癒着から金融庁から2度にわたる処分を受ける中で、辞職を固辞していた佐藤康博頭取も世論に押されやっと退任を表明しました。しかし、フィナンシャルG社長は留任するという往生際の悪い態度にいます。かつて、第一勧業銀行時代でも総会屋との癒着から行内組織を改編せざるを得ない時代がありました。
 
 明治乳業と全くそん色ない経営姿勢、これでは、争議解決に「仲人役」あるいは「行司役」を務めていただきたいと真摯に要請してきたが、成せることが出来ない体質を垣間見ることです。
 みずほ銀行がしっかり「自浄努力」を成し遂げ、社会的にしっかり責任を持てる金融業の仕事を全う出来たときに、筆頭株主として明治乳業にものを申し立てることが出来ることを宣伝の中で求めました。
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