明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

株式会社 明治に「明治の製品は買わない、飲み・食べない」看板掲げ第39次座り込みを継続

2019年04月03日 15時42分50秒 | お知らせ

自主解決求め、第39次座り込み行動 3月20日 12時~13時

ポカポカ陽気のなか、新しく「明治の製品は、買わない飲み・食べない」の看板を掲げての行動をつくりました。

 

 主催者松本議長からの挨拶は、座り込み行動の目的は株式会社明治の松田克也社長と明治HD川村和夫社長二人に対して話合いのテーブルに着いていただきたいために要請に来ました。

 34年経過している長い争議になっていますが、闘われている仲間は、食の安全守れ、労働者の人権守れとまともな運動していた人たちを賃金差別、人権侵害をしてきた。

大企業の中でただ一つ解決出来ないでいるのは、その当時事件を起こした島村靖三氏やその後の中山悠氏ら名誉顧問の名で院政を敷いていて、年収500万円も貰いながら解決への足を引っ張っているからです。

 しかし潮目が変わりました。そのことは明治が社会的に包囲されたからです。中労委は付言の中で差別があった、格差があった、人権侵害もあったとこの事実を認め、会社に話合いで解決をするようにと呼びかけました。しかし会社は応じません。その後の東京地裁春名茂裁判長も2度にわたり和解勧告を行いましたがこれも拒否をしています。

 その様な中で、新たに、「株式会社明に『食の安全』求める全国の会」が結成され、争議解決を決断するまでは、私は、明治の製品は買いません、食べませんの運動を広めて行くところです。皆様のご協力をお願いします。

 申入れに入った特殊法人労連の篠原さんから、まともな対応をさせない、私の一存では出来ませんと一方的な社会的に非常識な態度でした。消費者の皆さんが来てもこの様な態度をとるのかと質しても何も応えない、なんと不誠実な態度かと感想が述べられました。

 連帯の挨拶に立っていただいたJAL165名解雇事件の乗員争議団団長・山口さんは、食の安全を求める明乳争議団と空の安全を守らせる共通の運動にあります。2010年大晦日に解雇された。なぜこの様に長い闘いが出来るのか、明乳のやっていること、JALがやっていることを許せないからであります。敵対した対応は絶対に許されない。早期解決めざし頑張っていきましょう。

 東京地評組織局員・菊池さんからも、厚労省外局の一つであります中労委からの話合いも応じない、東京地裁からの和解勧告にも応じない異常な対応の明治に対し、一刻も早く解決への話合いをつくりだす運動を強めたい。国際的市場を広めて行くとしていますが、これまでの争議解決に背を向け続けている経営姿勢では不可能出ないかと考えざるをえない。学校給食牛乳異臭事件でも原因を酪農民の生産環境、子どもたちの感性に原因であるとしていますが、厚労省国会答弁では原因は特定されていない。としています。この様に明らかにしない中で、新宿区では明治の説明に疑念を深め他社の牛乳に切り替えることになる状況に追い込まれています。

 参加者へのお礼と株式会社明治・松田社長に訴える小関団長からは、30年を超える異常な長期争議の解決を求める待ったなしの年として位置づけています。いま、3つの異常を正すこと、不祥事の多発と命をないがしろにする職場環境、そして最たる人権侵害のこの争議の解決であります。

 この時期を迎えるといつも思い出すのは、1976年の5月1日メーデーの日早朝に、機械のメンテナスを二人で行うべきところを一人でおこなっている中で挟まれ、血の海の中で倒れていた。なんとも悲しい出来事でした。この鈴木文雄さんの死亡災害含めて7名の尊い命が職場の中で奪われてきていますが、その責任の所在が明らかにされずに繰り返される異常な経営能力にある訳です。これらは、人権を奪いないがしろにしてきた歴代の経営者に原因があると考えています。そのためには、争議を早期に解決させることであります。ご参加の皆様方と多くのご支援をいただきながら奮闘してまいります。

【シュプレヒコール】

一、株式会社明治は、格差と人権侵害を認めた中労委命令に従い全面解決を決断しろ!

一、不祥事・不正行為の原因を解明しキッチリ消費者に説明しろ!

一、株式会社明治は、解決に向けた話し合いに応じろ!

※明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、団結してガンバロウ、ガンバロウ、ガンバロウ

コメント (1)
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