明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

みずほ銀行本店要請中激震が襲う

2011年03月20日 15時13分36秒 | レポート
千代田春闘共闘委員会主催、みずほ銀行本店要請


 3月11日、重税反対!‘11春闘勝利!を掲げた千代田春闘共闘委員会主催で、終日昼デモを挟み、関係先への要請行動を展開しました。明治乳業争議団と支援共闘会議も行動に参加しみずほ銀行本店へ要請を行いました。
 主催者の小林さんから本日の行動主旨を述べ、要請書を全文読み上げてから内容に沿って意見のやり取りをしました。

 銀行担当者は、前任者は6年位要請を受け銀行としても良い方向にあった時期と、その後お話がうまくいっていない場合もあったことをサイドから聞いていて感じていた。
昨年12月に事業再編問題で要請に来られて、千載一遇の期待を持っている内容でこられている。出来ることを探してやるべきことをしていきたいし、継続は力、お役に立てることは立っていくことと、スピード感を持って取り組んでいく。以前のメインバンクの役割は役員を送りつけることであったが、今はお取り先に不祥事が起きないよう意見を質すことにある。引き続きやっていきたい。

 これらの意見から、お願いだけでなく根本的な姿勢を示すべき時と考える。先ず、要請に応じることを明治乳業が正すことに、みずほの努力を発揮していただきたい。
などの要請をしているさなか、地下の会議室が地震の大きな揺れから危険を感じ取って一階ロビーに駆け上がる。その時の光景は、側面の仕切りになっている大きなガラス板が、ガボンガボンと波打ち今にも破砕するほどの揺れでしたし、周りの高層ビルを仰ぎ見ると凄まじい大きな揺れが波打っていました。
激震の見舞われた要請行動は生涯忘れることはないと思います。担当された銀行の方は、かつて宮城沖地震で実家が倒壊された被害の経験があるという。またしても宮城が激震という情報から危機感を抱いておりました。無事を祈りつつ要請を終えました。
その後も大きな余震が続き交通機関も全面ストップ。私自身も新橋から市川まで歩いて帰らざるを得ませんでした。ちなみに、帰宅者の波に乗って休憩を挟みながら6時間かかりました。
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「株式会社 明治」に再編される明治製菓・関東工場で宣伝

2011年03月04日 14時24分07秒 | レポート
事業再編に関心が高い明治製菓の皆さん


 明治HDは、明治乳業と明治製菓の経営統合によって、もくろんでいたシナジー効果(相乗効果)が達成できていない状況を踏まえ、この4月1日から、新たな事業再編を行い、利益を追求していくという。明治製菓の菓子部門を明治乳業に吸収して、「株式会社 明治」に商号を変えていく。もう一つの事業である薬品部門は、「Meiji Seikaファルマ」に改称していくものです。

2月10日に発表された4月からの役員体制を見ると、親会社「明治HD」代表取締役社長には佐藤尚忠氏が継続。代表取締役に現・副社長浅野茂太郎氏、副社長は退任。現在10名の役員を8名体制にする。昨年の株主総会で役員報酬は10名で10億円の回答。内、佐藤社長は1億2千400万円。益々報酬が増えていきます。新会社「(株)明治」社長には、現・明治乳業の浅野茂太郎氏が就任。役員は40名体制(明乳出身25名、明菓出身15名)。暫定的スタート故ゆくゆくは整理されていく。「Meiji Seika ファルマ」社長は、松尾正彦氏で運営されていきます。
特に、佐藤社長は、両子会社の取締役にも入って目を光らせる念の入りようです。

支援共闘会議と争議団は、明治製菓全国6事業所に働く皆さんへ、2回目の宣伝・要請を準備していることに先駆けて、3月1日、明菓・関東工場前で、埼労連・小石副議長、地元坂戸・鶴ヶ島地区労・橋本事務局次長、他の団体の支援を受け15名で、11時30分から13時まで宣伝・要請を行いました。
あいにく、東武東上線池袋から発車直前に、途中駅での人身事故によって1時間20分も足止めをされてしまい、地元の皆さんと宣伝に合流できませんでした。改めて、持参したチラシで、帰宅する婦人労働者の皆さんに声をかけると、多くの方が手にして、事業再編についての説明がありましたよと返事などありました。
要請書を持って、守衛を通して申し入れを行い、この時間帯において取り継ぎはできず、すべて守衛が対応させていただいています。責任もって責任者へお渡ししますという真摯な応対でした。
明治乳業の対応と比較して、なんとまあ~企業体質が違います。
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関西支援共闘会議が明治製菓関西統括支店前で初の宣伝を行う

2011年03月01日 17時55分31秒 | レポート
明治製菓の社員も反応を示しチラシを受取りに降りてくる


関西共闘会議は2月23日に明治乳業関西支店向け早朝宣伝をJR桜ノ宮駅前で行いました。宣伝行動には共闘会議川辺議長(大阪労連議長)をはじめJMIU大阪地本や通信労組などから支援を頂き11名で宣伝を展開しました。
 又、25日には大阪御堂筋のど真ん中、伊藤忠ビルにある明治製菓関西統括支店前での初めての宣伝行動を展開しました。行動は大阪労連議長、副議長、事務局長、事務局次長など大阪労連あげての支援を受け、府内の単産・地域から9団体23名の皆さんに参加をして頂きました。

 ビル11階からわざわざ明治製菓の社員も降りてきてビラを取りにくるなど、反響がありました。宣伝行動では当該加藤(京都)より経過報告をした後、JMIUビクターアフターサービス支部、薮田大阪労連事務局次長、大阪医労連吉村書記長、大阪労連大阪市地区協議会矢野事務局長などが次々とマイクを握って争議の早期解決と、明治製菓に働く労働者に向けて、事業再編による労働者への犠牲を跳ね返そうと訴えました。最後に大阪労連川辺議長が「事業再編の犠牲を労働者に押し付ける事は断じて許されない。4月の事業再編までに争議解決をすべきだ。解決まで全力を上げてたたかう」と力を込めて訴えました。
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