9・19 東京地評争議支援総行動展開 9月19日る
すべての争議の早期全面解決を! 裁判所・労働委員会・人事院は公平な判断をおこなえ! 不当解雇・差別・ハラスメントは許さない! 憲法を職場とくらしに活かそう!
明治乳業争議団・明治乳業争議支援共闘会議は、この行動にエントリーし株式会社明治・松田克也社長(京橋エドグラン前)に対し、争議解決を頑なに、背を向けたままの経営姿勢に抗議と要請をおこないました。
総行動主催者挨拶・中村修一事務局次長からの挨拶
争議支援行動にご参加の仲間の皆さん、そして揺るぎない決意をもって奮闘する原告の皆さん、ご苦労さまです。
明治乳業争議は40年ものたたかいです。争議の詳細を知れば知るほど、同じ職場で働く労働者、仲間に対し、こうもひどい差別をすることができるものかとあ然とします。
思想、信条、労働組合を敵視し、差別をいとわない前近代的な経営陣の姿勢には厳しい憤りを覚えます。
誰もが希望をもって、入職し、人生設計を描きながら、職場、会社の発展に尽力してきた、そんな労働者を差別しつづけ、その人生設計を狂わしたのが明乳事件です。
現在、東京労働委員会で、個別、個別の事件を併合し、審議する中で、会社ぐるみで、思想、信条、労働組合敵視がおこなわれ、賃金、昇進差別をおこなってきたか、その全貌が明らかになってきています。原告団も高齢となっています。解決を引き延ばすことは、さらなる人権侵害に他なりません。逃げ得は許されません。
株式会社明治、経営陣は原告団との一刻も早い交渉のテーブルにつくことを強く求めます。
争議の全面解決をめざし、東京地評は最後まで連帯することをお誓いし主催者挨拶といたします。暑い中ですが、最後まで頑張りましょう。
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連帯挨拶
明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長
明治乳業争議は、一人当たり10年間で一千万円の賃金差別の事件です。国の機関、中労委は話合い解決を求めています。
9月に工場の閉鎖がつぎつぎと発表されました。東北工場、戸田工場、神奈川工場、西春別工場、本別工場です。一方的に閉鎖をして良いのでしょうか。
赤のレッテルを貼り賃金差別をし、労働組合潰しを全国的にやられ、いまでは賃金の上がらない国になってしまった。
・・・。以下、動画を視聴お願いします。
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連帯挨拶
埼労連・諸井武志事務局次長
明治の争議を早期に解決する為に駆けつけました。
いま工場閉鎖が発表されましたが、その一つに地元戸田工場があります。明治はなんと言っているか。地元での雇用は未定と言うことです。そもそも閉鎖ありきです。労働者のことはなにも考えていないひどい会社です。埼労連として相談の窓口を広げ大きく取り組んでいきます。
都労委の残されている事件が7月から始まり、地元原告が4人います。証人岩崎さんは緊張しながらもしっかり人権侵害、差別の実態を立証しました。
・・・。以下、動画を視聴お願いします。
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当該決意表明・小関守団長
今年のたたかい40年争議の集大成として奮闘しています。
明治ングループは、国際市場の飛躍を重要課題にし、国際市場の人権を気にしながら、・・・。1960年代から人権侵害の絶えない歴史であります。
先ほどから工場閉鎖の話しがありますが、明治が発表している在籍人員数は正社員だけであり、臨時者やパート、関連会社など膨大な人員になるものです。雇用守ろう、生活守ろうと争議団として相談窓口などを開設して呼びかける運動を取り組んでいきたい。
都労委残存事件の審査のあり方で激しい攻防がありました。公益委員から残る全事件を併合して審査する指揮が執られました。
中労委で不当労働行為の事実を認定した上で、付言で歴史的に差別があったと。解決への道筋を示し双方に呼びかけています。
5人の証人で明治の差別の実態、不当労働行為の背景を明快に立証しました。残る会社証人の立証が10月29日で全てが終了します。
争議解決への位置づけの審査指揮がどのように執られるか。最後の冬の陣でたたかい抜くことを決意し、皆様方のご支援をよろしくお願いします。
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シュプレヒコール