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明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

明治乳業賃金・昇格差別事件「単年度審査の弊害」市川工場事件東京高裁「差別・格差認める」全国事件中労委「昭和40年~50年職分格差認める」

2025年08月09日 13時33分18秒 | お知らせ

紹介しているパンフの表紙

明治乳業市川工場申立人(32名)に対する東京高裁判決(2007年3月)は、「控訴棄却」の不当判決でした。しかし、判決文には多く事実認定をしている。①「集団性を認める」②「賃金(号給)格差を認める」③「格差が生じた原因」④「不利益な扱いがあった」等と明確に判定しているにも関わらず、不当にも「古い話し」と切り捨てました。これこそ「単年度審査」の誤りを浮き彫りにしたものです。以下、まとめたパンフレットを紹介します。

合わせて、全国事件(9事業所32名)の中央労働委員会(中労委)命令書に「付言」をもって昭和40年~50年代にわたって査定の結果とはいえ、職分格差(その帰結としての賃金格差)が存在していたのは紛れもない事実である。正に、明治乳業は、「単年度審査」の誤りから、労働委員会、司法から「企業救済」されたと見ても過言ではないのです。

現在、都労委に係争中の市川工場事件23件、全国事件16件が「併合審査」が実現しました。その結果、毎年ごとの格差が累積していく実態とそれにまつわる不利益取扱いが明確になりました。その審査の到達点に立った解決をめざしています。

明治乳業(現・株式会社明治=事件当事者)と親会社・明治フォールディングスは、東京高裁判決、中労委「付言」で明らかになっている事実を直視して、解決に踏み出すことを強く求めたい。

以下、資料を参考にして下さい。

 

ウラ表紙

全国9事業所申立人(32名)事件は、中労委再審査「棄却命令」(2017年1月)でした。しかし、命令書の結論の前に異例なる「付言」を付け加えました。会社の施策に賛同する当時の職制らが、申立人らの信条や組合活動を理由とする誹謗中傷と評価されるのも・・・既に認定したとおりである。以下、「付言」全文を紹介します。(ゴシック体、罫線は編集)

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明治HD・松田克也社長、(株)明治・八尾文二郎社長に交代の下! 今でしょ「負の遺産」40年争議終結の節目を迎え第103次座り込み実施!

2025年08月06日 12時57分21秒 | お知らせ

第103次座り込み行動 7月24日 

今年も酷暑が続く夏を迎えました。健康に留意した時間をサマータイム(16時~17時)に置き換えました。ビルの影に覆われ時折吹き抜ける風にも助けられる中で実施できました。

各人のお話を動画に編集しましたので、詳しくはご視聴をお願いします。

 

1.主催者挨拶 明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長

 先ず、衝撃の情報です。日経の株価をご覧なりましたか、4万2千円。過去最高に迫る。ところが見て下さい。明治HDの株価3千円ギリギリ、3千円を割るのではないか。2016年以来右肩下がり。一方、日経平均右肩上がりで対極です。皆さん、なぜ明治HDの株価は下がり続けるのでしょうか。9つの金融機関が株を売却するという事態になりました。その背景に、40年にわたる明治乳業賃金差別、人権侵害の争議を解決しない異常な企業体質に対し、株主が反応していることです。株主からこの争議を終わらして株価を上げてほしい悲鳴が上がっています。

 二つ目の悲鳴は・・・・・。以下、動画をご視聴お願いします。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/qCiH-tpYS_c

 

2.特別報告(税理士セクハラ・パワハラ裁判=被告Bによる上告による上告棄却決定)

元銀行産業労働組合・大谷邦彦さん

 東京税理士会神田支部の女性への性被害がおきました。被告は最高裁に上告しましたが、裁判官5名全員が棄却決定した報告をしたいと思います。

 東京地裁民事36部は原告の本訴請求いずれも棄却、被告Bの反訴請求も棄却しました。1.被告Bの性的暴行の事実を認めなかった。(不当異常な判断内容=原告が自ら進んで性的行為に及んだとの被告Bの申述に、原告が不本意ながら応じていた可能性も否定できない。また、総務部長という社会的地位を投げ打ってまで、親しい関係でもなかった原告に対し、強姦未遂又は強制わいせつ罪に当たりうるような性的暴行をするとは俄に考え難い。)

 東京高裁において被害者原告への一部逆転勝訴判決。本来ならば原告も上告して争うべき判決内容でしたが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)や反復性うつ病で日常生活もままならない状態から上告を断念せざるをえなかった。しかし、被告Bは上告して棄却され高裁判決が確定した事件です。・・・・・以下、動画をご視聴お願いします。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/mfjCiRlKQgc

 

3.40年のたたかいに参加して申立人からの報告

①市川工場申立人・吉村武

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/WyW0DQpHXMs

 

②市川工場申立人・平木洋一

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/jkriRknqP28

 

③市川工場申立人・佐々木洋治

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/znhHJYNvhig

 

4.参加者へのお礼と決意・小関守団長

 明治HD前で始めた座り込み行動は9年を経ています。報告がありました3名の申立人らが受けた人権侵害、争議団全員の回復をめざしています。都労委審問の証人調べがすべて終了しています。事件の全体を見るためには併合審査が必要として実現しました。その立証の到達点に基づいた解決を求めています。・・・・・以下、動画をご視聴お願いします。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/0xE0lNOwgOA

 

5.シュプレヒコール

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/S2Awx5Wz7xk

シュプレヒコール

一、明治HD松田社長,(株)明治八尾社長に交代されました。負の遺産である争議を精算し、新体制で飛躍をめざせ!

一、第3次事件の都労委証人調べで、差別の仕組み、その具体的実態が明確になりました。直ちに争議を解決せよ!

、企業行動憲章・人権に対する考え方に基づき、人権侵害を加えたことを自認し、労使対立発生から60年、すべての権利を回復せよ!

一、5つの工場閉鎖による新工場への異動に困難をきたす正規、非正規、関連会社の多くが路頭に迷うことなく、雇用と生活を保障せよ!

・明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、

  団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

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明治HD株式会社新社長に就任・松田克也社長宅へ訪問してきました。事件当事者の株式会社明治新社長に就任・八尾文二郎社長に申入書を本社宛に送りました

2025年08月04日 10時05分35秒 | お知らせ

毎月定例として訪問活動しています社長宅、歴代社長(名誉顧問)宅へ申入書・要請書を届けてきてます。

この度、明治HD第16回株主総会(6月27日)で承認され就任しました明治HD・松田克也新社長(前株式会社明治社長)と株式会社明治・八尾文二郎新社長(前株式会社明治副社長)へ申入書を7月21日に届けました。その内容を紹介します。

 

2025年 7月21日

 明治ホールディングス株式会社

代表取締役 社長 松田 克也 殿

                           神奈川県労働組合連合会

                              議 長  角谷 和典

                           明治乳業争議支援共闘会議

                             議 長  松本  悟

                           明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団

                               団 長  小関  守

申 入 書

松田社長、経営環境をめぐる内外情勢の厳しさが強まるなか、第16回株主総会において明治HDの社長に就任されたことに、改めて敬意を表しますと共に心からの祝意を申し上げます。

各方面から、明治グループのトップが7年ぶりに交代されたことへの期待は大きいものと推察されます。新任会見において、「過去を積極的に否定し将来に向けて挑戦する」と述べられた抱負について、私たちは長期に亘る企業活動における歪みを率直に見直す姿勢と受け止めています。

 企業躍進の時期に「人間を管理していることを忘れないで」と、労組委員長が経営陣に訴えた現実 

明治乳業時代の昭和30年代中頃から、酪農振興をめざす国策を背景に乳業大手3社を中心に市乳事業などの規模拡大が飛躍的に強まり、各社が競って生産集中の大型工場を建設しました。

 そして、申立人らの多くは市乳事業拡大のなかで新設・増設された各工場の要員として、全国各地から高校新卒で採用されたのであり、企業躍進の重要な時期を生産現場で支えた労働者です。

 しかし、事業規模拡大など急速な増設・増産体制を補うため、全国から大量採用された従業員の管理体制が追いつかず、福利厚生など労働条件の整備が後回しになる事態が続いたのです。

 4月要請書で紹介の通り、昭和40年度の労組委員長が経営協議会で「会社としては生産設備のみでなく人間に対しても十分に金をかけるとともに、人間を管理しているということを忘れないでほしい」と訴え、活発になる組合活動の背景事情を説明せざるを得ない状況にあったのです。

 労働争議を闘っている当事者らは、昭和30年代後半頃を中心に入社し劣悪な労働環境の中で一生懸命働きながら労働組合活動に目覚め、よりましな労働条件への改善で人間らしい働き方と生活の実現をめざし、差別されながらも定年退職まで真面目に働いてきた労働者たちです。

訴訟継続の40年だけでなく昭和40年代から60年間続いた対立抗争の全体を終結させる解決に

 松田社長、先月もお伝えの通り私たちが和解解決に向け労働委員会に求めている内容は、訴訟が継続した40年間だけに留まることなく、昭和40年代初頭から異常な従業員管理の枠組みとして「赤組・白組・雑草組」に分断されるなど、一気に対立抗争が鮮明になった昭和40年代初頭から現在に至るまでの、60年間にも亘る紛争状態の全体を終結させる解決内容と水準です。

 明治グループは、松田社長を委員長とする「グループ人材委員会」のもと、心身ともにイキイキと働ける企業を目指す活動に注力し、企業イメージの上でも重要な「健康経営銘柄」(経済産業省と東京証券取引所が共同で選定)に、3年連続で選ばれるなど企業として誇るべき成果です。

 私たちは、新たな企業戦略としてスタートした「2026年中期経営計画」の達成に向け、企業活動上の重大リスクである労働争議の全面解決を、都労委で決裁されることを強く要請します。

以上

 

2025年 7月21日

 株式会社 明治

代表取締役 社長 八尾 文二郎 殿

                            明治乳業争議支援共闘会議

                              議 長  松本  悟

                            明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団

                              団 長  小関  守

申 入 書

八尾社長、ご自宅の住所が確認することができず郵送での要請となることをお許し願います。

経営環境をめぐる内外情勢の厳しさが増すなか、第16回株主総会において株式会社明治の社長に就任されたことに敬意を表しますと共に、改めまして心からの祝意を申し上げます。

私たちは、貴社に「労働組合活動を理由とした昇給昇格差別」の是正を求めている、全国9事業所に在籍していた64人の争議団です。八尾社長ご自身への要請は初めてとなりますが、これまで(株)明治及び明治HDの社長及び経歴された方のご自宅に毎月定例で訪問している行動です。 

これは、貴社が門戸を固く閉ざし一切の要請を拒否しているなかで、要請主旨を直接お伝えする行動として長期に継続しています。突然の郵送で恐縮ですがご理解をお願い申し上げます。

 40年の異常な長期労働争議ですが、いま都労委において解決への重要局面を迎えています。

 私たちは島村社長時代(昭和60年)から6代目の八尾社長(令和7年)まで40年を闘い抜きました

 争議を振り返ると、市川工場事件申立(昭和60年4月)は島村靖三社長の時代であり、その後、中山悠社長 → 浅野茂太郎社長 → 川村和夫社長 → 松田克也社長 → そして八尾社長と、40年争議のなかで6代目の社長になりますが、私たちは40年に及ぶ年月を乗り越えてきました。

 これまでの労働委員会や司法判断では、先行した両事件の「単年度審査に基づく判断の枠組み」により救済されることなく、この単年度審査の枠組みが中労委や司法の場でも維持され最高裁で確定するに至りました。しかし、同時期に争われた大企業差別争議の多くは「併合審査を前提とした判断」で、ほぼ全ての事件が救済命令や判決に基づき和解解決で早期に終結しているのです。

 本件でも、これまで審査・審理の到達点を踏まえ労働委員会や司法の場で、何度も和解解決を促す指揮がありましたが、貴社の極めて頑なな姿勢により異常な長期争議になっています。しかし、いま都労委を舞台に長期化し膠着状態と言える争議の全面解決に向けた指揮が続いています。

 公益委員は長期争議の厳しい現実と審査の到達点に基づき、和解解決への道筋を目指しています

 私たちは都労委審査において、先行事件での単年度審査に基づく判断は、年度を超えて継続する不当労働行為事件の審査方法として誤りであると主張し、全事件の併合審査を実現しました。

 そして、最高裁で確定した先行事件(市川工場事件2年分3件、全国事件1年分1件)の判断の枠組みでは明らかにならなかった、年度を超えて累積しながら拡大する格差の実態など、長期に継続した不当労働行為の全体像を鮮明にし、新たな到達点を切り拓いたものと確信しています。

 公益委員は、40年を超える異常な長期争議による申立人ら集団の高齢化や、審査の到達点を踏まえた上で和解解決への可能性を追及するなど、争議終結への指揮を目指しています。

 八尾社長、事件の背景は昭和40年代からの異常な対立抗争であり、社長には直接的に関わりのない時代の企業活動の「負の遺産」です。しかし、継続する企業活動の問題として現経営陣に対応が求められる課題であり、都労委において全面解決することへの英断を心から要請します。

  以上

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40年争議解決は今でしょ! 6月株主総会で新社長に就く松田克也社長の決断を! 全労連・東京地評争議支援総行動で強く求める!

2025年05月30日 14時48分18秒 | お知らせ

5・28全労連・東京地評争議支援総行動 5月28日

○すべての争議の早期全面解決を! ○裁判所・労働委員会は公正な判断をおこなえ!

○不合理な解雇・雇止めをなくそう!○憲法を職場とくらしに活かそう!

上記、スローガンを掲げ争議を抱える企業に対し、それぞれの社前行動を終日展開しました。

明治乳業争議団・明治乳業争議支援共闘会議も行動にエントリーし、株式会社明治社前(京橋エドグラン)・松田克也社長への要請行動に78名参加の中実施しました。要請には、明治HD株式会社・川村和夫社長に対しても要請書を届けました。これまでの要請は京橋エドグランに明治独自の受付がありましたが、以前、総合受付のみになった関係から取次ぎが叶わず、親会社・明治HD受付に出向いての要請をおこないました。

 各弁士の訴えを動画に編集しましたので、是非ともご視聴宜しくおねがいします。若干の要旨を添えました。

 

1.争議支援総行動主催者挨拶

全労連・黒澤幸一事務局長

 長きにわたる労働者の尊厳と権利を守るたたかい、本当に明治乳業争議団の皆さんご苦労さまです。そして先ずはじめに、全労連、東京地評共に最後までたたかうことの決意を述べさせていただきます。最後までがんばりましょう。

 春闘情勢の状況報告・・・・・。 大企業の内部留保も溜まりに溜まって、過去最高の水準になっている状況・・・・・。 政府が賃金引き上げへの5カ年計画を立てました・・・・・。

たたかう労働組合を潰し賃金を上げない仕組みをつくり上げてきた・・・・・。 横断幕にも掲げられている40年にもわたって諦めずにたたかってきたその成果が現れつつあるし、60年にもわたってたたかい続けてきている明治乳業争議団の皆さん、そのおかげで全労連、東京地評の仲間たちも、いま改めてストライキでたたかうことを取り戻しつつあることが、皆さんからいただいた本当に大きな財産だと思います。

 最後の最後までたたかうんだ、労働者の権利と尊厳を守るためにたたかい続けるこの明乳争議を、どーしても勝たなければいけないと私は思います。

・・・・・。 以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/tAVEytxis_s

 

2.連帯挨拶

明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長

 戦後、労働組合が誕生しました。その目的は2度と戦争はしない。そこで働くものの人権を守る。ところがアメリカの戦略変更で、国家ぐるみで労働組合を潰しました。その象徴がこの明治乳業そうぎであり、労働組合組織率がとうとう16%になり、日本だけが賃金が下がり疲弊した・・・・・。

 皆さん、いま日本の中で激しいリストラが起きています。日産が、明治も含めた大きな会社がリストラが打ち出されています。3つの要求をしています。一つは、大企業は内部留保金を吐き出し雇用を守れ。2つめは、失業者に対し生活と雇用を保障しろ。3つめは、派遣法を改正し正社員が当たり前の社会をつくれ。このたたかいにご一緒していただくことをお願いします。

 6月27日には株主総会があります。今年の特徴は社長が交代することです。

・・・・・・ 以下、動画をご視聴ください

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/eeedj37IZLs

 

3.連帯挨拶

市川・浦安地区労働組合連合会・田中長義議長

 市川市大洲に明治乳業の東洋一の工場がありました。小学校の附属教科書に載るような優良企業として載っていたのです。ところが東京都労働委員会の審議の中で、人権侵害、賃金差別をやっている。とんでもない工場だと明らかになり、市川浦安労連はいろいろな集会や座り込みなどの行動に参加し支援してきました。

・・・・・。 以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/kE5IUYSqSPs

 

4.決意表明

明治乳業争議団・小関守団長

 先行した市川事件から丸40年が経過しました。その後の全国9事業所の32名の申立てからも31年もなる日本一長い争議と言われる事態になっています。歴史的なたたかいになっています。明乳争議は都労委を舞台に40年争議の集大成に向けて極めて重要な時期を迎えています。

都労委に残っていた市川の23件、全国の16件、合計39事件は申立人らの要求にもとづいて、全事件「併合」して集中的におこなわれ昨年10月にすべてが終了し、私たちは、典型的な不当労働行為事件として改めて明らかにした。この様に確信したところです。

 その後、2回の調査がおこなわれ4月23日の調査は委員会の都合によって延期となり、そのままになっています。その背景的には何があるのか。私たちは都労委で新しい視点からはじめたところから、このたたかいの中で、人道的にも社会的にもこれ以上長時間にわたれない事件なのだと、労働委員会が存立の原点に立って労働者の団結権、失われた人権を回復する、そういった指揮を執ってほしいという要求でありました。・・・・・。

 松本議長も先ほど申していましたが今の経営状況・・・。 6月27日に開かれる株主総会で7年間続いた川村体制から松田克也新社長がなられる・・・。 

・・・・・。 以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/tUlWIzcVEPs

 

5.シュプレヒコール

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/iE-Z2AbHzb0

 

シュプレヒコール

一、明治HD,(株)明治の社長が交代される。現役経営陣が負の遺産である争議を精算し、新体制で飛躍をめざせ!

一、第3次事件の都労委証人調べが全て終了しました。差別の仕組み、その具体的実態が明確になりました。直ちに話合いの場をつくり争議を解決せよ!

、企業行動憲章・人権に対する考え方に基づき、人権侵害を加えたことを自認し、自らの40年長期争議を解決せよ!

一、5つの工場閉鎖による新工場への異動に困難をきたす正規、非正規、関連会社の多くが路頭に迷うことなく、雇用と生活を保障せよ!

○裁判所・労働委員会は公正な判断をおこなえ! ○不合理な解雇・雇止めをなくそう!

○憲法を職場とくらしに活かそう!

○明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

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5つの工場「閉鎖から仕事・くらし守ろう!」正社員数のみ公表、他の労働者数不明、新工場に何名採用か、何名雇い留めにするのか公表せよ!

2025年05月29日 14時32分04秒 | お知らせ

(株)明治・戸田工場「閉鎖から仕事くらし守ろう!」宣伝行動 5月24日

(株)明治が5つの工場閉鎖を発表した内容を、ブログ2025年5月16日に掲載しています。以下はその既報の一部です。

 会社発表による閉鎖工場で働く正規従業員は、24年9月時点の東北工場は109人(2025年11月閉鎖)、戸田工場は260人(2027年7月閉鎖)、神奈川工場の118人(2027年3月閉鎖)で合計487名が対象です。この3工場を集約した新工場を神奈川県厚木市に「仮称・新神奈川工場」を建設。2027年7月をめざし4月21日に地鎮祭・鍬入れ行事が執り行われました。

 明治乳業争議支援共闘会議・明治乳業争議団・明乳争議を支援する戸田の会が呼びかけた戸田工場前宣伝を、5月24日12時~13時の時間帯で実施しました。

戸田工場に働く皆さんへ閉鎖問題が提起されてから半年が経過する中で、どの様な討議がおこなわれているのか、どの様な問題を抱えているのか、2月26日に戸田工場・工場長に対し6項目の具体的な問題提起の申入れを、地元、戸田地区労働組合協議会と日本共産党戸田市議団連名でおこなってきました。しかし、何ら回答にならない回答が寄せられている中で、15団体31名が参加で呼びかけの宣伝をおこなってきました。

 

戸田地区労働組合協議会・横田議長

戸田工場へ申入れの取り組みと経過を報告の中で、申入れに対する項目などに一つも回答を示さない工場の姿勢を批判。再度、申入れ事項に対する回答を求め、地元で働く人達の問題解決への受け皿になっていくことを呼びかけました。

 

日本共産党戸田市議団・本田団長

戸田地区労と連名で申入れをした報告から、工場閉鎖による地域経済への影響、地域から工場で働く人達の仕事とくらしの保障をと訴える

 

埼玉県労働組合連合会(埼労連)諸井事務局次長

 埼玉県内にも多くの労働争議が存在し、一つ一つ仕事・くらしを守ることを最優先に運動をつくっている。この明治の戸田工場閉鎖によって生じる問題などに対し、支援体制をつくっていきますので、相談をお待ちしますと呼びかけました。

 

食品一般関連労働組合(食品一般ユニオン)松下委員長

 一人でも誰でも加入できる労働組合で、明治の本社に勤務していた人が食品ユニオンに加盟し、退職金支給問題で本社と団体交渉を16回もおこなってきた実績などを報告。

戸田工場で労働組合員でない人は、是非とも加入をして個々の問題を解決していくことを呼びかけました。

 

東京争議団共闘会議・諏訪事務局長

一人の首切りも一切の差別も許さないスローガンを掲げ62年の歴史を積み上げてきている、東京争議団は、働く権利侵害を受けている者同士が経験を交流し、法的手段での解決や企業に対し当事者と団結して解決を求める運動を展開している団体であることを紹介しました。

 

明治乳業争議団・小関団長

 市川工場が閉鎖され戸田工場に3年ほど仕事に従事してきた仲間として、そして、市川工場閉鎖に関して取り組んだ運動の一端を紹介する。

 その一つとして、臨時、パートで働く人達に閉鎖されるとどの様な弊害がありますかなどなどのアンケート調査を実施。今、仕事がなくなると家のローン返済などくらしが成り立たなくなってしまう声が多く寄せられて、3つに分散される異動先に通える工場への保障を求め実現させました。また、辞めざるを得ない人には「慰労金」の名目で数ヶ月分支給させることができ、争議団の皆さんのおかげで助かりましたと感謝の言葉をいただいたことなどを紹介しました。

 明治の歴史は、工場統廃合による労働者を遠隔転勤、自主退職に追いやる労働者犠牲の上に成り立ってきた経営姿勢を批判。仕事とくらしを保障せよと声を上げようと呼びかけました。

 特に、労働組合戸田支部として、自らの要求と非正規の皆さんの声を集約し実現させる運動に取り組むことを呼びかけました。

 

門前で配布チラシ紹介

 

 

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