明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

コロナウイルス感染が深刻さが増している環境を利用した、明治R-1ヨーグルト宣伝方法に疑問!

2020年02月27日 11時29分05秒 | お知らせ

 JR山手線車両の電子画面に放映、今こそ、うがい・手洗い「R-1」の宣伝。社会的に呼びかけているのは「マスク」着用でしょう。

 明治が、一枚の構成ではこれはいけないと検討し直したものか。2020年2月27日付読売新聞一面の左上と左下と分割しての掲載宣伝が目にとまりました。何としてもコロナウイルスに効果があるがごとく必死な明治。インフルエンザに有効性を調査した専門家として、NHKあさイチ番組に引用された張本人は、「しょせんはヨーグルト」ですと弁解する有田共立病院の井上文夫院長。コロナウイルスから感染を予防するかのような姑息な宣伝はやめましょう。

 

2020年2月27日読売新聞朝刊

 

 

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エッ! 明治R-1ヨーグルトが「新型コロナウイルス」に効くの? まやかし宣伝直ちにやめろ

2020年02月24日 17時41分49秒 | お知らせ

新型「コロナウイルス」肺炎に便乗・悪用した、消費者の防御的精神感覚を利用した悪徳商法

株式会社明治が、R-1ヨーグルトは「インフルエンザ」に効果があると大宣伝で大もうけ、しかし、社会的に問題化され影を潜めた。しかし、懲りずに今度は、世界的に深刻な脅威を与えている新型「コロナウイルス」肺炎に便乗・悪用した宣伝を始めた。

今こそ「うがい、手洗い、R-1]を見たり聞いたりしたら、誰しもが、エッ効くのと勘違いしてしまうような、防御的精神感覚を利用した悪徳商法と言えないでしょうか。

まやかしの宣伝を直ちにやめろ!

 

 かつて、株式会社明治の「R-1ヨーグルト」がインフルエンザに予防効果があるとしたNHK「あさイチ」が取り上げたとたん売り上げが急増し大もうけした事件。

問題の発端は、佐賀県有田町の有田共立病院・井上文夫院長が発表した研究結果だとされる。

明治から半年間、無償提供された町内の小中学生約1900人に継続的に飲ませた結果、生徒のインフルエンザ発症率が周辺市町や県統計数値の1%程度になったという。

 別の医療関係者は、実験の有効性に疑問視、この試験は通常の臨床試験に必要な条件をクリアしていない。と社会的問題に発展したなかで、前出の井上院長は、「しょせんはヨーグルト」と弁解している。結果として明治とつるんだ薬事法違反に抵触する誇大宣伝で、大もうけした明治の企み。

またまた明治が、深刻な社会的問題になっている新型「コロナウイルス」にあたかも効果があるがごときの宣伝を大々的に行っていることは、柳の木の下で、社会的問題を利用した儲け本意の宣伝は断じて許されない。

このような経営姿勢が、2020東京五輪・パラリンピック組織委員会とゴールデンパートナー契約(150億円以上と言われている)をして、明治の製品を優先的に提供できることに、食の「安心・安全」が保証されていくのか、はなはだ疑問を感じます。

R-1ヨーグルトがインフルエンザに効果があるとされた問題をスクープした東洋経済誌を紹介します。(転載)

皆さん、明治の悪徳商法に惑わされないで下さい。

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「通報受付窓口」への通報については、「処理手続きを開始しないと決定しました」に対し、真相を求める

2020年02月14日 13時31分49秒 | お知らせ

 晴海トリトンスクエア内に設立されている、2020東京五輪・パラリンピック組織委員会に向けた宣伝を継続しています。この宣伝には、JAL争議団、フィリピントヨタ支援する会の代表も参加され、それぞれの企業がパートナー契約をしている立場上、人権侵害をしている企業に対し、IOCILOの「覚書」から見ても違反している。国際労働基準に沿った指導を行えと訴えがなされました。

 明乳争議団と支援共闘会議は、これまで10回に及ぶ情報提供をしながら要請を積み上げてきました。今回、代表が要請に伺ったところ事前アポイントなしで訪問した関係から、いつも対応されている総務部・総務課長が会議中とのことでお会いすることができませんでした。

以下、要請書を紹介しておきます。

2020年 1月22日

 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会

 組織委員会 会長  喜朗 

       全国労働組合総連合      議長 小田川義和

                         明治乳業争議支援共闘会議 議長 松本  悟

                         明治乳業争議団      団長 小関  守

 調達制度の「通報」された案件の取り扱いや処理などを、明確な説明もなく「棄却」とするやり方は、貴組織委員会が自ら定める「業務運用基準」に反するばかりか、「持続可能性に配慮した調達コード」の形骸化であり、東京オリンピック・パラリンピック自体の信頼を失わせる行為です。貴組織委員会として運用実態を厳しく精査され、適正に運用するための必要な対応を求める要請

 貴職におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、競技大会)は、残すところ半年と迫り、この成功に日々ご尽力されていることに敬意を表します。

 私たちは貴組織委員会に対し、この間、「調達コード」やILOとの覚書締結を踏まえた上で食材提供企業をめざす株式会社明治(以下、単に明治)に関する、「調達コード」の「不遵守又はその疑いがある」事実を、資料も添付して今回も含めますと11回の情報提供を行っています。同時に、「調達コード」に関わる通報受付窓口に対して、2例の「不遵守又はその疑いがある」事実を関係者から通報し、組織委員会から明治に事実確認を求める調査を行い、当事者らとの話し合いの場を持つなど、是正に向けた必要な対策を繰り返し要請しています。これは貴組織委員会が、「通報を受けた場合」の対応として定めたルールです。

 通報受付窓口への通報については、「処理手続きを開始しないと決定しました」との通知が唐突になされ、通知の趣旨が理解できず説明を求めたことに対しても、貴組織委員会の対応は、「実際に調達した製品等の通報を受け付ける」等と回答するだけです。これでは、「どの製品がいつどこで調達されたか」などを知る余地もない国民からは、「およそ通報できない高いハードル」との批判は免れ得ないのであり、「調達コード基本理念」にも反するといわざるを得ません。

 そこで、改めて「競技大会」の運営に責任を持つ貴職に対して、下記の点に関して直接回答を行うよう要請するものです。

1)明治が発表した「契約13カテゴリー商品」について、調達契約済みなのか説明を求めます。「契約」の場合には、「調達の透明性の確保からの実施状況の公表」としている点、及び、調達コ―ドの基準にもとづき私たちが提供している情報・告発内容に照らし、「契約」の見直しを求めます。

2)明治の企業体質は、ILO多国籍企業宣言(ILO中核的労働基準含む)などに照らしても、半世紀余りもの長期に及んで労働争議を抱え、司法など第三者機関の「和解勧告」をも拒否し続けるなど、「調達コード基準」及びILOとの関係においても、二重三重に違反していることは明白です。貴組織委の厳正な審査により、現状のままでは明治からの食材調達は出来ないことを明らかにされ、改善措置として「労働争議の解決」に向けた是正勧告などが、速やかに行われることを要請します。

3)「通報受付窓口」への通報に対する「通知」には、その理由として、「調達する物品・サービスまたはライセンス商品に関する案件ではないため」との記載だけで、通報案件の審査経過が全く不明です。通報された案件の事実確認、審査、判断など、その運用実態の説明を求めます。

                               以 上

 

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中労委命令「付言」の解決指針に立ち、36年争議解決を求める第49次座り込み実施

2020年02月11日 16時21分23秒 | お知らせ

東京高裁の「職権和解」から一転して「和解打ち切り」の理解得がたい定塚裁判長桃と2020年新年を迎えた。天候にも恵まれ12団体35名の結集で昼休み時間一時間の行動の中で、解決の道筋は、中労委「付言」の立場であることを改めて株式会社明治に求めました。(1月22日)

(第49次時点延べ=70日間、1296団体、2772人 94時間40分)

明治乳業争議支援共闘会議・松本議長の主催者挨拶

東京高裁が和解を打ち切ったことは、更に争議を長引かせることになる。今求められていることは中労委「付言」の立場にたって話し合うことです。私たちはその時間を待っています、求めています。その時間が来るまでは今取り組んでいる明治の製品は買わない、食べない・飲まない「不買運動」を消費者の権利として広めていくことを徹底的にやります。市民の皆さん是非ともご協力をお願いします。

戸田地区労・横田議長(左)、と千葉県支援共闘会議・山城事務局長(右)

それぞれから、35年争議を支援してきているが、当事者も支援する側も年を重ねてきている訳だから、争議を抱えて何のメリットが明治にあるのか。人道上的にもこれ以上引き延ばすことは許されない状況から一日も早い解決を求めて行くことなど訴えがありました。

JAL客乗争議団・杉山副団長から

解雇されて10年目になってしまいました。JALの不当労働行為が最高裁で確定する中で、植木社長は株主総会でなんとか解決をしていきたいと言ってきているが、未だにその姿勢が見えてこない。明乳争議団の皆さんとスクラム組んで解決までがんばります。

食品一般ユニオン・佐藤書記長から

株式会社明治と明治HD双方の社長への「申入れ」の報告がありました。株式会社明治の受付では、担当業務へ連絡を入れますが、応対できる担当者がおりませんと回答。明治HD受付は一切担当先へ連絡もさせない応対を徹底させている内容の報告。

明乳争議団・小関団長から

参加者へのお礼と高裁の職権和解は解決金ゼロ、謝罪なしの和解案は、中労委の付言で認定している明治乳業の不当労働行為、職分間格差は紛れもない事実とした立場からするならば、到底納得できるものではない。1月30日判決になりますが、どのような判決内容であっても36年争議に相応しい内容を求めて行きたい。そのためには、都労委に市川事件、全国事件39件の事件を動かし解決を強く求めて行きたい。2020東京オリ・パラ組織委員会とゴールドパートナー契約(150億円以上)をして、世界に名を馳せるようですが、経営状況は決して豊かではない。このまま争議を抱えていていいのかのリスク判断を経営陣に強く求めていきたい、と新年を迎えて決意を表明しました。

シュプレヒコーラー 武田団員から

チラシ配布中に、通りがかったご婦人が話しかけてきました。内容は、宅配のヨーグルトを開封すると黒っぽい物が目についたので、ルーペで拡大すると虫の足のような物でしたので明治に電話をしました。会社の方が来られて、持ち帰り調べた結果を報告をしますと言っていましたが、いくら待っても報告がありませんでしたので明治に電話をしたところ、その様なことは届いておりませんということでした。明治は大きな会社なので、ちっぽけなこのような問題には対応しないのでしょうかね。消費者を馬鹿にしている会社としか皆さんの訴えを聞いて感じました。と私に話しかけてきたことを紹介して、シュプレヒコールの音頭をとりました。

シュプレヒコール

一、(株)明治は、格差と人権侵害を認めた中労委命令に従い全面解決を決断しろ!

一、(株)明治は、人道上も許されない36年争議の全面解決を決断しろ!

 一、製品不祥事・不正行為に対し、消費者の信頼に応えろ!

 明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

【松田克也社長への申入書】

2020年 1月22日

株式会社 明治  代表取締役 社長 松田 克也 殿

             明治乳業争議支援共闘会議    議長  松本  悟

             明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団 団長  小関  守

         申 入 書

━━ オリ・パラ大会の新年、争議を抱えるリスク判断は「待ったなし」の課題です

松田社長、「都労委残留事件」による争議の長期化は回避すべきではないですか ━━

 松田社長、新年をどのようにお迎えでしょうか。私たちは、東京高裁が執った職権「和解勧告」(10月15日)を契機に、「35年争議の全面解決に相応しい貴社との円満解決」を目指し、「オリ・パラ競技大会前の解決」の固い決意で新年を迎えました。

この決意は、裁判長から「和解打ち切り」の連絡を受けた後も変わるものではなく、和解解決に向けた指揮の継続を求める要請を重ねている所です。私たちは、裁判長の指揮で会社と話合う場が設定されるなら、「何らの条件を付すことなく白紙の状態で真摯に向き合い合意をめざし誠実に努力する」姿勢を裁判長にも確約し、判決日の延期も視野に腰を据えた和解の指揮を要請しています。これは、「新年の早い局面で全面解決への道筋を拓く」という、35年の長期争議を闘ってきた私たちの決意です。

企業飛躍に向け「負の遺産」を清算すべき新年、貴社の争議解決への意思表示に期待

 1985年の都労委申立てに始まった争議ですが、申立て以前を含めると実に半世紀余に亘る長く厳しい道程です。特に、昭和40年代から50年代における旧明治乳業の組合活動を嫌悪した異常な従業員管理は、中労委命令が「会社は批判を免れ得ない」と指摘し、差別の存在も「紛れもない事実」と認定される等、歴史的事実として鮮明になっています。当然のことながら、企業活動における歴史的「負の遺産」を清算すべき責任は、貴社及び親会社明治HDの現経営陣にあることは明らかです。

私たちは、「赤虫」「ゴキブリ」「企業破壊者」など等、家族も含めて浴びせられ続けた人権侵害の汚名を晴らさずに、人生終えられないの決意で必死に頑張っています。松田社長、グローバル化と海外市場への飛躍という企業戦略に照らし、オリ・パラ競技大会を今夏に控える今こそ、争議を抱えるリスク判断が必要ではないでしょうか。

「都労委残留事件」の審査開始など、さらなる争議の長期化は双方に無益な選択

 中労委命令「付言」は、「39件もの関連する後続事件が都労委に係属するなど労使紛争が深刻化し、」と指摘し、「当事者双方の互譲による合意をもって紛争の全面解決を目指すべきことは自明の理である」(90頁)と、双方に解決への道筋を示しました。 私たちは、「残留事件」も念頭に置いていますが、その前の解決局面をめざし奮闘しています。松田社長、さらなる争議長期化への選択肢はないのではないでしょうか。

                                 以上

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36年争議を解決するまでは、明治の製品は「買わない、飲み・食べない」不買拡散宣伝

2020年02月11日 15時45分48秒 | お知らせ

不買署名宣伝行動に、質問してきましたご婦人たち。

 明治乳業争議支援千葉県共闘会議は、JR駅ターミナルで、36年争議を株式会社明治が「解決」に踏み出すまで、明治の製品は「買わない、飲み・食べない」呼びかけました。(1月17日)

添付宣言署名チラシを配布しながらの宣伝は、持参した200枚チラシが瞬く間になくなる反響がありました。

 通行人のご婦人などから行動への質問があり、R-1ヨーグルトはインフルエンザに効くと言う宣伝を見て購入していますがそうなんですかと言い、宅配をやめることに販売店に電話します。また、学生さんグループが「マジかよ」でたらめな宣伝に騙されないようにしようぜとか、以前もこの場所で皆さん宣伝していましたよね、まだ続いているのですか大変ですね、和解の打診に応じない明治は大きな会社だからですか、皆さんの呼びかけている不買への協力に私も協力しますよ。等と対話が何組もできました。

宣伝主催者挨拶、山城事務局長

 

 

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