明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

明治HDに争議解決を求め定例の3点セット宣伝実施

2013年03月19日 15時23分15秒 | レポート
 明治は不正・不祥事原因を隠ぺいするな! 
 長期にわたる労働争議を解決し、賃金差別を是正せよ!

 明治HD前~みずほ銀行本店前~東京メトロ東陽町駅前の3点セット宣伝を午後1時から6時の時間帯に行ってきました。

 明治HD前では、警備員が一人時折無線で報告なる動作を交え監視を続ける中、4人の弁士から、労働者の生活と権利を擁護するためには労働組合が果たす役割が求められていることを、これまで争議に関して、明治の労働組合がとってきている姿勢では成しえないこと。まともに労働者の要求の目線に立つことを呼びかける。

 明治の不当労働行為による賃金・昇格差別で闘う全国9事業所64名の闘いで、すでに11名が病に倒れ29年目の長期争議の事態です。
人道上の観点から見ても、これ以上引き延ばすことは許されるべき問題でないことを訴えました。

 この間市川事件は、東京高裁判決によって確定している事実認定を精査するのであれば、会社は、話合いでの解決を進められる内容であること、会社にとって何らメリットもないことなどから、少なくとも、全国事件の都労委命令を契機に話し合いの場を設定することを呼びかけました。

 労働者の権利をはく奪し、企業の意のままにならない労働組合とそこに結集する労働者を排除する経営姿勢のもとで、不祥事・不正を働き、生産優先・儲け本位を改めることも出来ない中で、食の「安全・安心」を国民、消費者に提供すべき食品企業としての最低限の責任すら果たすことが出来ないでいる。

 それらを裏付ける姿勢として表れていることは、放射性セシウムに汚染された「学校給食牛乳」や幼児用粉ミルク「明治ステップ」に関し、マスメディアや消費者団体からの疑問や問題指摘に対して、何ら説明するどころか行政が定めた基準値を拠り所に今をもっても応えていない姿勢、また、粉ミルク官製談合や新たな明治プリンの細菌による風味劣化問題も解明されず隠ぺい姿勢を貫き通し、危惧する株主が、連名による質問書を提出し回答を求めているに対しても答えようとせず、挙句の果てには、「純粋な株主でない」と株主までをも冒涜する始末から見ても、消費者の目線に立っていないことを裏付けるものと訴えました。

明治HDの筆頭株主みずほ銀行本店前宣伝後、要請のなかで改めて、明治が行ってきた歴史的労働者管理の実態を明らかにし、都労委命令を契機に、全面解決にむけ決定的な役割を果たすことが強く求められていることを要請しました。

東京メトロ東陽町駅前宣伝まで、支援者と争議団延べ43名、チラシ約580枚手渡し宣伝を行ってきました。
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明治乳業争議「裁判勝利をめざす春のつどい」福岡国民救援会主催、みずほ銀行福岡支店前宣伝

2013年03月19日 13時44分38秒 | レポート
明治乳業争議「裁判勝利をめざす春のつどい」福岡国民救援会主催、みずほ銀行福岡支店前宣伝


 福岡県国民救援会主催による「裁判勝利をめざす春のつどい」が、3月7日40名の参加で開催され、明乳福岡争議団も参加し争議団副団長の後藤から、全国都労委事件9事業所32名の闘いは、2011年11月30日に結審し命令作業が続けられていますが、1年4ヶ月を経過し、いまだ命令交付日が確定していないが、「救済命令」が交付されることに確信を持ち要請行動を積み上げている。救済命令が出された後の運動の方向性も争議団総会で確認し、今年の早い時期に全面解決めざし奮闘していることなど、都労委闘争の到達内容を報告しご支援を訴えました。

 また3月12日には、首都圏での宣伝行動日に呼応し、明治HDの筆頭株主みずほ銀行福岡支店前で午後5時30分から6時30分まで、支援者のご協力のもと12名で行い、(株)明治の不祥事・不正が繰り返えされている事実を告発し、生産優先・儲け本位の経営姿勢を改め、食の「安全・安心」を国民・消費者に対し責任を果たさせること。長期にわたる労働争議解決に、筆頭株主としてのみずほ銀行の役割とご協力を求め、チラシ約300枚を配布し訴えました。
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さよなら原発 市川集会・パレードに参加、明治製品の放射能汚染を語る

2013年03月16日 17時21分27秒 | レポート
すべての原発を直ちにゼロを! さよなら原発市川集会に参加!

 東日本大震災被害から2年を迎える3月10日、市川市防災公園で(かつて明治乳業市川工場跡地)追悼式と原発再稼働許すな、直ちに原発ゼロを訴えるパレードが行われ、明乳争議団から7名が参加しました。
 
 各ブースでは、震災地・原発被害のDVD上映や故郷・平和を想い求める歌声、被災地に関する体験などを語る催しがされていました。
 争議団から語るブースに参加し、皆さん「明治乳業争議団」の旗が掲げられていますが、この公園になる前の明治乳業市川工場に約38年間2000年3月まで働いていました。激しい差別攻撃から生じた賃金差別是正を求めて現在も闘っています。
 
 報告したいのは、福島原発の爆発から発生した明乳の乳製品が放射性セシウムに汚染されているにも関わらず、行政のモニタリング検査と政府が定めた暫定基準値を拠り所に、自主検査はしないと断言。生産優先・儲け本位の姿勢を貫き、消費者団体やメディアからの問題指摘にも一切耳を傾けず今を推移しており、国民・消費者の疑問や不安に対する食品企業としての最低の責任も果たしていない。
 
 その様な中で、放射能から子どもたちの命を守るためにと題するシンポジウム開催や、東電に対し「原発ゼロ」を、明治は製品検査をし、数値を公開せよと6月と10月に銀座デモを実施。併せて、福島の南相馬市にマイクロバスを仕立て28名で視察してきました。畑も田んぼも草が伸び放題、山林に至ってはどこから手を付けられるのか心が痛んだ。仮設住宅に住む方は、政府は、地元にどうすればよいのか直に相談し手段を講じるべきと話されていた。
 
 人間が使用するものは地球に還元されていくものだが、原発から出る放射能ごみは地球に還元されないし何の役にも立たない代物だ。原発は地球上から一掃しなければならない。
 明乳争議団は食品産業で働いてきた労働者として、食の「安全・安心」をこれからも求めて頑張っていきたいと語ってきました。
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