明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

10・23東京争議団総行動 中労委再審査で意のままにならない者には徹底した排除・差別がバクロされる

2015年11月03日 15時03分57秒 | お知らせ
一人の首切りも一切の差別も許さない

争議団決意表明
事務局長 村山

 総行動にご参加の皆さん明治HD前に駆けつけていただきましてありがとうございます。ご紹介をいただきました全国9事業所64名事務局長の村山といいます。
 
 皆さん先ず見てください、私たちが整然と明治乳業の不当労働行為のやり得を許さない、年間にして100万円以上の賃金差別を行ってきた明治に対して、理路整然と行動をしていることに対し、何でしょうかこの姿勢は。バリケードを張り巡らし当事者が出てこない、このビルを警備する警備会社に、この争議の扱いをさせている。ここに明治の企業の異常さがあると思います。
合わせて、私たち毎月一度第二火曜日1時~2時の時間、定期的な宣伝行動をここで行っています。3月10日、なんと明治乳業が110番通報し私たちの当然の要求なる宣伝行動に対して、警察権力を介入させ弾圧を図ってまいりました。私たちこのような仕打ち、弾圧姿勢を絶対に許すことはできない、この姿勢で中央警察署に抗議と申し入れを行いました。4か月かかりましたけれども、国民救援新聞に全国版の一面に報道されております。これらのビラ配布に対する弾圧、警告するまで中央警察署が行った行為、ここに警視庁は、正式に、皆さんに不快な思いをさせたことに心からお詫びを申し上げます。警告は誤りでした。こういう謝罪を勝ち取りました。このかたちは、この明治乳業のこの社前の問題だけではありません。すべての宣伝行動に関わる問題として大いにこの警視庁の見解を皆さん活用していただきたいと思います。

 いま全国の9事業所32名の中央労働委員会でのたたかい、11名の証人が採用され立証主張が終了しました。この11名のうち4名の証人は、争議団でも申立人でもありません。この30年にも及ぶ争議に、このまま一緒に働いてきた仲間の差別、不当な扱いを見過ごすことはできない、そういう立場で勇気もって証人に立っていただきました。
人事考課評定権者の体験者係長まで務めた証人は、明治乳業の人事考課評定の建前と実際に査定を行うことは、デタラメ極まりない運用の不当性を立証していただきました。もう一方の証人は、労働組合書記長を務めておりましたけれども、貧しい中で育ったもので、何とか将来的に経済的に安定を図りたいということで、登用試験を受験し合格しました。しかし、合格し最初の仕事がなんと組合幹部の監視、尾行を指示された。
指示した当時主任を務めていた中山悠氏は、そういう実績を買われて明治乳業の社長、会長に上り詰めた方であります。こういう姿勢を見た時に、本当に明治乳業の経営姿勢は、意のままにならない労働組合、労働者を徹底的に排除するこれが現実であります。

 そういう労働者の権利をないがしろにする中で、なんと21世紀に入ってからでも、32件も不祥事・不正、食品衛生法違反を繰り返しております。これらの不祥事は、消費者のお腹の中に納まった後に回収報道・公表しておりますけれども、これは後の祭りであります。今大きな問題になっている旭化成グループの基礎工事、将来にわたる生活にまつわる安全、これらをないがしろにする問題が発生しております。
明治乳業は幸せものです。お腹に入ってしまえば証拠がありません。ここに生産優先、儲け本位の明治企業の異常な経営姿勢があると思います。
私たちは、自らの経営姿勢を本当に正すためには、まず、長期にわたるこの争議を、当事者としての問題として解決することであり、自らの経営姿勢を変えていく、改革していくことも求めています。
そういう立場で、30年争議を皆さんのご支援をいただきながら、なんとしてもこの中労委でのたたかいで決着をつけます。お三方の連帯と激励の挨拶を受けながら、今日参加されております皆さん方の力をエネルギーにして、明日から、この場からたたかいの決意を申し上げて、当該代表しての決意表明とさせていただきます。ありがとうございました。
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10・23東京争議団総行動 明治HD(明治乳業) 日本航空も根っこは同じ

2015年11月03日 14時58分47秒 | お知らせ
一人の首切りも一切の差別を許さない

連帯挨拶
日本航空乗員原告団団長 山口さん

 争議団総行動にご参加の皆さんお疲れ様です。言論の自由ということで思い切り発言させていただきますけれども、この夏以降、ホルクスワーゲンの排ガス問題、そして東芝の不正経理、最近では三井不動産、三井住友建設、旭化成建材のこの違法な建築問題、こういうことがマスコミを賑わせました。私は、これまでの明乳のたたかいの、そして内容を聞いて、根っこは同じではないかと思っています。自由にものが言えない、そしてこのものが言えない状況から来る労働組合排除。もし、現場の人が自由に言える状況があったら、この3千を超えるマンション問題が、経験がどうだったかなどまったく必要なかったわけです。
日本航空も安全の問題から一緒だと思います。パイロットから見る安全と整備関係者から見る安全は違うのです。
 等々、日本航空が行った解雇後の職場の実態が詳細にわたって報告がされ、その中で、明治乳業争議団の仲間と一緒に、互いの争議解決に向け連帯してたたかっていく決意がありました。
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10・23東京争議団総行動 明治HD(明治乳業) ことの「イジメ・差別」に目を向け解決を図れ

2015年11月03日 14時51分26秒 | お知らせ
一人の首切りも一切の差別も許さない

連帯挨拶
明治乳業争議支援千葉県共闘会議事務局長 山城さん

 東京争議団総行動にご参加の皆さん、明乳社前にお集まりの皆さん大変ご苦労様でございます。いまご紹介がありました千葉県の中で明治乳業争議の支援をしている共闘会議の者です。
 実は、千葉県の東京に隣接しています市川市に明治乳業の生産工場がございます。いまから十数年前に工場自体はなくなっていますが、この中で、様々な差別やあるいはイジメ、そして、今回問題になっております不当労働行為に基づく賃金・昇格の差別で大変な原告の皆さんが犠牲を被られている、こういう姿を目の当たりにしております。
だからこそ、こうしたことがあってはならないのではないかと、絶対に解決をさせなければならないことで、30年前に遡りますが支援共闘会議が結成されて、現在のこの場でも支援を続けている経過でございます。
 ご近所の皆さんには毎回大きな音でお騒がせいたしますが、私たちこの不当労働行為に基づく賃金昇格差別の是正を絶対に勝ち取っていきたいと思っております。
この不当労働行為は、憲法に保障された団結権、この団結権を実質的に補強する手段として労働法で不当労働行為が禁じられています。ところがこの明治乳業は、様々な場面を通じて、まともな労働組合を作ろうというこうして頑張っておられる皆さん方を不当に差別する、いじめまで行う、こういうことが許されていいのか、このことを絶対に許してはならない
 会社が本来なら話し合いに応じて、ことの事実を判断して謝罪をする、このことが必要でありますが、繰り返し多くの方がこの場で話し合いに応じるよう求めていますが、一向に応じようとはしません。それだけに、裁判所やあるいは労働委員会からこの問題は話し合いで解決した方が良いのではないかと勧告が繰り返しありましたが、それにも従わないというそうゆう状態であります。
だとするならば私たちは声を上げざるを得ないではありませんか。是非、ご理解をいただきたいと思います。
 千葉支援共闘会議としまして、中労委から勝利を勝ち取るために頑張っています争議団の皆さんと団結し、解決に向けて支援していくことを述べまして連帯とさせていただきます。ともに頑張りましょう。
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10・23東京争議団総行動 明治HD(明治乳業) 半世紀をかけたたたかいに決着を

2015年11月03日 14時45分46秒 | お知らせ
一人の首切りも一切の差別も許さない

連帯挨拶
東京国公事務局長 植松さん

 皆さんこんにちは。たたかう仲間の一人として連帯のあいさつをさせていただきたいと思います。
 皆さん明治乳業でのたたかいでは、人生をかけた長いながい闘いです。いま司会者からこのたたかいは30年と言われましたけれども、私は、このたたかいは、半世紀にわたる50年にわたるたたかいであると認識をしております。
昭和36年の戸田橋での解雇事件を皮切りに、明乳は全国のたたかう仲間、労働組合潰しのために、職場にインフォーマル組織を作って、労働組合潰しや不当労働行為、そして、たたかう労働者に対する差別を行ってきました。そこからのたたかいですので、正に半世紀をかけたたたかいであったと私は認識しております。
 争議団の皆さんは、首都東京、そして全国の地域で差別争議を先頭にたたかって運動を引っ張ってこられました。このことに深い敬意を表したいと思います。
明乳争議団の皆さんは、まあ、若からず若からずという方になりましたので、最後の戦場になっている中央労働委員会で、勝利をして、チャンピョンベルトを外して、別な争議団に渡すことができるよう今一度大きなテーマを作ることをお互いに確認しようではありませんか。
 実は私は、全税関という労働組合の出身でして28年間差別撤廃闘争をたたかいました。幸いにして、地裁、高裁、最高裁とも勝利をすることができました。
こちらの明乳さん、あるいは芝信、国民金融公庫の仲間、日本航空労組の仲間、石川島播磨の仲間とともにたたかってまいりました。したがって、私も若からず若からずの年になりましたので最後の勝利を手にすべく支援を続ける決意であります。
 安倍首相の世界は、企業が世界で一番活躍できる国造りというのは、結局、その政策の一丁目一番地が、解雇と差別、不当労働行為の自由を経営者ができるように、法的に付与することであります。そんな国にしないためにも、先ず大事なことは、今たたかっている明治を初めてとしたすべての争議に勝利すること、その勝利のために連帯の輪をもう一回り、二回り大きくすることが大事だというふうに思っています。
 私も若からず若からずの年ですけれども、体力、気力、知力とも充実しておりますので、この勝利に向けて全力を尽くしてたたかう決意を述べて連帯の挨拶としたいと思います。ともに頑張りましょう。
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10・23東京争議団総行動展開 明治ホールディングスへ30年争議解決を求める

2015年11月03日 14時38分11秒 | お知らせ
10.23東京争議団総行動
「一人の首切りも一切の差別も許さない」総行動展開

主催者挨拶 清水副議長

 東京争議団は一人の首切りも差別も許さない、これをスローガンにたたかって運動を進めています。今年54回の定期総会を迎えますが、今年はアメリカンエクスプレス事件、エステート事件の二つの解決を作り出しました。東京争議団はたたかう仲間と一緒に苦しみ、そして一緒になって悩み考え解決へときっちり行っています。
一人の首切りの一切の差別を許さないこの当たり前のことが企業においても地域においても社会においてもきちんと声をあげられるように、このように多くの仲間と多くの輪をつないで一生懸命取り組んでいます。
小さな声を寄って集って励まし、大きな声にし、大企業にもの言う国にものを言う、このようにして働く者の生活する者の立場に立って運動を続けていきます。
この東京争議団総行動も28回になります。引き続き、最後の最後まで皆さんと一緒になってこの行動を成功させていただきたいと思います。
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