明治乳業争議団(blog)

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第69次座り込み継続、都労委残留第3次事件第7回調査で「和解」打診されるも会社明治代理人は即刻「拒否」

2022年10月17日 14時40分04秒 | お知らせ

第69次座り込み(9月26日)行動継続

事件解決に向けた「話合いではどうでしょうか」と打診に、会社代理人は即座に「拒否」

 第69次座り込み継続行動のはじめに、皆さんへ重要な報告をしておきますと村山事務局長は、第3次事件として労働者救済機関であります東京都労働委員会に市川23件、全国16件の調査が昨年4月から進められています。

第7回調査の9月8日では、金井公益委員から双方の書面・主張が出そろった確認の上、事件解決に向けた「話合いではどうでしょうか」と打診がありました。しかし、会社代理人は即座に「明確にありません」と拒否しました。5年前の中央労働委員会命令で「会社は大局的見地」に立った判断を求めています。しかし、会社明治は聞く耳を持ち合わせていません。この経営陣はどこまで代理人にお任せなのか、また、争議解決はどこまで進もうが絶対的に否定を貫くことを決定していることからなのか。

そうならば人道的見地からしても許されない姿勢だとして、坐り込み開始に当たって先ず報告をしました。

明治乳業争議支援共闘会議・松本議長

他の大企業のように話合いで解決していただきたい

エドグラン前にご通行中の市民の皆さん、いまお話があったとおり私たちはこのビルに入っている株式会社明治とそして隣のビルにある明治HDの川村社長に日本一長い労働者イジメの賃金差別の長期争議を話合いで解決していただきたい。他の大企業のように話合いで解決していただきたい。その要請にまいりました。

明日は「国葬」です 反社会的集団である統一協会その広告塔を国葬

さて皆さん、明日は「国葬」です。いまこの国葬を巡って憲法違反であるから参加をしない。あるいは野党が参加をしない。そして多数の世論を国葬反対。と言う中で国葬を強行しようとしています。誰が喜ぶのですか、統一協会です。いま社会的に問題になっている反社会的集団である統一協会、その広告塔を国葬するということは統一協会の利益に、絶対にやってはならないことであります。

会社は「赤組」のレッテルを貼り10年間で1千万円の賃金差別

さて皆さん、この明治乳業争議の本質は、もの申す労働組合、食の安全を守ってほしい。働く者の人権をまもってほしい。当たり前の労働組合活動をしていた集団に対し、会社は赤組のレッテルを貼り10年間で1千万円の賃金差別をしました。全国で64人の社員が一斉にこのことに対し差別是正を求めて訴えている争議であります。

一切の話合い拒否をするその理由は統一協会がグル

この長期争議、もう答えは出ています。中央労働委員会は差別も人権侵害も認めた上で、殊に会社に対し話合いで解決しなさい。これがお国の明治HDに対する命令です。しかし皆さん、明治はこのことを、話合い解決を拒否しました。

みなさん私たちはなぜ話合いを拒否するのか、それは会社の社長の意向だと思っていましたが、一切の話合い拒否をするその理由がわかりました。今回の国葬をきっかけに明治乳業労働組合と株式会社明治とそして統一協会がグルになっていることがわかりました。明乳労使が研修に送り出して冨士社会教育センター、この松下理事長が統一協会の幹部です。このことも明らかになりました。

明乳労使一体で社員をこの反共教育センターに送り込み労働組合を潰す

いま自民党議員と統一協会の関係がクローズアップされている中で、自民党の党と統一協会と決別の宣言をしました。実際にはこれからだと思いますが、私たちは株式会社明治、そして明治HD、こういう反社会的集団と決別をして、この長期争議を解決していただきたいと思います。

当時、明乳労使一体で社員をこの反共教育センターに送り込み、真っ当な労働組合を潰すためもの言う労働者に対し、赤組のレッテルを貼り共産党員や民主青年同盟員を排除する労使で確認書を結んで差別をしたという事件です。

明乳労働組合委員長・中山悠元社長と同・川村和夫は現社長に、浅野茂太郎元社長は市川工場インフォーマル組織結成

皆さんその当時の労組委員長中山悠、明治乳業社長、いまの川村和夫社長は中山社長の下で男秘書をやり、後に労働組合の委員長をやり、そして現在、社長に登りつめた人です。

こんな会社は明治HDだけです。市川工場の時にインフォーマル組織をつくって労働組合を乗っ取ったその張本人が浅野茂太郎元明治HDの社長です。歴代社長が労働組合と一緒になってもの申す労働組合を差別、選別し賃金差別をしてきた事件です。

私は明治乳業争議を支援することになって、はじめて東陽町にある明治乳業の株主総会に参加してその時の衝撃は今でも忘れません。その時の社長は浅野茂太郎社長です。株主から質問が出ると先ず社長の答弁が終えると、ある株主が了解と大きな声を出します。そうすると多くの株主が了解とコールをします。これは統一協会の教育基本法です。こんなことをやっていたのです。このようにして労働組合を潰しその結果どうなったのでしょうか。企業は、日本は賃金を下げる国になりました。労働者の組織率はとうとう16.9%です。日本だけが賃金が下げる国になったのもこのようにして労使一体になって統一協会も活用して労働組合を潰してきた結果ではないでしょうか。

反共思想、労使協調、労組変革、侵略戦争へとプログラム

冨士社会教育センターのプログラムにはこういうことが書かれています。反共思想、労使協調、そして労組変革、侵略戦争へとプログラムとして組み込まれているのです。すなわち、労働組合を潰した後は侵略戦争だと云うのです。

皆さん72年前、戦争が終わりました。その72年前の世界は全ての労働組合が解散をさせられ、そして戦争に突入しました。その結果戦後の憲法の中に労働法ができたのです。労働組合を育成しなければ、再び戦争の過ちを繰り返すからです。その下で、また再び労働組合つぶしを労使双方と統一協会がグルになっている。その先が憲法を犯し危険な道だと言うふうに思います。

こんなことをやっているから、明治HDはどうなったのでしょうか

さて皆さん、こんなことをやっているから、明治HDはどうなったのでしょうか。売上高は低迷、一兆円ぎりぎり、株価は4割減らす、株主からも社員からも疑問が出ています。いま酪農家も物価高の中で疑問が出ています。その様な中でオリンピック疑惑も出ています。明治HDゴールドパートナーになりました。そのウラで、何があったのでしょうか。明らかにしていただきたいと思います。

私たちは、この明治HDという会社が「反共株式会社」、反共株式会社が多国籍企業として打って出ようとしても、世界は受け入れません。だから売上げは低迷し、株価も低迷しているのです。賃金を上げ平和を守り真っ当な労働組合運動が発展させることが求められています。たたかってこそ労働組合。私たちは、全ての労働争議を、解決をして8時間働いたら真っ当に暮らせる社会を。市民の皆さん、ご一緒につくろうではありませんか。そのことをお願いしまして私からの訴えとさせていただきます。

食品一般ユニオン・北川組合員

民主的な職場、社会をご一緒につくりましょう

ご通行中の皆さん、私たちは明治乳業争議団が長年にわたって不正労働、差別、賃金差別を受けたたかっていることを知り、ここで坐り込みに参加しています。ご通行中の皆さん、株式会社明治にお勤めの皆さん民主的な職場、社会をご一緒につくりましょう。

替え歌を歌います。ベートーヴェン第9の明治乳業争議団に捧げる歌。

明治乳業労働争議~  日本で一番長~い裁判  会社の横暴許さぬために

立ち上がる勇者は64人

ご通行中の皆さん、私たちは明治乳業争議を支援しています。

他3曲の替え歌で激励をいただきました。

ご通行中のご婦人が最初から立ち止まり、各弁士の訴えに耳をかたむけうなずきながら聞いていただきました。また、北川さんの替え歌には手拍子を加えながら視聴していただきました。 ご支援に感謝いたします。 

 

元銀行産業労働組合・大谷さん

銀行産業にも明治乳業と同じ差別がありました

私たち銀行産業労働組合の大谷と云います。金融関係では、元AIGスター生命嘱託事務員を解雇した事件をはじめとした八千代銀行、アネックス、ステートストリート信託銀行と次々と争議がつづきました。しかしその都度この明治乳業争議団の皆さん方にはご支援をいただきまして、本当にありがたく思っております。この場を借りまして改めて御礼申しあげます。

経営者がキチッと判断すべきこの事件は明治乳業だと思っています

私どもでは、そういう争議が起きる以前に各銀行でも明治乳業さんで起こされたような差別が起こっていました。全体の全国的な連絡会をつくりまして、それぞれの銀行に申し入れたり、裁判、労働委員会などに長い間ずっと差別闘争を続けてまいりました。内容を見ますと明治乳業さんと全く同じ状況でした。

しかし、労側の方はこのまま長引かせてはいけないという判断の下、この差別事件は20世紀の内に全て解決をいたしました。その後にも起こされた金融3争議もなかなか困難な面もありましたが、結果的には全て解決をいたしました。

それはですね、我々団結する力はありますけれども、やっぱり経営側もですね経営者側がキチッとした判断をするということが問われているこの明治乳業の事件だと思っています。私たちは、この争議がキッチッと解決するまで支援していくつもりでおりますので宜しくお願いします。

 

争議団からお礼と決意・松下副団長

併合審査を前提とした大量観察方式こそがこの事件の解決

松下から一言お礼と決意を述べさせて下さい。今日は暑いです。本当に暑い中京橋にお集まりいただきましてありがとうございます。

さて、長いこと眠っていた都労委39事件の進行状況であります。今後の審査のあり方、攻防を巡って申立人側、会社側、労働委員会の間で激しい論争がおこなわれています。申立人側として専門的な言葉になりますが、併合審査を前提とした大量観察方式こそがこの事件を、そして差別の実態を総合的に知る唯一の方法あり方であると強調してきています。

これに対し会社は、併合と大量観察、これでは差別の実態がもろに見えてしまうなどと言いがかりをつけて反対のキャンペーンを張り労働委員会に迫っているところであります。

申立人等は、労働委員会は労働者の救済機関ではないのかと強く訴え、あわせて、併合審査を前提とした大量観察方式の方法を実現したいと思っているところです。

和解での解決を打診、都労委の今回の判断は一理ある

さて、先日の調査の中で都労委は、和解での解決を打診しました。長期の大型争議、何らかの糸口を見いださなければ解決への道は開けません。事件を総合的に判断すれば都労委の今回の判断は一理あるのではないでしょうか。

ところが、会社弁護人は即座にその場をもってあり得ないと回答したのであって、本来このような大きな課題、打診された場合には一旦持ち返って会社の首脳陣と話し合い答えを出すべきではないでしょうか。ここにこの会社明治HDの労働者をないがしろにする結果、本質があるのではないでしょうか。過去にもことある毎に和解の打診がありました。しかし明治はその全てを断ってきたのであります。

5年前の中労委、会社には、殊に、大局的見地に立つことを強く期待する

そして5年前の中労委でも、長期化し深刻した紛争を早期に解決するには当事者双方に強く話合いが求められる。そして会社には、殊に、大局的見地に立つことを強く期待する。このように促したのであります。いまこそ明治はこのことを受け入れるべき一言を付け加えておきます。

この後、経営状況、株主掲示板告発内容、社内の告発者の手紙、統一協会と勝共連合との明治乳業労務屋の関わりから労働組合に介入した実態を告発しました。

 

シュプレヒコール

一、都労委第7回調査の中で「和解の打診」を、明治は、即「明確にありません」と拒否しました。

  人道的にも許されません。直ちに応じろ!

一、(株)明治は、格差と人権侵害を認めた中労委命令と「付言」の立場で話し合い解決の場をつくれ!

一、都労委残留39件の審査を待つまでもなく、直ちに争議を解決せよ!

一、労働者を赤組、白組、雑草組に分類した差別管理は許さないぞ!

一、赤組集団と称して、年間106万円からの差別を直ちに是正せよ!

   明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、 団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

 

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