明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

全労連・東京地評共催 争議支援総行動(7月8日) 株式会社明治・松田克也社長へ320名結集で解決迫る

2020年07月15日 14時08分59秒 | お知らせ

全労連・東京地評争議支援総行動(7月8日)320名が長期争議(36年目)を求め結集!

裁判所・労働委員会は公正な判断をおこなえ!  新型コロナによる解雇・被害を補償しろ!

ストップ安倍改憲! 憲法を職場とくらしに活かそう!  

株式会社明治に争議解決求める総行動オープニングに演奏する松平晃トランペッター

総行動主催者挨拶 東京地評・荻原淳議長

挨拶を動画で紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=lNWgzlkFeFU

連帯挨拶 明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長

挨拶を動画で紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=wNVdBO4xX7U

連帯挨拶 埼労連・伊藤稔議長

挨拶を動画で紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=CBxCgOtSER4&t=56s

連帯挨拶 争議解決まで明治の製品は買わない「不買運動」共同呼びかけ人・久保さん

挨拶を動画で紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=Njo6TvbJFWM

当該争議団決意表明・小関守団長

挨拶を動画で紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=WV3_74RVZlg&t=94s

松田克也社長に届けとシュプレヒコール

シュプレヒコール

一、株式会社明治は、格差と人権侵害を認めた中労委命令に従い話合いに応じろ!

一、株式会社明治は、人道上も許されない長期差別争議の今こそ全面解決を決断しろ!

明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

 

 

 

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座り込み再開 第52次2日目、3日目報告 明治HD・川村和夫社長、(株)明治・松田克也社長に解決求める

2020年07月14日 11時39分31秒 | お知らせ

 新型コロナウイルス感染拡大「緊急事態宣言」が解除され、4月、5月と行動を自粛してきましたが、6月22日から24日の3日間第52次座り込みを再開しました。

  一日目の行動を掲載しています。二日目(23日)と三日目(24日)を報告します。

3日間ともマスク着用し飛沫拡散とウイルスを受けない防御を最低限として12時から13時までの1時間を座り込みました。

 

二日目(23日)、主催者挨拶の明治乳業争議支援千葉県共闘会議・高橋議長

 司法の場や労働委員会の場においても話合いでの解決を求めて来ています。支援共闘会議においても当事者争議団にしても再三さいし申入れをしてきていますが、今日においてこの株式会社明治は、公的機関の言葉に従わず話合いのテーブルに着いていません。この間、様々な行動の中で申入れをしてきていますが、受付の窓口で一切応じない姿勢をとり続けています。この株式会社明治は、労働者らに人権侵害や差別を長年行ってきて正に許されないことです。いま世界ではアメリカの黒人差別に対するデモを始め人種差別に止まらず、あらゆる差別を許さないという運動が広がっています。

株式会社明治はこの50年間あらゆる形での差別をおこない、会社にものをいう労働者は職場八分や会社八分にし、人を人をとも思わぬ対応をしてきています。

 この間、これまで会社明治は、公的機関の言うことに従うと株主総会の中でも言ってきました。公的機関は何を言ったか、中央労働委員会や裁判所は、明治が労働者を差別してきたことは間違いない。人権侵害をしてきたことは間違いない。その解決のためにはお互いに腹を割って話合いをすべきだと公的機関は言っていました。私たちは怒りを抑えながらもテーブルに着こうじゃないかと提案をしてきました。しかし、会社は一切の話合いのテーブルに着きません。この間、コロナ問題で2ヶ月間行動を自粛してきました。また、この6月から行動を再開させていただいております。人を人とも思わぬ非人間的な明治という会社を話合いの場に引引きずり出し解決のための話合いに応じるように、私たちも皆さんに訴えていきます。是非皆さんもこの行動の主旨をご理解のうえご協力を訴えて主催者としての挨拶とします。

 歌声を文化活動として活躍している歌手の橋本のぶよさんのCDを聴いていただきました。

36年目の長期争議解決を求める争議団決意を米元事務局次長

 私は市川工場事件の一人です。最高裁で敗訴していますが都労委に残っている市川事件26件を通したたたかいと全国事件を共にたたかう任務をしています。

 市川工場内でのたたかいは、要求を掲げる私たち労働者を「赤組」、会社に忠誠を見せる労働者を「白組」と分類し、厳しい攻撃の中でどちらにも付けない労働者を「雑草組」と分類して管理していたと、都労委での会社証人の証言で明らかになった非人道的支配の下で差別がおこなわれていた。その根本的な労働者支配は日本共産党や民青を忌み嫌い、その様な者は職場から出て行けと「生産疎外者」のレッテルを貼っての攻撃が差別を増大していった。

 争議団は高齢化し先が見えています。これ以上、会社の引き延ばしを許さないことを強調し、最高裁でのたたかいと都労委のたたかいを通して、中労委命令、付言の立場で解決を目指します。皆様方のご支援を改めてお願いします。

 

三日目(24日)、主催者挨拶の明治乳業争議支援共闘会議・菊池事務局長

26日開催される名HDの株主総会に向けて3日間の座り込みをおこなっており、本日は最終日の座り込みです。参加者の皆さん、近隣で働く皆さんにもしばらくの間ご協力をお願いさせていただきます。

 いま、全世界的に新型コロナウイルスによって富める者と貧しさの者との間の格差、差別、富める国と十分でない国との格差、差別など様々な問題が引き起こされています。世界の中では、こうした不当な差別をなくす人々の生活に正義をとの運動が世界中を駆け巡っています。

 皆さんこの明治乳業の争議、36年間もたたかわれていますけれども、現職の時の差別があまりにも低いところから定年後も、年金などに影響している。その是正を求めての座り込み行動であります。

そもそもこの争議の発端は、労働組合委員長が1960年代半ばに生産疎外者、このような人たちを排除していくのだと声明を出しました。明治の云う生産疎外者とは共産党員や民青同盟員に加盟をしている者を指すと、会社に替わってわざわざ労組委員長に言わせ排除の声明を労使で覚書を交わし出すのです。そうした声明がその後会社における新しい人事制度の運用にも関わって一般職員は定年までに監督職まで上げますよと。しかし、精神薄弱者や生産疎外者その者は除外しますよということになります。

 会社の方針によって排除された、レッテルを貼られた労働者は大きな賃金の差別が生み出され、その様な資料が明確に残されている。日本の憲法や労働組合法で禁止をされている。そして、障害者に対する差別も現在では生涯雇用推進法で障害者を理由に差別をすることをしてはならないと明確に定めている。

その様な中で、明治乳業の賃金差別と云うものは、36年間も闘ってきておりますけれども、その原因は、法律にも違反するこうした差別によって生じた構図であります。

こうした差別を受けて苦しみ抜いてきた労働者、今は退職をされて平均年齢が70代の後半になろうとしています。退職後も人間の尊厳を傷つけられ生活を続けられる労働者をこうゆうことで良いのでしょうか。

 会社はこのような違法を直ちに改めることが必要ではないかと考えています。

中央労働委員会の命令書、その中に60年代のこうした差別は、職制らの生産疎外者と言われる労働者に対して、誹謗中傷をおこなったと云っています。この争議の解決においては、会社は大局的な立場で双方が互譲の精神の立場に立って解決をすることが必要なのです。という内容の命令書を出しています。

会社は、東京地裁や高裁においても解決を望み和解を出してきましたが応じようともしません。その様なことから今日に至っています。

支援共闘会議としましては、今回の座り込み3日間を通して訴えてきましたが、会社が話合いに応じるまで様々な形での行動を皆様方にお願いをし、ご理解とご支援を申しあげます。

 

歌声を文化活動として活躍されている歌手の唐土美代子さんのCDを聴いていただきました。

 

3日間を通した参加者へのお礼と解決を求める決意を小関団長

 3日間の座り込みにご参加いただいた皆さんに先ずお礼を申しあげます。ご承知のように、緊急事態宣言が解除されたといっても新型コロナウイルス拡大の収束の先が見えない状況にあります。本日、この京橋エドグランに着いたものですからいつもお騒がせしている者としてエドグラン内のある食事屋に入ってご馳走させていただいてきました。

本当に一軒一軒の商店感染防止のために神経をすり減らして、そしてお客さんに対応していらっしゃる頭の下がる思いがいたします。この厳しい状況の中で一日一日営業なさっているそれぞれのお店の方に心からの敬意を表するものです。

 さて、私たち明乳争議の到達点、何としても解決させる解決に応じる直接責任がある株式会社明治、そして親会社である明治HDに責任があることは明らかになっています。

到達点は、東京地裁判決でも東京高裁の判決でも否定することの出来なかった中央労働委員会の命令の内容であり、その内容が到達点なのであります。そしてそのことは会社も十分承知していることであります。中央労働委員会の命令は残念ながら結論は、労組法27条2項、平たく云うのであれば古い事件だからそこまで遡って救済するのは、今の労働組合法の枠組みでは出来ません。だけど良くこの事件を調べてみたら、組合活動をしていた労働者集団とその他の労働者集団の間には、明確に格差が存在するこれは明らかな事実であると認定しました。そしてこの格差の原因は何かと云うところ1960年代、昭和の40年代まで遡って中央労働委員会は認定したのであります。

その認定を通して会社の職制らは申立人らに対して、人権を否定すること誹謗中傷を繰り返したこと、市川工場や大阪工場、京都工場、福岡工場等などの事実を一つ一つ認定した上で、会社は非難を免れ得ないという判断をしたのであります。これが明治乳業事件の全体像であります。

 組合活動家らに誹謗中傷するその根っこにあるのは何か、先ほど菊池事務局長から述べられている内容、昭和41年の春闘の妥結にあたって会社と労働組合が経営協議会をやった内容が委員長声明の形として出されたわけです。委員長は、会社の云う生産疎外者はと言って、その後どう云っているのか、日本共産党員や民主同盟に加盟する者と云っています。その様に、明治乳業が生産疎外者と烙印を押していたのであります。

そして昭和41年労組委員長の声明によって、それを契機にして一斉に全国の主要な工場に作られたインフォーマル組織、労働組合に替わる非正規組織が一斉にやったのが生産疎外者は出ていけと大合唱であります。その大合唱をやったのが職制組合員を中心としたインフォーマル組織であります。その事実を中央労働委員会命令は認定しているのであります。会社は非難を免れ得ないと言うことはこう言うことであります。

皆さん、あの当時では当たり前のように反共攻撃として差別の認定、生産疎外者の名前を労働組合活動家ら全てに烙印を押しました。押すことによって何をやったのか、明治乳業労働組合と会社が締結した昇給、昇格制度というのがあります。そのあらゆる項目の中で標準に人事考課が得られれば昇給昇格が出来る協定になっています。しかし、一項目入れたのは生産疎外者、精神薄弱者はその限りではないと云うものです。一度烙印を押されると制度そのものの枠外に置かれることであります。その結果が労働委員会に要求している同期・同学歴の者と平均で年間97万円の格差がある事実、最大で200万円を超える事実であります。それらの事実を中央労働委員会は丁寧に認定しているのであります。明治乳業はその事実をどのように受け止めているのか、主文棄却だから良いと云うわけであります。定年後もその差別金が年金にも大きく関わってきているのであり今の問題なのです。その責任を取らせるのが私たちの闘いであります。

 その後の要約、明治グループの売り上げが頭打ち、海外市場拡大にかける経営状況を話し、今朝方オリパラ組織委員会から時間指定の関係で訪問し、明治の企業体質はどこに問題があるのかを人権侵害、不祥事多発問題を丁寧に説明してきました。このような明治の製品を世界のアスリートたちに提供されて良いのでしょうかと、どうしても提供していくと云うならば、少なくとも労働争議、人権問題を是正させることを求めてきました。26日開かれる明治HD株主総会に向けての取組として、昨年同様中労委命令付言の立場で争議解決を目指す本気度を役員宅訪問、この座り込みの中での申入れで示してきました。梅雨空の中での3日間の座り込み行動も皆さん方のご支援をいただき、又近隣の皆様方のご理解を求めながらこの行動を再開することにお礼を述べ決意とさせていただきます。

 

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