goo blog サービス終了のお知らせ 

明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

40年争議解決は今でしょ! 6月株主総会で新社長に就く松田克也社長の決断を! 全労連・東京地評争議支援総行動で強く求める!

2025年05月30日 14時48分18秒 | お知らせ

5・28全労連・東京地評争議支援総行動 5月28日

○すべての争議の早期全面解決を! ○裁判所・労働委員会は公正な判断をおこなえ!

○不合理な解雇・雇止めをなくそう!○憲法を職場とくらしに活かそう!

上記、スローガンを掲げ争議を抱える企業に対し、それぞれの社前行動を終日展開しました。

明治乳業争議団・明治乳業争議支援共闘会議も行動にエントリーし、株式会社明治社前(京橋エドグラン)・松田克也社長への要請行動に78名参加の中実施しました。要請には、明治HD株式会社・川村和夫社長に対しても要請書を届けました。これまでの要請は京橋エドグランに明治独自の受付がありましたが、以前、総合受付のみになった関係から取次ぎが叶わず、親会社・明治HD受付に出向いての要請をおこないました。

 各弁士の訴えを動画に編集しましたので、是非ともご視聴宜しくおねがいします。若干の要旨を添えました。

 

1.争議支援総行動主催者挨拶

全労連・黒澤幸一事務局長

 長きにわたる労働者の尊厳と権利を守るたたかい、本当に明治乳業争議団の皆さんご苦労さまです。そして先ずはじめに、全労連、東京地評共に最後までたたかうことの決意を述べさせていただきます。最後までがんばりましょう。

 春闘情勢の状況報告・・・・・。 大企業の内部留保も溜まりに溜まって、過去最高の水準になっている状況・・・・・。 政府が賃金引き上げへの5カ年計画を立てました・・・・・。

たたかう労働組合を潰し賃金を上げない仕組みをつくり上げてきた・・・・・。 横断幕にも掲げられている40年にもわたって諦めずにたたかってきたその成果が現れつつあるし、60年にもわたってたたかい続けてきている明治乳業争議団の皆さん、そのおかげで全労連、東京地評の仲間たちも、いま改めてストライキでたたかうことを取り戻しつつあることが、皆さんからいただいた本当に大きな財産だと思います。

 最後の最後までたたかうんだ、労働者の権利と尊厳を守るためにたたかい続けるこの明乳争議を、どーしても勝たなければいけないと私は思います。

・・・・・。 以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/tAVEytxis_s

 

2.連帯挨拶

明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長

 戦後、労働組合が誕生しました。その目的は2度と戦争はしない。そこで働くものの人権を守る。ところがアメリカの戦略変更で、国家ぐるみで労働組合を潰しました。その象徴がこの明治乳業そうぎであり、労働組合組織率がとうとう16%になり、日本だけが賃金が下がり疲弊した・・・・・。

 皆さん、いま日本の中で激しいリストラが起きています。日産が、明治も含めた大きな会社がリストラが打ち出されています。3つの要求をしています。一つは、大企業は内部留保金を吐き出し雇用を守れ。2つめは、失業者に対し生活と雇用を保障しろ。3つめは、派遣法を改正し正社員が当たり前の社会をつくれ。このたたかいにご一緒していただくことをお願いします。

 6月27日には株主総会があります。今年の特徴は社長が交代することです。

・・・・・・ 以下、動画をご視聴ください

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/eeedj37IZLs

 

3.連帯挨拶

市川・浦安地区労働組合連合会・田中長義議長

 市川市大洲に明治乳業の東洋一の工場がありました。小学校の附属教科書に載るような優良企業として載っていたのです。ところが東京都労働委員会の審議の中で、人権侵害、賃金差別をやっている。とんでもない工場だと明らかになり、市川浦安労連はいろいろな集会や座り込みなどの行動に参加し支援してきました。

・・・・・。 以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/kE5IUYSqSPs

 

4.決意表明

明治乳業争議団・小関守団長

 先行した市川事件から丸40年が経過しました。その後の全国9事業所の32名の申立てからも31年もなる日本一長い争議と言われる事態になっています。歴史的なたたかいになっています。明乳争議は都労委を舞台に40年争議の集大成に向けて極めて重要な時期を迎えています。

都労委に残っていた市川の23件、全国の16件、合計39事件は申立人らの要求にもとづいて、全事件「併合」して集中的におこなわれ昨年10月にすべてが終了し、私たちは、典型的な不当労働行為事件として改めて明らかにした。この様に確信したところです。

 その後、2回の調査がおこなわれ4月23日の調査は委員会の都合によって延期となり、そのままになっています。その背景的には何があるのか。私たちは都労委で新しい視点からはじめたところから、このたたかいの中で、人道的にも社会的にもこれ以上長時間にわたれない事件なのだと、労働委員会が存立の原点に立って労働者の団結権、失われた人権を回復する、そういった指揮を執ってほしいという要求でありました。・・・・・。

 松本議長も先ほど申していましたが今の経営状況・・・。 6月27日に開かれる株主総会で7年間続いた川村体制から松田克也新社長がなられる・・・。 

・・・・・。 以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/tUlWIzcVEPs

 

5.シュプレヒコール

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/iE-Z2AbHzb0

 

シュプレヒコール

一、明治HD,(株)明治の社長が交代される。現役経営陣が負の遺産である争議を精算し、新体制で飛躍をめざせ!

一、第3次事件の都労委証人調べが全て終了しました。差別の仕組み、その具体的実態が明確になりました。直ちに話合いの場をつくり争議を解決せよ!

、企業行動憲章・人権に対する考え方に基づき、人権侵害を加えたことを自認し、自らの40年長期争議を解決せよ!

一、5つの工場閉鎖による新工場への異動に困難をきたす正規、非正規、関連会社の多くが路頭に迷うことなく、雇用と生活を保障せよ!

○裁判所・労働委員会は公正な判断をおこなえ! ○不合理な解雇・雇止めをなくそう!

○憲法を職場とくらしに活かそう!

○明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5つの工場「閉鎖から仕事・くらし守ろう!」正社員数のみ公表、他の労働者数不明、新工場に何名採用か、何名雇い留めにするのか公表せよ!

2025年05月29日 14時32分04秒 | お知らせ

(株)明治・戸田工場「閉鎖から仕事くらし守ろう!」宣伝行動 5月24日

(株)明治が5つの工場閉鎖を発表した内容を、ブログ2025年5月16日に掲載しています。以下はその既報の一部です。

 会社発表による閉鎖工場で働く正規従業員は、24年9月時点の東北工場は109人(2025年11月閉鎖)、戸田工場は260人(2027年7月閉鎖)、神奈川工場の118人(2027年3月閉鎖)で合計487名が対象です。この3工場を集約した新工場を神奈川県厚木市に「仮称・新神奈川工場」を建設。2027年7月をめざし4月21日に地鎮祭・鍬入れ行事が執り行われました。

 明治乳業争議支援共闘会議・明治乳業争議団・明乳争議を支援する戸田の会が呼びかけた戸田工場前宣伝を、5月24日12時~13時の時間帯で実施しました。

戸田工場に働く皆さんへ閉鎖問題が提起されてから半年が経過する中で、どの様な討議がおこなわれているのか、どの様な問題を抱えているのか、2月26日に戸田工場・工場長に対し6項目の具体的な問題提起の申入れを、地元、戸田地区労働組合協議会と日本共産党戸田市議団連名でおこなってきました。しかし、何ら回答にならない回答が寄せられている中で、15団体31名が参加で呼びかけの宣伝をおこなってきました。

 

戸田地区労働組合協議会・横田議長

戸田工場へ申入れの取り組みと経過を報告の中で、申入れに対する項目などに一つも回答を示さない工場の姿勢を批判。再度、申入れ事項に対する回答を求め、地元で働く人達の問題解決への受け皿になっていくことを呼びかけました。

 

日本共産党戸田市議団・本田団長

戸田地区労と連名で申入れをした報告から、工場閉鎖による地域経済への影響、地域から工場で働く人達の仕事とくらしの保障をと訴える

 

埼玉県労働組合連合会(埼労連)諸井事務局次長

 埼玉県内にも多くの労働争議が存在し、一つ一つ仕事・くらしを守ることを最優先に運動をつくっている。この明治の戸田工場閉鎖によって生じる問題などに対し、支援体制をつくっていきますので、相談をお待ちしますと呼びかけました。

 

食品一般関連労働組合(食品一般ユニオン)松下委員長

 一人でも誰でも加入できる労働組合で、明治の本社に勤務していた人が食品ユニオンに加盟し、退職金支給問題で本社と団体交渉を16回もおこなってきた実績などを報告。

戸田工場で労働組合員でない人は、是非とも加入をして個々の問題を解決していくことを呼びかけました。

 

東京争議団共闘会議・諏訪事務局長

一人の首切りも一切の差別も許さないスローガンを掲げ62年の歴史を積み上げてきている、東京争議団は、働く権利侵害を受けている者同士が経験を交流し、法的手段での解決や企業に対し当事者と団結して解決を求める運動を展開している団体であることを紹介しました。

 

明治乳業争議団・小関団長

 市川工場が閉鎖され戸田工場に3年ほど仕事に従事してきた仲間として、そして、市川工場閉鎖に関して取り組んだ運動の一端を紹介する。

 その一つとして、臨時、パートで働く人達に閉鎖されるとどの様な弊害がありますかなどなどのアンケート調査を実施。今、仕事がなくなると家のローン返済などくらしが成り立たなくなってしまう声が多く寄せられて、3つに分散される異動先に通える工場への保障を求め実現させました。また、辞めざるを得ない人には「慰労金」の名目で数ヶ月分支給させることができ、争議団の皆さんのおかげで助かりましたと感謝の言葉をいただいたことなどを紹介しました。

 明治の歴史は、工場統廃合による労働者を遠隔転勤、自主退職に追いやる労働者犠牲の上に成り立ってきた経営姿勢を批判。仕事とくらしを保障せよと声を上げようと呼びかけました。

 特に、労働組合戸田支部として、自らの要求と非正規の皆さんの声を集約し実現させる運動に取り組むことを呼びかけました。

 

門前で配布チラシ紹介

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第102次座り込み行動に婦人5団体結集 ジェンダー平等、権利擁護、(株)明治の40年を経た争議を直ちに解決せよと声上げる!

2025年05月26日 14時58分54秒 | お知らせ

第102次座り込み行動 5月19日 12時~13時

 全国9事業所32名の中労委審査が終了した2016年1月にスタートした座り込み行動は、9年間にも及び第102次(通算116回目)を継続しています。

現在は、都労委第3次事件とした市川工場事件(23件)、全国事件(16件)は、共通事件とした準備書面提出、調査を経て、証人審査の手続きとして團藤丈士公益委員(会長・名古屋高裁所長経歴)は、市川事件、全国事件全てを「併合審査」で進めることを指揮し、全ての審査が2024年10月に終了しました。40年に及ぶ争議終結への集大成として、委員会へ働きかけをしているところです。

その様な状況の4月8日に、明治HD・株式会社明治それぞれの社長が7年ぶりに交代になることが公表されました。この節目に、都労委の場が最後の解決への機会と捉え、争議団、支援共闘会議は、座り込みをはじめとした運動を通して奮闘しています。

特に、第102次座り込み行動を、人権侵害・差別は許せない!ジェンダー平等を求め運動の先頭に立っている婦人団体行動デーと据えておこないました。

動画に編集しましたので、ご視聴を宜しくお願いします。

 

主催者挨拶 松本議長

 日本の労働組合組織率は16%迄に減少し、その結果、30年間賃上げができない国になってしまった。その原因は労働組合を潰した結果です。

皆さん、世界を見てください。例えばアイスランドは労組の組織率は9割です。その結果として、医療、福祉、教育が拡充しています。大学卒業するまで無料です。労働組合組織率の向上の結果です。

 いま働く人達を巡って、大変厳しい状況が生まれています。大企業がつぎつぎと労働者の首を切る。リストラの嵐がふいています。日産が国内外で7つの工場を削減し2万人のリストラを発表しました。明治は5つの工場を潰し2つに再編をする。全て労働者に押しつける。

 1999年トヨタの奥田会長はこう言っていました。労働者を首切るなら経営者は切腹せよと戒めました。

 次のことを求めます。一つは、莫大な内部留保を使って雇用を守ってほしい。二つ目は、失業した労働者、社員に対し雇用を保障していただきたい。3つめは、派遣法を改正して、物扱い方を改め、正社員が当たり前の社会をつくっていただきたい。

・・・・・。 以下、動画をご視聴ください。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/BTB8rjzDreY

 

日本婦人団体連合会・小畑雅子会長(前・全労連議長)

 第102次座り込み行動にご参加の皆さん、大変ご苦労さまです。ただいまご紹介をいただきました日本婦人団体(婦団連)会長の小畑です。40年にわたって明治乳業の昇給昇格差別とたたかう争議団の皆さんに敬意を表し、一日も早い解決を求めて一言ご挨拶申し上げます。

 40年にわたる明治乳業の争議は、まさに、企業によるパワーハラスメント、人権侵害の事案です。この間、国際的には、国連もILOも「ビジネスと人権」を主要なテーマに取り上げ、企業には、人権を尊重した企業活動をおこなう責任があることを明確にしてきました。

 また、ILOにおいては、2019年に「仕事の世界における暴力とハラスメントの撤廃に関する条約」190号条約が採択され、発効しています。

残念ながら、日本はまだ条約を批准していませんが、・・・・・。

にもかかわらず、40年にもわたって争議団の皆さんが、人間らしく生きる権利を踏みにじられつづけてきたこと、未だに会社側が、人権を尊重した企業活動を行うという、企業責任を果たそうとしていないことは、まったく許されないことです。

1985年4月18日市川工場で働く32名の労働者が、・・・。4月18日全労連の秋山議長と首都圏組織の議長が連名で都労委に提出した要請書を拝見しました。

・・・・・。

一刻も早い解決を求めます。 以下、動画をご視聴お願いします。

 【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/KL6rEa3uIkA

 

全労連女性部・寺園通江事務局長

 全国労働組合総連合の事務局次長で女性部事務局長の寺園通江です。全労連・東京地評は、5月、12月と争議支援総行動を実施しています。その一つがこの争議です。

 私たちは、利益至上主義、株主偏重の経営体質を改め、労働者と国民、地域と環境を大切にする記魚運活動を求めています。そして、全企業が日本憲法と労働基準法や労組法などの労働諸法を守るとともに、社会的規範や企業倫理・モラルを守り、法令遵守義務を強化し、その社会的責任を果たすよう強く求めています。

さて、この会社は、・・・・・。

 争議の長期化し、申立人らの平均年齢は80歳を超え、64人の申立人の内28人が解決を見ることなく無念の思いを残して他界したとお聞きしています。

 全労連は毎年スイスジュネーブで行われるILO(国際労働機関)の総会に参加しています。・・・・・。

 社会的責任を担う企業にとって、人権侵害の労働争議を抱えていること自体が企業活動上の大きなリスクであり、国際社会に通用する企業展開するためにも、争議解決は避けて通れない道筋だと考えています。全労連女性部は、ここに参加されている皆さんとともにたたかうことを決意し連帯の挨拶とします。

 同時に、動画をご視聴お願いします。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/oppZhxMuxgA

 

東京地評女性センター・菊池友里事務局長

 都内の産業別労働組合を束ねています東京地評の女性センターの事務局長を務めています菊池と申します。私からも申し上げます。40年争議もういい加減にして下さいよ、と言うことを強く思います。

 労働組合活動の始まりは、蛸部屋のような寮生活で、過酷な労働の中で、病気が相次ぎ若い労働者達が身体を守って、人間らしい生活に近づくことを目指して必死に手探りの状態から組合活動を始めたと聞いています。

 労働者が自分達の権利を守り組合活動をすること・・・。 私は戸田市に住んでいるのですけど、戸田工場閉鎖についてはきちんと答えて下さいよとおもいます。自分の雇用がどの様になっていくのか不安になります。地域経済に関してもきちんと説明をしているのか。儲け本意だけで進めていいのか。 

・・・・・。 以下、動画をご視聴お願いします。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/GOX_ksETth4

 

東京母親大会連絡会・木原秀子委員長

 東京母親大会連絡会の委員長木原でございます。総行動などで消費者の立場から発言させていただく機会などいただきありがとうございます。

 命を生み出す母親は、命を育て命を守ることを望みます。それは、母親大会のスローガンなのです。今年70歳目を迎える母親大会、ずっとその言葉は続いています。命を奪うものすべてに声を上げる。それが私たちの運動です。・・・・・。

 牛乳と関係があることがあるんです。皆さん、戦後学校給食の中で脱脂粉乳で育った世代ではないでしょうか。美味しくなかったですよね。アメリカのGHQから買わされたのです。アメリカでは家畜の飼料でしかなかったのです。・・・・・。

とんでもないことが起きたのです。1960年代第9回日本母親大会で、山形の酪農家のお母ちゃんが、我が子が学校に行きたくない。良く聞いたら聞いたら給食の脱脂粉乳でお腹が痛くなってトイレに行くのが本当にイヤだと。お母ちゃんは我が子に自分の家で絞った乳を何で飲ませることができないのかと母親大会で発言しました。運動が広がり大きな大きな運動になりました。そして普通の牛乳になりました。毎日飲んでいる豊かな物です。

それをつくる明治乳業、労働者を大切にしない。そうゆう企業には未来はありません憲法で保障されている労働組合をつくって、自分達の賃金や生活を守る。と同時に、自分達の仕事に誇りを持つ、企業の問題を質すことも労働組合の役目です。

・・・・・。  以下、動画をご視聴お願いします。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/21eirayrQtU

 

国公労連女性部・関口香織副部長

 国公労連の女性部関口と申します。今日午前中厚労省に対し、男女平等問題、ハラスメント問題などで要請行動をおこなってきました。

・・・・・。  以下、動画をご視聴お願いします。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/dI067DS7NUw

 

東芝職場を良くする会・海老根弘光 さん

 東芝の職場を明るくする会の海老根と申します。私たちは、争議が解決後も職場の要求実現めざして、ずーっと宣伝行動をおこなってきました。ところが今年2月に宣伝行動をおこなったところ、北府中駅の近くに東芝の府中事業所があります。従業員は9千人以上の人達が働いていますけれども、そこで定例の宣伝行動を行いましたところ、府中警察署から8名以上の警察官が突然介入してきまして、ビラをまいていた2人を逮捕するという暴挙をおこないました。皆さん、私たちが・・・、一般の人達も逮捕される仕組みがつくられました。それは新しい秘密保護法という法律です。防衛庁の仕事をしている人、原発の仕事をしている人、その人達が言葉で・・・実施を地域社会の人達に漏らすのではないかと、この様な中で新しい法律がつくられたのです。

 皆さん、明治乳業の争議も40年を経ちました。40年間解決しないできたのはなぜでしょうか。それは労働委員会や裁判所が解決できる判決や命令を出さないからです。労働委員会の命令を良く読めばその中に話合いで解決しなさいと書かれているわけです。 ・・・・・。 以下、動画をご視聴お願いします。

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/epsxnPG1xXw

 

お礼と決意・松下副団長

梅雨の走りでしょうか、どんよりとした空模様でありますが、こんな中、私どもの社前行動にお集まりいただきまして、ありがとうございます。

 女性の立場からの、素晴らしい連帯挨拶有難うございました。このビルの中で聞いているでしょうか、たとえ対峙する経営陣であっても、心あるならば感じ得る話でした。

  さて、都労委に残る39事件を一括審査する第3次明治事件。 昨年、全ての証人尋問が終了してから、半年以上が過ぎています。 この間、何回かの調査を経て、 いま労働委員会の判断で、その調査も中断しています。・・・・・。

  ところで明治、いま様々な企業リスクを背負っています。幾つかを上げてみましょう。何といっても株価の下落と低迷であります。 最高時5000円を超えていたものが、2月には3000円を割り、現在も3000円少しを低迷しています。先日も一気に200円から下がる現象もあり、株主からの驚きの声が続きます。 大手銀行、9行が明治株を売却してしまいました。専門家からは「上昇の見込みは薄い」などと云われます。・・・・・。

  最後に。 明治HDは4月に、社長交代の人事を発表しました。 6月の株主総会承認ではありますが、7年続いた現体制から刷新、 ㈱明治の松田社長がHD新社長になります。その松田氏4月の記者会見で、  新しい社会を創造し「過去を積極的に否定し、将来に向け挑戦する」などと述べました。 そうです。松田新社長よ、ビジネスと人権問題に大きくメスを入れ、過去の遺物である長期争議を本気になって否定し、解決しようではありませんか。  

 以下、動画をご視聴ください。

 【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/GfgMdn6uOhM

 

シュプレヒコール

【動画をご視聴ください】

https://youtu.be/g0b9as2tE48

一、明治HD,(株)明治の社長が交代される。現役経営陣が負の遺産である争議を精算し、新体制で飛躍をめざせ!

一、第3次事件の都労委証人調べが全て終了しました。差別の仕組み、その具体的実態が明確になりました。直ちに話合いの場をつくり争議を解決せよ!

、企業行動憲章・人権に対する考え方に基づき、人権侵害を加えたことを自認し、自らの40年長期争議を解決せよ!

一、5つの工場閉鎖による新工場への異動に困難をきたす正規、非正規、関連会社の多くが路頭に迷うことなく、雇用と生活を保障せよ!

・明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、

  団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(株) 明治が戸田工場含め5つの工場閉鎖発表「仕事・くらし守ろう!」不安を抱えておられる方のご相談お待ちしています。

2025年05月16日 14時28分13秒 | お知らせ

(株) 明治が戸田工場含め5つの工場閉鎖発表「仕事・くらし守ろう!」

戸田工場の全容

 会社発表による閉鎖工場で働く正規従業員は、24年9月時点の東北工場は109人(2025年11月閉鎖)、戸田工場は260人(2027年7月閉鎖)、神奈川工場の118人(2027年3月閉鎖)で合計487名が対象です。この3工場を集約した新工場を神奈川県厚木市に「仮称・新神奈川工場」を建設。2027年7月をめざし4月21日に地鎮祭・鍬入れ行事が執り行われました。

 同時に、北海道の西春別工場、本別工場(合計140名)をも27年3月操業開始で建設が進められる中標津郡の新工場に、それぞれ400億円を投じ大合理化を進める経営姿勢が打ち出されています。

 新工場は「省人化」を掲げる生産体制からみえてくるものは、未曾有の雇用整理になるものと推察されます。正規従業員の資格制度は地域職に配属されているものと考えられ、業務命令で移動が可能から個人の意志は通用しません。移動できなければ任意退職にならざるをえません。一方、生産工程に従事してきた未組織労働者は雇止めにならざるをえない環境にあります。現に、働く一人一人の雇用とくらしを保障させるために、実態を掌握するのが労働組合の出番です。

 しかし、2000年3月に閉鎖された千葉県市川工場閉鎖に関して見るならば、労働組合主導の職場討議がされていきました。一人一人の声を聞き取り事業所協議、労使協議をとおして反映する手法が取られましたが、切実な要求の声は閉鎖に関わる必要事項の協議対象にならないなどの理由を盾に葬りさられていきました。

 争議団は、「市川工場を存続する会」が地域の中でつくられ、市川行政へ地域経済を維持発展させるためにも存続が必要とする市長要請を繰り返しおこないました。また、企業は地域経済と雇用を保障せよとフェスティバルを工場近隣の小学校校庭を借用して、2000名からの住民が集い工場存続を申入れなどの運動が盛り上がりました。

 労働組合市川支部が非正規労働者への対策が何ら取り組みをおこなわないことから、争議団独自の運動として雇止めは許されない。閉鎖後の3つの工場いずれかに勤務できるよう要求する中で、工場の個々面接が実現し通勤できる工場にできるようになり一緒に通勤しました。同時に、勤務が不可能な方には数ヶ月分の慰労金支給を実現させました。これらの要求実現に争議団の皆さんのおかげで助かりましたと声が寄せられています。

現在、戸田工場地元の戸田地区労働組合協議会と日本共産党戸田市議団連名で、戸田工場に対し申入れをおこないました。申入れと要請項目を紹介します。

2025年2月26日(水)

株式会社・明治戸田工場

工場長  関場 裕 殿                                                                    

                 戸田地区労働組合協議会 議 長 橫田 文夫

                  日本共産党戸田市議団  団 長 本田 哲

申 入 書

  

  私たちは戸田市民の命と暮らしを守ると同時に市内で働く労働者の生活と権利を守るために活動を続けています。

  過日、株式会社・明治は5工場を閉鎖して新工場を厚木市と道内に建設すると発表しました。そして、閉鎖される工場の中に戸田工場が含まれているということを知らされました。

  戸田工場の閉鎖に伴い、多くの労働者、関連会社、地域経済に雇用破壊や生活不安など大きな犠牲が強いられることが予想されます。明治戸田工場はこれらの状況をどのように受けとめ対処しようとしているのでしょうか。

  新工場に配置移動できる労働者は限られており、多くの労働者、とくに非正規の労働者は失職することになりかねません。過去の事例では、閉鎖に伴い移転できる労働者はほんの少数で、多くの労働者が家族関係者や現地を離れられずに退社に追いこまれてきたと聞いています。

  会社の都合による閉鎖により、たとえ一人の労働者であっても路頭に迷わすことは避けなければなりません。更に、関連会社や依拠してきた市民の生活も脅かされることになります。

  私ども戸田地域、また戸田市に責任を持って活動しているものとしては、株式会社明治工場に対して地元市民や関連会社の声や働く労働者の声を充分に聞き、労働者を犠牲にすることなく社員の生活を保障するために責任を果たすよう要望いたします。

  つきましては、要望に対する貴社の考えをお伺いしたいので下記の要望並びに質問にご回答くださるようお願いいたします。併せて、話し合いの機会を作っていただくことを要望いたします。

  お手数かけますが、どうかよろしくお願いします。

 記

 1.閉鎖時期を27年7月までとしていますが、戸田工場閉鎖に至る変遷・推移を時系列的に示してください。

 2.戸田地域経済に及ぼす影響についての見解がありましたらお示しください。

 3.工場閉鎖後の工場跡地の利用はどうなりますか。

 4.260人とも云われる従業員(正規、非正規)、下請け・関連会社等労働者の閉鎖後の雇用はどうなりますか、また 

   影響する労働者の人数はどのくらいでしょうか。

 5.広域配転が可能な工場従業員の人数、その転換先等はどうなりますか。

 6.退職せざるを得ない従業員への対応、退職金、慰労金、雇用確保等はどうなりますか。

以上

 上記の要請事項に関しての回答は、マスコミに発表したプレリリースを回答として送ってきたものでした。6項目の内容は、閉鎖による仕事・くらしを守る上で避けられない内容です。申入れ団体に対し、誠意ある姿勢をもって回答を示すことを申し上げておきたい。

 

◆戸田工場及び、他の閉鎖工場に働く皆さんへ

【相談窓口連絡先】

 

◎戸田地区労(埼玉土建蕨戸田支部内)

℡ 048-444-7171

Fax 048-444-7172

 

◎明治乳業争議団

℡/fax 047-332-5698

Mail:mjnyu88sgd@wing.ocn.ne.jp

 

◎食品一般関連労働組合(食品一般ユニオン)

◆組合員の権利保障問題で(株)明治と団体交渉をおこなった実績があります。組合に加入して雇用・くらし問題で交渉が できます。加入をお待ちします。下記にご連絡下さい。(争議団でも扱います)

℡ 070-5206-4164

Mail:fz2010union@h6.dion.ne.jp

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みんなで歩こう 第103回 栄総行動(名古屋市)明治乳業40年争議解決もとめ(株)明治 中部支社へ要請実施

2025年05月10日 10時11分07秒 | お知らせ

第103回 栄総行動(名古屋市)2025年4月16日

 右から2人目、明乳愛知争議団野村茂団長

 歴史的伝統を誇る「みんなで歩こう栄総行動」が2025年4月16日に開催されました。明治乳業愛知争議団も参加し40年争議解決を掲げ、株式会社明治・中部支社に対し、総行動実行委員会として仲林要請団長先頭に当事者含め7名で要請に入る。

 中部支社の対応は、社員2名が無言のまま応じ要請書も受け取らないことから要請書を読み上げ、参加者から一言ずつ要請に来た思いを発言する。当事者から都労委の現状を伝え、いつまでこんな対応するのか、お互い話し合って長期争議を終わらしたいことを伝えました。最後まで要請書を受け取り拒否のため社員の足下に置いてきました。

 要請後、支社玄関先で中部支社の対応のありのままを、歴史的明治乳業の長期にわたる闘いと早期解決をめざし奮闘していることなどを街ゆく人に訴える宣伝を実施しました。

【(株)明治中部支社への要請書】

                                                                                                                                            2025年4月16日

  株式会社 明治

中部支社 支 社 長 殿

                                                                                                                   第103回 栄総行動実行委員会

                                        実行委員長   植木日出夫

                                      明治乳業賃金・昇格差別撤廃争議団

                                        愛知争議団団長 野村  茂

 

                                                                            要  請  書

都労委に残留する39事件は、昨年10月29日の会社証人への主反尋問で全て終了しました。

その後、公益委員は「主張整理」などに向けた調査期日を12月6日及び新年2月28日に設定し、さらに進行に関する期日が予測されるなど、解決への道筋に向け重要局面を迎えています。

 本件審査の到達点と先行事件「中労委命令」の事実認定及び付言に基づく話合い解決を求めます

本件は、先行事件の単年度審査と異なり39事件全ての併合審査であり、市川工場事件は「昭和61年から平成18年」、全国事件は「平成6年から平成21年」の審査対象期間でした。 

私たちは昇格差別の実態を年度毎に明確にし、年度を超えて累積した格差と長期に継続した不当労働行為の全体像を立証したと確信しています。申立人らは争点に基づき、「① 申立人(63人)とその他集団(414人)が属する事業所採用者経路の定年時最終到達職分は基幹監督職であること。② この労使確認に基づき、その他集団のほぼ全てが基幹監督職に昇格、しかし申立人の多くは低職分で定年退職に至ったこと。③ 原因は、昇格要件のB考課を恣意的に与えない不利益取扱いによること」等を証拠に基づき立証しました。これら併合審査に基づく新たな到達点と、先行事件の中労委命令「付言」の内容、すなわち「当事者双方の互譲による合意をもって紛争の全面解決を目指すべき」との立場を踏まえ、会社が英断すれば40年争議の全面解決は可能なのです。

 40年長期争議は明治グループ活動上の重大リスク。全面解決は経営上も避けられない課題です

明治グループの経営状況は、厳しさを増す国内市場での企業間競争激化や、企業戦略の重要課題である海外市場での苦戦が続くなど、厳しさが強まるなかで株価の下落・低迷も深刻です。

経営改善に向けグループ主力企業の(株)明治は、2027年までに5工場閉鎖を行い、市乳部門に集中生産の新工場を建設し、乳製品部門でも北海道に新工場建設の計画を発表しています。

一方、グループ医薬品部門のMeiji Seikaファルマでは、自社開発の「レプリコンワクチン『コスタイベ』」をめぐり、医薬品営業の従業員らが「私たちは売りたくない」という告発本を「チームK」として発刊し、16万部を超えるベストセラーになるなど大きな衝撃が走っています。

明治グループは命と健康を担う企業理念に照らし、この告発に真摯に向き合い企業活動の「あり方」を検証すべきではないでしょうか。さらに、命と健康を担う歴史ある企業イメージを大きく損ねているのは、40年にも亘り差別と人権回復を求める労働争議が未解決であることであり、様々な情報ツールによって「(株)明治の日本一長い労働争議」として拡散されていることです。 

貴職から、都労委を舞台に話合いで解決することを、本社に上申されることを強く要請します。

                                                                                                                                                                                  以上

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする