海外のニュースより

政治・経済・社会の情勢について書かれた海外の新聞や雑誌の記事を選んで翻訳しています。

「ミャンマーの軍事政権は、人間を見捨てる」と題する『ヴェルト』紙の記事。

2008年05月10日 | 災害と事故
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国連は、ミャンマー(以後ビルマと呼びます。)での援助必要額を1億ドル(103億円)と見積もった。「世界食糧計画」(WFP)の事務長であるジョン・パウエルは、ベルリンで「われわれの最初の見積もりでは、1億600万ドルの援助計画が必要だ」と述べた。
そのうち、約5,300万ドルが食糧に当てられる。「一番必要な人たちの食糧とそれを現地に輸送する費用だ。軍事政権に生命の救うための人道的援助を支持せよと迫ることが非常に重要だ。一人の生命でも不必要に失われれば、それは悲劇だ」と彼は述べた。
38トンの援助物資がヤンゴン空港で押収された後で、国連の「世界食糧計画」は、土曜日に救援機をビルマの災害地域に飛ばすと宣言した。
ビルマの軍事政権との話し合いによって、「計画」は、解決を模索している。「WFPは、計画通り、二機の援助機を派遣することに決定した。今日。送られる物資の分配についてのビルマ政府との議論は継続される」とローマで公表された報道は伝えている。
押収された貨物の中には、プロテインを含むビスケットが含まれている。それで9万5千人が栄養をとることができる。すでに、木曜日に2万1千人分のビスケットが最も災害の激甚だった地域に輸送された。
国連はこれまでに、5千万ドル(50億円)寄付の申し出を受けた。半分は、欧州連合と援助団体からの申し出であり、残りは、私的な寄付者のお金である。金曜日にドイツ連邦政府は、更に155万ドル(1億5500万円)を提供した。マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツは、300万ドル(3億円)の寄付を申し込んだ。日本は、国連の機関を通じて、1千万ドル(10億円)を寄付すると言明した。(以下省略)
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