高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

アスパラ

2006-05-20 18:15:11 | まゆみのつぶやき室
5月に入ってようやく、アスパラが出始めた。我が家は徹子の部屋でも紹介されたように、アスパラ農家だ。徹子さんが、アスパラってどうゆうふうになっているの?と質問されたが、アスパラほど、扱いやすく綺麗な野菜は無いと思っている。
土にかぶる訳でもなく、ニョキニョキアスパラだけが顔を出すので、食べごろの物を鎌で切り、家に持ち帰ってからは、アスパラ選別機で長さや太さを選別する。
盛りの今は、一日 朝晩採らないと伸びきって出荷できないので、朝から晩まで格闘の日々だ。
そんな時は私も人形なんて作っていられない。
いくら、百姓は年寄り任せでも、忙しい時は「猫の手」になる。

今日も2キロ入れの箱が30箱くらい一度に出たので選別、くくり{アスパラを何本か束ね100グラムでまとめる}をして、箱に入れて出荷する。

普段、お世話になっている人たちにも送ったりできるので、こんな時は農家って大変だけど自信を持ってお礼ができるというものだ。

自分では無縁だった、自給自足の生活をして、今は年寄り任せの百姓も、きっと年寄り達が出来なくなったら自分でもやろうと思う。
多分、隣の畑で種を巻いたら、真似して巻いたりして・・・

まさに人形達の百姓ファッションで。
そんな頃、創る人形って、もしかして今度は綺麗で可愛い人形になっているかもしれないね!
だって、シャレにならないもん。
やっぱ、逆になると思うな。

そんなことで、「猫の手」になってくれる人、そんな頃募集するかも。3食昼寝付きで。