春の雪で書いた息子の同級生の死。そしてまた同じ19歳。元彼女の突然の事故死。
部屋をそっと覗くと、ソファで泣き伏している息子がいた。思い出の写真や手紙がちらばっている。もう過去・・・かと思っていたが、その彼女は息子の事を忘れてはいなかったようだ。
そんな息子に残された彼女の思いと自身のどうにもならない後悔にも似た想いは彼女のそばにいたい・・・と言う強い思いだけだった。
家族にすれば、一人の友達だったかもしれない。そして、子供の死というショックな事態で邪魔だったかもしれない。それでも、息子は亡くなった日の夜中に一人で会いに行き、次の日もそばにいた。そして次の日も、家族と一緒に火葬場にまで行き、お骨を一緒に拾わせていただいた。そこまでさせてくれたご家族にも感謝したいが、息子のそのいじらしさに母親として、少し嬉しい気持ちがあった。
いつも、腰パンで、ピアスとかしていて、何か聞いてもうっとうしそうな反応だったが、人間としてのしっかりとした心を持った人に育っていた事が嬉しかった。
いつもは同居している事もあり、何かにつけ孫達の一挙手一同が気になる祖父母。
親より先に、孫の行動や友達関係など先回りして聞くこともあり、後になって子供の事を知る・・・なんて事もしばしばだが、息子と二人きりになった。
口から、次々とその時の状況やら、自分の想い、そして今付き合っている彼女とも亡くなった彼女への忘れられない想いも引きずって、時間を置く、別れたい・・・と言う事になったと告げられた。
でも、そんな息子がいじらしかった。
私は恋愛ほど、人を成長させる物はないと、いつも思っている人間なので、高校生だろうが、好きな人ができたら、家に連れて来い。と言っている。
今回のことがあって、息子と初めて時間をかけて語り合えた。
これから、彼女に対してどうするのか、また見守って行こうと思う
部屋をそっと覗くと、ソファで泣き伏している息子がいた。思い出の写真や手紙がちらばっている。もう過去・・・かと思っていたが、その彼女は息子の事を忘れてはいなかったようだ。
そんな息子に残された彼女の思いと自身のどうにもならない後悔にも似た想いは彼女のそばにいたい・・・と言う強い思いだけだった。
家族にすれば、一人の友達だったかもしれない。そして、子供の死というショックな事態で邪魔だったかもしれない。それでも、息子は亡くなった日の夜中に一人で会いに行き、次の日もそばにいた。そして次の日も、家族と一緒に火葬場にまで行き、お骨を一緒に拾わせていただいた。そこまでさせてくれたご家族にも感謝したいが、息子のそのいじらしさに母親として、少し嬉しい気持ちがあった。
いつも、腰パンで、ピアスとかしていて、何か聞いてもうっとうしそうな反応だったが、人間としてのしっかりとした心を持った人に育っていた事が嬉しかった。
いつもは同居している事もあり、何かにつけ孫達の一挙手一同が気になる祖父母。
親より先に、孫の行動や友達関係など先回りして聞くこともあり、後になって子供の事を知る・・・なんて事もしばしばだが、息子と二人きりになった。
口から、次々とその時の状況やら、自分の想い、そして今付き合っている彼女とも亡くなった彼女への忘れられない想いも引きずって、時間を置く、別れたい・・・と言う事になったと告げられた。
でも、そんな息子がいじらしかった。
私は恋愛ほど、人を成長させる物はないと、いつも思っている人間なので、高校生だろうが、好きな人ができたら、家に連れて来い。と言っている。
今回のことがあって、息子と初めて時間をかけて語り合えた。
これから、彼女に対してどうするのか、また見守って行こうと思う