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まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

バンコクの感想2

2015-05-07 00:24:16 | 旅行
バンコクの人達。

バンコクは先進国と途上国が混じり合った街。
そこで生活する人々も同様だったりする。

一般的には富裕層と貧困層は生活圏も隔離されるものなんだろうけど、
バンコクはその継ぎ目があいまい。同じ場所で生活している。
同じ場所にいるものだからそのコントラストは強烈。
世界最凶と言われるタイの所得格差は伊達ではない。

ただ、富裕/中間層と貧困層の割合が一方に偏っていないので、
あまり悲壮感を感じないというのが、また何ともタイらしい。
感覚的には半分半分ぐらい。どっちの階層の人がいても浮かないと言いますか…。

例えば身なりのピシッとした人がスラム街みたいな場所にいたら明らかに異質に映るだろうし、
逆のパターンでも、やっぱり異物感が出るだろうけど、
バンコクにはそういう人が大勢いるので、違和感なく普通の光景として見れてしまう。

そうは言っても、やはり厳然とした境界線もあったりする。
簡単に分けるなら「冷房の効いた施設」と「そうではない施設」。
冷房付きの施設には大体ガードマンが立っている。
空港とかで見かけるような金属探知機なんかも設置されていて、ものものしい。


バンコク市内を走る電車の駅入口。当然ガードマンもいる。
駅構内には「先進国人たるタイ国民と外国人」しかいない。流行りな服を着こなし、スマホをちくちく弄りながら電車を待つ。
日本のそれと全く同じ。


電車を利用できるのは富裕/中間層、外国人だけ。


逆にバスは「発展途上国人たるタイ国民」が乗っている雰囲気。
ただしバスも2種類走っていて、エアコンの効いた高級バスと、写真のようなボロッとしたバスがある。
運賃も異なっている。


タクシーも普通のタクシーと、名物トゥクトゥクが並んで走っている。
ただし乗車運賃は同じだった(俺がぼられただけ?)。
普通タクシーと競争して、トゥクトゥクが商売として生き残っているというのはちょっとした謎。
観光的な意味合いもあるんだろうけど…。

そもそも貧民街すらほとんどない日本では見ることのない世界。

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