話題の映画「大鹿村騒動記」を観ました。 悲劇なのに思わず笑いを誘う、愛すべき”大人の人間喜劇”です。
舞台は、"日本で最も美しい"といわれる長野県の大鹿村。この地で300年以上も受け継がれてきた実在の村歌舞伎を
背景に、滑稽でホロ苦く、何よりも人間味あふれる群像劇が生き生きと描かれます。
脇を固めるのも日本映画屈指の実力者ばかり、大楠道代 岸部一徳 佐藤浩市、松たか子、石橋蓮司、でんでん、
小野武彦 瑛太 重鎮・三國連太郎 最高のキャスティングによって、この上なく贅沢なものとなったようです。
、"日本で最も美しい"といわれる長野県の大鹿村 原田さんの役柄にぴったりの男・ぶっきらぼう。
脇役の演技がのびのび、遊び心たっぷりに村人たちを演じています。
エキストラが立派な演技で盛り上げます。 本物の村長さんも出演だそうです。
「仇も恨みもこれまでこれまで・・・」 原田さんのご冥福を。
ラストでは忌野清志郎の隠れた名曲「太陽の当たる場所」が、悲喜こもごもの結末を温かく包み込みほろりとさせます。