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古代ギリシャ展
世界史の中でも特にBC時代、古代ローマ帝国、古代ギリシャの歴史がだいすきです
ヨーロッパ旅行では”すべての道はローマに通ずる”と歴史と文化を合わせて写真を
撮ってきましたがこのところいろいろな事情でなかなかでかけられませんでした
今回絶好のチャンスで古代ギリシャ展が神戸市立博物館であり、初日に出かけました
美術品の鑑賞だけでなく歴史を知る楽しみもあわせた興味深い内容になっています
さらに音声ガイドの市村正親さんの説明も歴史的感覚がありとても心地よい響きです
ギリシャは「芸術、哲学にはたけているがその分纏まりが悪い」小国家のままとなり、
大帝国・古代ローマに臣従するだけで、張り合える国家にはなれなかったとのかと
古代ローマ帝国の歴史をたどるたびに残念、気の毒になります、しかし現代の知的
創造の原点であることは間違いなく世界史を知るたびに理解が深まりRESPECTです
前回の2011年大英博物館展より圧倒的に多くの325点の美術品が歴史的背景を
8つの章に分けて説明展示されています、また特別にオリンピックの説明もあります
展示品は紀元前6500年ごろのものからあり、エジプトやメソポタミヤに
くらべると、ギリシャは新しいのではとの認識をあらためさせてくれました。
第1章 古代ギリシャ世界のはじまり前6800年〜前2000年頃
スベドス型女性像
第2章 ミノス文明 前3200年頃~前1100年頃
漁夫のフレスコ画 牛頭形リュトン カマレス式噴形注水水差し
第3章 ミュケナイ文明前1600年頃~前1100年頃
第4章 幾何学様式〜アルカイック時代前900年頃~前480年
アッティカ幾何学様式アンファラオ コレー像
第5章 クラシック時代前480年~前323年
第6章 古代オリンピック
第7章 マケドニア王国
アレクサンドロス頭部
第8章 ヘレニズムとローマ
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いつものことですが写真撮影は禁止です ポストカードからスキャナーで加工しました
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今回のポスター、入場券のメイン画像なんとも不可思議なアルカイックスマイル、
展示してある女、男像をみてやっとわかりました、口元笑み・不自然ですが・・・
オリンピックは紀元前776年にはじまったことの説明、2020に向けよきタイミングです
特に不思議に思ったことにたくさんの奴隷に実質的な労働をさせていたことには
まったくふれられていません、歴史的には興味あるところですが、ローマも同じでしょう
日本では弥生時代です、どの作品も完成されすぎてどのような人たちが作ったのでしょうか
1箇所でこれだけ古代ギリシャの歴史・文化・美術品を一気通貫にリアルで見れるのは、
本当に凄いことだと思います 、歴史の勉強かたがた会期中にもう一度観に行きます
ギリシャ人も見たことのない、ミケランジェロもびっくり最後のすごい展覧会です
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ゆっくりと3hr観たのでお疲れ・館内喫茶で休憩です
常設展示には神戸・桜ヶ丘町出土銅鐸の展示があります
(陶芸で製作中の備前土・銅鐸のモデルです)
建物はS10年竣工で最後は東京銀行神戸支店として
使われていました、夜はライトアップされています
平成30年にリニューアル工事のためしばらくお休みです
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神戸にもこんなところがあるのですね、今度ゆっくりと乙仲通りを散策しましょう
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帰り道生田神社で今年の無事のお礼参りをしました,来年の干支は丁酉です
古代ギリシャ人のメンタリティ 「労働観と人間性」
古代ギリシャ人の一般市民にとって「生きるために働く」「食べるために働く」
「報酬をもらって働く」ことは不名誉なことでした
彼らは普段何をしているのか??というとschole(スコレ)です
暇な時間を謳歌する、自由な時間が文化的な生活に必要条件でした
アリストテレスは”人間が人間であるためには労働ではなくscholeこそが重要”
その暇の中で政治的な行為、学問、哲学をしていました”人間とは何だろう”
ヒマを表すSholeが英語のSchoolの語源になっているのです(古代ギリシャのリアル)