円周率とは
円盤を転がして円周の長さをはかります。
夏休みも終わりに近づき、子供たちはおおあわてで宿題をしていることでしょう。
教えてのサイトに小学校4年生から”円周率ってどうやって計算するの???”、など円周率に関する
質問が良く見られます。 親のこたえは円周率は3.14・・・・で何処までもつづくんだ
現状小学校では円周率は”3”で計算することとなっているようです。
近々変わるようなことを聞いたことは ありますが、乱暴な話です。
以前東大の入試で”円周率は3.05より大きいことを証明せよ。”がでたことがあり
この乱暴な話に対してのアンチテーゼとして話題になったことがありました。
夏ボケ解消のため、上記のように直径13cmの円盤を転がして一周の長さを測る。
円周率は円周/直径であるから 紙の上で転がった長さをはかり直径13cmで割る、
実際にやってみると誤差は0.5%程度になりました。
以前”円錐の体積はなぜ円柱の体積の1/3なの??”と聞いてきました。このときも直径10cm、
高さ15cmの円柱を画用紙で作ってから底をはずして円錐にして、それぞれにポップコーンでも
入れて測ってみたらと教えました。
子供には数学を記憶科目にするのではなく、実生活に必要な”術”、物事を正確に判断するための
能力と教えるべきです。
読み書きそろばんといいます。 ただ単に大きい、小さいではなくどれくらい大きい、小さいを
判断できることが大切です。
最近は小学校から英語を教えるところもあるようですが、数学も同じように教えて物事の正確な
判断ができるようにすべきと思っています。
ほとんどの目的には近似値 3.14 を使うことが多く、これで十分です。
技術系では 3.1416 や 3.14159 などを
使用することが多く、 天気予報や人工衛星などの計算では 30 桁程度の値を使用しています。
1960年代にはIBMが日本では1980年代日立がこれらの計算を競って行いコンピューターの
演算速度の目安になったものです。
其の成果を受けて、いまではパソコンでも相当なことができるようになりました。
本当にありがたいことです。
これらのことから文明の進歩、人の生活の向上などなど、社会、歴史として数学も役立っていくこと、
教えてほしいものです。
大切なことが抜けていました。
円盤の大きさを変えて同じように計算してみてください。同じ答えが出ることに気がつくでしょう。
円周率は円の大きさに関係なく同じになること分かったでしょう。 3.14159・・・・・・・・・・・
桃土の中皿、中鉢のセットです。 (180φ、100φ)
食器つくりに適しているとの、桃土で中皿、中鉢のセットを作ってみました。
ほのかな桃色、ピンクでないところがいいのでしょうが、本体には織部釉薬を筆で薄く掛け、
透明釉薬を縁はつや消しの透明釉薬をさらっと掛けました。
この桃土は目が細かくしっとりとした、つややかな感じで食器には良くあうと思います。
しばらくこの土で角皿など作ってみようと思っています。併せて京白土で大皿を作っています。
質問の子供さんが今度は球の表面積の計算は??、球の体積はどのようにして計算するのですか??
すぐに聞いてくるのでしょう。 子供の成長意欲、興味心、自然体での生き方、驚くばかりです。
準備しておかねば!!。学校ではどのように教えているのでしょうか、
こんな子供には手を焼いているのでしょうか。
数学大好き人間より