中山寺 五百羅漢堂内部
ふるさと発見コースで巡礼街道散策しました。 阪急・山本から中山寺まで約2時間説明を聞きながら小雪がちらつく
狭い住宅街のなかの道を歩きました。 今年一番の寒さの中皆さん元気に興味深く、楽しんでいました。
このコースは西国33霊場巡りの23番札所・箕面勝尾寺から24番札所の中山寺につながり、加東郡社町の25番札所の
清水寺につながるものです。 昨年は宝塚検定の勉強のために一つ一つ記憶しながら歩いたものです。
江戸時代になると一般の人も観音霊場めぐりが盛んになり、そのための道標も増え路地では沢山みかけました。
13時に山本駅には以外にも沢山の人があつまりました。 秀吉から「木接太夫」の称号をうけた阪上善太夫の彰徳碑
一般の人にもわかりやすくするために道標が沢山あります。 中山をめざしています。
松尾神社・京都の松尾大社の末社、酒つくりの神様 この地域一帯は江戸時代には酒造地としてしられていた。
泉流寺・清めてから入ること。この観音様は居眠りで失敗したことを反省して「眠り観音」としてお役に立つことになったそうです。
正念寺・弘法大師の像が安置されています。庚申信仰の起源。 ここにも道標があります。
天満神社・道真を祭神とし江戸時代中期の様式がのこっています。神社祭典・「トントコ」祭りの神輿が保管されています。
珍しいことに屋根にはウサギがいます。 古墳があります。宝塚は全国にある名称です。
しだれ桜で有名な中筋にも中山を目指す道標があります。 海難の慰霊碑です。(参考) 巡礼街道・道標です。
中山寺では西国33箇所巡礼巡りの人たちでにぎわっています。 階段のそばにある転法輪・今まで気がつきませんでした。
本堂には本尊十一面観音・国宝があります。 安産祈願で有名ですがこれは明治天皇の安産祈願がはじまりとのことです。
横穴式石室・天井の大石、家形石棺の石の出土場所など、遠くから運びこみ、かなりの有力豪族のお墓だということです。
昨年は宝塚検定の受験のために現地で調べ、今回で3回目の散策でしたがまた新しい発見がありなかなか楽しいものです。
冷え切った身体を温めるため、友人と参道のお店でお酒で内側から温めてから帰宅しました。