梅雨の晴れ間に滋賀・能登川から 天秤の里・五個荘にPhoto Waikです
五個荘金堂地区は近江商人ゆかりの地で、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
舟板塀や白壁をめぐらした蔵屋敷があり、清らかな水が流れ錦鯉が優雅に泳ぐ掘割が縦横に走っています。
金堂地区では公開されている近江商人屋敷で近江商人の本宅の佇まい、歴史をを知ることができます。
寺前・鯉通り金堂地区の中央を南北に貫く通り、懐かしい風情たっぷりです
TVドラマ”ごちそうさま”映画、「憑神」などロケがおこなわれたそうです
弘誓寺、浄栄寺のまえには錦鯉がおよいでいます、子供たちの散歩道でしょう
弘誓寺(ぐぜいじ)大きな大屋根のある立派な本堂があります。
白壁や舟板塀の土蔵がならびます
廃船になった船の側板が家壁に打ち付けられています、防水の役目として、立派にリサイクルされています
外村繁邸
入り口にこの地にはどこでもある「川戸」があります、手押しポンプの消防車でしょうか
家業の木綿呉服問屋を継ぎ活躍しました。後年は作家として活躍しました。文学館があります。
それぞれ家訓があります、”午前中は女中に小言をいわないこと”なるほどなるほど
堂中通り、このあたりもTVドラマ、映画、CMなどロケがおこなわれたところです
この郵便ポストいまだ使われているのでしょうか、???
外村宇兵衛邸
東京・横浜・京都・福井などに支店を有し呉服類の販売を中心に商圏を広げました、
当家の庭は、作庭当時神崎郡内一番の庭とも言われました
人形作家さんの作品、昔懐かしい洋服のポスターがたくさんあります
中江準五郎邸
中井百貨店を創業し、戦前まで本宅を金堂に置き、朝鮮半島・中国で約20店舗を経営し、百貨店王と呼ばれました。
蔵の中には五個荘が生んだ郷土玩具・小幡人形と土人形を多数展示紹介してあります。
まだ公開されてないそうですが一番大きな立派な白壁蔵があります
金堂陣屋跡、この地域の周りには田んぼがかこんでいます
東近江市五個荘地区はてんびん棒を肩に全国に飛躍した近江商人のふるさと。
近江商人を語る言葉に、「しまつしてきばる」がありますが、また、「三方よし」もあります。
これは売り手良し、買い手良し、世間良しです。なかなか奥の深いことばです
近江商人から生まれた企業は、伊藤忠、丸紅、高島屋、トーメン、ヤンマーディーゼル、西武グループと多岐に渡ります。