お正月を迎える準備で干支を変えましました。母の遺作で12支全部そろっています。
今度の正月は家族全員が本当にひさしぶりに顔を合わせる事ができるので大変楽しみです。
今年一年はいろいろなところで、幹事・世話役に多くの時間を費やしました。その中でPCの使用について
いろいろ問題が多い事が気になっています。PCアプリはうまく使えるがPCのOS、セキュリティ対応には
不足している人が多く見られます。先日、文書、写真画像などで大切な内容のものが勝手に修正される
心配があるので何とか良い方法はないかと問い合わせがありました。（PW、暗号化以外の方法で）
多少辛口の事になりますが、問題点と対策を少々書いておきますので参考にしてください。
1.文書などファイルを勝手に改造して利用される事の防止。
WORD、EXCELなどの文書はMicrosoft XPS Document Writer（XPSプリンター）でソフトに
依存しない形式に変換する。（どのPCにも付属されています）
通常のファイルを開いた状態で印刷設定でプリンターをXPSにし印刷許可をするとXPS形式の
ファイルが作成されます。（紙への印刷ではありません、（ファイル形式の変換のことです）
このファイルはXPSビュワー以外では開けませんので改造されることはありません。
印刷は通常通りに設定されているプリンターでペーパープリントが可能です。
このファイル形式はソフトに依存しないためPCのレベル、状態に関係なく印刷できるメリットもあります。
また、WORD、PDF、写真画像の場合も同じ方法で編集ソフトで表示した後は簡単にxpsファイルが
できます。 これでファイルを送って印刷のみの対応には十分なセキュリティが掛けられます。
2.その他インターネットでサイトを見るときのセキュリティについても簡単に書いておきます。
メールで文章、画像を送る場合まずPC自体の安全性が日ごろから確保されていることが重要です。
検索サイトなどから余分なものがPCに自動保存されて、文書、画像などの転送に付加されることが
心配されるからです。（通常のファイルと違って隠しファイルで画面上では見えません）
セキュリティソフトを過信する事はできません。自己防衛が原則です。自分で安全確認しましょう。
1.サイトのブロックを設定してセキュリティを確保する。IEのOPから設定する。
プライバシーを表示してポップアップブロック設定で不要なものは削除する。
2.動画などのサイトでグローバルプライバシーを設定してセキュリティを確保する。
動画サイトで下記の表示が出てくることがあります。
このストレージを設定する事は問題の可能性があります。
とりあえずは拒否してからサイトを見ることが必要か判断します。
これはサイトからの要求でFlashPlayerを使うことには問題なし
またHPなどで時計表示などにも関係する事があります。
FlashPlayerは常に最新Verに更新しておくことが安全に使える事になります。
またJAVAも同じように最新Verに対応しておく事が大切です。（脆弱性が高いため問題がおきやすい）
表示画面から右クリックでグローバル設定を選び下記の対応をします。
Flash Player設定マネージャーから上記のローカルストレージの
許可、確認、拒否を確認します。 不明なものは削除します。
できるだけ確認に設定しておくほうが安全です。
当然のことながらWindowsの最新Ver更新、セキュリティソフトの
最新Ver更新は最重要です。 ただし付属の製品情報などはチェックを
はずして更新するほうがPCに負担がかかりません。
PCの稼働状況はタスクマネージャーから確認できます。(cpu メモリー状況）
多少面倒な事を書いてしまいましたが、インターネットがグローバルにつながっていること、メールでの
やりとりも同じ回線を使っていること、同じPCを使っている事でいろいろな問題、心配事が起きるのです。
問題が起きた場合自分だけでなく相手にも同じように迷惑を掛ける事になります。PCはつながっています。
今年もこれで終わりです。 今年の活動では目だった成果は出せませんでしたが来年も皆さんの
お世話をしながら、自分のできる事、お役に立てる事をやっていきたいと思います。
