楽しまなくちゃー!!! "Carpe Diem !"

趣味の陶芸、写真、園芸、ボーイとの交遊

宝塚民話No.2-14 泉流寺のねむり観音 

2021年08月23日 | 宝塚民話巡り

曹洞宗   泉流寺

ねむり観音

稲荷大明神

木接太夫から巡礼街道を進んでいくと正念寺のすぐ上にあります

 

 

正念寺

陽春園でオリーブ・チュプレシーノを購入しました

玄関先のサザンカの代わりです

 

宝塚民話No.2-14 泉流寺のねむり観音
 
泉流寺の観音様は三十三箇所観音霊場の話を風のたよりに聞いて
 
「自分もその中に入れてもらえるに違いない」と徳道上人のおつきを
 
今か今かと待っていました 
 
「徳道上人が箕面の勝尾寺にお着きになり二十三番札所になされた」と聞き
 
「次はいよいよ自分の所だ」と思ったとたん待ちくたびれてとても眠くなってきて
 
寝入ってしまわれました 
 
泉流寺にお着きになった徳道上人は寝入っている観音様を見て「起きてくだされ」と
 
何度も体をゆすってみたりしましたがおきません 
 
「これはきっと観音霊場に入るのをいやがって居眠りをしているのだろう」と
 
次の中山寺の十一面観音様を二十四番札所と決めて旅立たれてしまいました
 
 近くの里の人達はこの観音様のことを「いねむり観音」や「ねむり観音」と
 
呼んで親しんだそうです
 
宝塚民話No.2-9泉流寺の隆元和尚
 
不思議な力をもった和尚が念力で能登のお寺の火事を消した
 
 

宝塚民話No.1-8 小浜 首地蔵

2021年08月21日 | 宝塚民話巡り

小浜首地蔵

雨雲情報をみながら合間を見て民話の場所に出かけています

再び小浜宿でぶらぶらと昔話を楽しんでいます

小浜南門の手前の小高い所ににあります

夜泣き地蔵尊  首地蔵説明板

お願いごとにいろいろとお参りされるようです

はじめはどっきりとしましたが ゆっくりとお参りすると心休まります

右の地蔵は「洪水で流れてきた」などと諸説あり、室町時代の文書にも、
 
全国から参拝者あり-と記される。
 
左は1977(昭和52)年に住民らが作ったものらしい。
 
 
宝塚民話No.1-8  小浜の首地蔵
 
タンポポの黄色い花を見つめながらふんわり暖かい風に包まれて気持ち良く
 
ウトエトしていたある日のことなにやら騒がしい声で起こされましてね
 
よくよく聞いてみると「こんな地べたではお地蔵様がかわいそうだ」と
 
言っているんです  それでその人たちの手でこの高台の上に
 
上げられたのですよ    おまけに屋根まで建ててくれると言うのですが
 
なにしろ私は「どうか屋根で覆わないで 青空の中にいたい」と
 
一心に祈っていました
 
 すると大工さん達が次々と病気になってしまってね 家を建てることをとりやめて
 
くれたのでこうして雨のシャワーを浴びながら暮していられるのですよ
 
 大工さん達には本当に悪かったと思っています そのお詫びという訳でも
 
ないのですが首から上の病は私の力でなんとか治してあげようと
 
精いっぱい頑張っているので病に苦しんでいる人がいたら
 
私のことを伝えてくださいよ
 
 そして元気な君達も一度笑い顔を見せに来てください
 
 いつも何か楽しい話ができるような気がしているんですよ
 
 
 

宝塚民話No.1-13  放生池のスッポン

2021年08月20日 | 宝塚民話巡り

中山寺門前通り  

臨時休業中  8/20~9/12

放生池

中山寺山門の南正面から放生池をのぞき込んで

立ち入り禁止の囲いがあります

阪急電車のすぐそばです

 

宝塚民話No.1-13  放生池のスッポン

中山寺の山門南に放生池といいう小さな池があります。

門前の食堂やみやげもの屋さんはこの池の中に半分足をつっこんだ格好で建てられています

いつも池の水が濁ごりが気になる村人達に蚊が多いのも、池の水がきたないせいだよ。

一度池替えをしてはどうだろう   村中総出で水を替え始めました

中央の深い泥中に、…………それはそれは大きなスッポンではありませんか

「これは珍(めずら)しい 料理をして皆で酒盛りといこう」

棚の上のスッポンのこまぎれ肉が、ピクピクと動いて・・・・・・・・・

 

スッポンは生命力が強く執念深い生き物と昔から言われています 

 ひょっとすると 肉片の一切れが、スッポンに生まれ変わり

沢山のスッポンになって この放生池に住んでいるのかも知れません

#宝塚民話

 


夏の陶芸作品ができました

2021年08月20日 | 陶芸作品

今年の夏の陶芸作品

コーヒーカップ  そばチョコ  赤土にビードロ釉薬

花器   織部釉薬 3号石灰 内子は素焼き中

フクロー  モリ絵の具の溶解塗り 

我が家のフクローなかま

今年の陶芸は短い時間でなかなか作品つくりには苦労しています 
 
何とか普段使いのものと元気を出すための定番フクローが出来上がりました 
 
フクローは新しい仲間が増えてにぎやかになりました 
 
玄関の下駄箱の上に集まっています 
 
またしばらくはお休みです 
 
粘土もカチカチ 釉薬も沈殿 
 
次に作るものは来年の干支になるのでしょうか
 
 ”とら”デザインでも考えておきましょう
 
今日のトピックス連絡で能勢町の野間のおおけやきのアオバズクが
 
生まれて2家族そろって雨しのぎです けやき資料館のFBでかわいい姿が見れます 
 
 
 

小浜宿 皇大神社

2021年08月19日 | 神社巡り

宝塚神社めぐりNo.04 宝塚小浜宿  皇大神社
 
小浜地域は15世紀末(室町時代)に建立された毫摂寺を中心に寺内町として発展しました
 
江戸時代になると大阪や京都と有馬・西宮を結ぶ交通の要衝であったことから江戸幕府が
 
重視する地域となり旅籠や木賃宿、馬借などが立ち並ぶ”宿場町”として栄えました
 
南門は西宮まで続く西宮街道の出発点(途中で西国街道と合流)

東門は鳥羽伏見街道の到着点   そして有馬街道が町の南北を走るという

三つの街道が交わるまさに交通の要衝です
 
また大工や左官の町  酒造りの町としても知られています 
 
皇大神社には江戸時代初期に小浜の酒造家たちが繁栄を願って建立した小浜戎社もあり
 
1月の戎祭には大変にぎわいます 
 

 

毫摂寺でお盆の送り参りのあと久しぶりに小浜をぶらぶらしてみました

以前NHK”ぶらタモリ”で紹介されたところです

南門から有馬街道を進みます  東門にあたります

皇大神社 戎社

北門から大堀川にイワシ坂を下ります

この大堀川と崖が城郭を築くのに大いに役立っていたのでしょう

桜の時期には大堀川公園は賑わいを見せることでしょう