楽しまなくちゃー!!! "Carpe Diem !"

趣味の陶芸、写真、園芸、ボーイとの交遊

林住期を読み返しました。

2010年11月15日 | 日記

                                              h19.04

 
         今年は葬式が多かったようです。    今日も、ご近所で33歳の・・・
     とても悲しく,辛い葬儀、告別式でした。
     人生の最高の喜び”林住期”を過ごすことなく、知ることもなく。

     ふと心が寂しくなり、不安になりました。  こんなときには”林住期”を読み返します。
     「学生期」、「家住期」、を過ごし今まさに「林住期」の真っ只中にいる自分が日々どんな
     過ごし方をしているのか、本当にこれでいいのか不安になります。
     次にくる「遊行期」を心置きなく、安心して迎えられるのか、迷いがあります。
     「林住期」とは、社会人としての務めを終えた後、すべての人が迎える、最も輝かしい
     「第3の人生」のことである。 とこの本の冒頭にでてきます。

     今年からNPO法人に参加していますが、まともなボランティアなどできていません。
     日々自分の楽しみを、これまでの溜まりきった欲求不満を解消するように吐き出して
     いるだけではないでしょうか。

     この本のなかでは、[林住期」とは本当にやりたかったことを制限されずにやるなか
     から、おのずと見えてくるものがある、そんな時間だ。いままでの蓄えたものを土台に
     してジャンプすることである。  このジャンプをうまくなしえたものだけが穏やかな次に
     進むことが出来る。 働くために生きるのでなく、生きるために生きるということこそが、 
     冒険でありジャンプであると。 

     この本を読むたびに気持ちが落ち着きます。 不安が少しでもやすらぎます。
     楽しみながら日々生活していくことが、自分のためになり、何らかの社会のお役に
     たつって行くことになれば。   そんな人生でありたいものです。

 

     今日のカレンダーに次のように書いてあります。

     ”木にあるときは 枝にゆだね
      枝を離れては 風にまかせ
      地に落ちれば 土に眠る

      神様にゆだねた 人生なら
      木の葉のように 一番美しくなって
      散れるだろう。”