h19.04
今年は葬式が多かったようです。 今日も、ご近所で33歳の・・・
とても悲しく,辛い葬儀、告別式でした。
人生の最高の喜び”林住期”を過ごすことなく、知ることもなく。
ふと心が寂しくなり、不安になりました。 こんなときには”林住期”を読み返します。
「学生期」、「家住期」、を過ごし今まさに「林住期」の真っ只中にいる自分が日々どんな
過ごし方をしているのか、本当にこれでいいのか不安になります。
次にくる「遊行期」を心置きなく、安心して迎えられるのか、迷いがあります。
「林住期」とは、社会人としての務めを終えた後、すべての人が迎える、最も輝かしい
「第3の人生」のことである。 とこの本の冒頭にでてきます。
今年からNPO法人に参加していますが、まともなボランティアなどできていません。
日々自分の楽しみを、これまでの溜まりきった欲求不満を解消するように吐き出して
いるだけではないでしょうか。
この本のなかでは、[林住期」とは本当にやりたかったことを制限されずにやるなか
から、おのずと見えてくるものがある、そんな時間だ。いままでの蓄えたものを土台に
してジャンプすることである。 このジャンプをうまくなしえたものだけが穏やかな次に
進むことが出来る。 働くために生きるのでなく、生きるために生きるということこそが、
冒険でありジャンプであると。
この本を読むたびに気持ちが落ち着きます。 不安が少しでもやすらぎます。
楽しみながら日々生活していくことが、自分のためになり、何らかの社会のお役に
たつって行くことになれば。 そんな人生でありたいものです。
今日のカレンダーに次のように書いてあります。
”木にあるときは 枝にゆだね
枝を離れては 風にまかせ
地に落ちれば 土に眠る
神様にゆだねた 人生なら
木の葉のように 一番美しくなって
散れるだろう。”
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