シネマクラッシック「カサブランカ」「ボギー俺も男だ」
ボギーことハンフリー・ボガートという役者を初めて見たのは1972年封切のウディ・アレンの「ボギー!俺も男だ」(原題 PLAY IT AGAINN、SAM))の中でであった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/fb/b135a9c206b034394bac626e80c50675.jpg)
この映画はウディ・アレンが1969年ブロードウェイで大当たりした舞台劇を自ら脚色して舞台版でも一緒だったトニー・ロバーツとダイアン・キートンを相手役に使った
アレンとキートンは舞台のオーデションの時知り合いこの映画の成功後アカデミー賞主演女優賞の「アニーホール」までの5年間パートナーとして暮らした
映画評論家のアラン(ウディ・アレン)はハンフリー・ボガートにとりつかれ 毎日のように「カサブランカ」を映画館で心行くまま楽しんでいる がそのお陰で妻は愛想を尽かして彼の元を去っていく 友人のディック(トニー・ロバーツ)とその妻リンダ(ダイアン・キートン)は そんな彼を不憫に思い女友達を紹介してくれるが彼は不器用な性格の為全く進展しない やがてリンダはアランを優しく慰めるうちに次第に感情の高まりを覚えるようになる しかもアランの前にボガートの幻が現れるようになり彼を扇動 アランは段々罪の意識に襲われていく・・・・
ウディ・アレンとトニー・ロバーツは共にれっきとしたユダヤ人だ
この作品の前に1960年のフランス映画「勝手にしやがれ」のジャン・ポール・ベルモンド演じる主人公ミシュルもハンフリー・ボガートを崇める男の設定である
それではこのパロデイ映画の元になった「カサブランカ」はどんな映画か
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/56/88f0e417c641434940aeac16484fe74e.jpg)
僕は「ボギー~」を見た後神戸の名画座で見た
アメリカが第二次世界大戦に参戦した1942年完成したアメリカ映画で もちろん日本での公開は戦後1946年6月である この時期のカサブランカがある仏領モロッコは親ドイツのヴィッツシー政権下にあった 翌年のアカデミー賞作品賞と監督賞(マイケル・カーティス)・脚本の三人が脚色賞を受賞した
なおこの映画の助監督は「ボディスナッチャー恐怖の街」の監督であるドン・シーゲルである
戦火近づく1940年の仏領モロッコ、カサブランカは自由を求めて渡米しようとする人々で溢れていた そこでナイトクラブを経営するリック(ハンフリー・ボガート)ぼ元へナチの手を逃れてここまでやって来た抵抗運動の指導者ラズロ〈ポール・ヘンリード) が現れる だがその男の妻はかってパリでリックと恋に落ちて何故かリックの前から姿を消したイルザ〈イングリット・バーグマン)だった・・・・
いわゆる名セリフが散りばめられた作品でアメリカ映画名セリフベスト100に以下のセリフがランクインしている
「君の瞳に乾杯!」
「ルイ、これが俺たちの友情の始まりだな」
「あれを弾いて、サム <時の過行くままに>を」
「いつもの要注意連中を一斉検挙だ」
「僕たちの 心の中には パリがある」
「世界に星の数ほど店はあるのに 彼女が俺の店にやって来た」
ジュリー沢田研二の歌(というより作詞家の阿久悠の好みだろう)
「カサブランカ・ダンデイ」
ボギー ボギー あんたの時代は良かった
男がキンピカのキザでいられた
あと「時のすぎゆくままに」「勝手にしやがれ」と影響が見られる
日活映画裕次郎の
「夜霧よ今夜もありがとう」は完全なカサブランカのパクリ映画である
裕次郎、浅丘ルリ子 二谷英明
あとジブリの「紅の豚」も影響が見受ける
この映画が名作と言われる所以である
ボギーことハンフリー・ボガートという役者を初めて見たのは1972年封切のウディ・アレンの「ボギー!俺も男だ」(原題 PLAY IT AGAINN、SAM))の中でであった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/fb/b135a9c206b034394bac626e80c50675.jpg)
この映画はウディ・アレンが1969年ブロードウェイで大当たりした舞台劇を自ら脚色して舞台版でも一緒だったトニー・ロバーツとダイアン・キートンを相手役に使った
アレンとキートンは舞台のオーデションの時知り合いこの映画の成功後アカデミー賞主演女優賞の「アニーホール」までの5年間パートナーとして暮らした
映画評論家のアラン(ウディ・アレン)はハンフリー・ボガートにとりつかれ 毎日のように「カサブランカ」を映画館で心行くまま楽しんでいる がそのお陰で妻は愛想を尽かして彼の元を去っていく 友人のディック(トニー・ロバーツ)とその妻リンダ(ダイアン・キートン)は そんな彼を不憫に思い女友達を紹介してくれるが彼は不器用な性格の為全く進展しない やがてリンダはアランを優しく慰めるうちに次第に感情の高まりを覚えるようになる しかもアランの前にボガートの幻が現れるようになり彼を扇動 アランは段々罪の意識に襲われていく・・・・
ウディ・アレンとトニー・ロバーツは共にれっきとしたユダヤ人だ
この作品の前に1960年のフランス映画「勝手にしやがれ」のジャン・ポール・ベルモンド演じる主人公ミシュルもハンフリー・ボガートを崇める男の設定である
それではこのパロデイ映画の元になった「カサブランカ」はどんな映画か
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/56/88f0e417c641434940aeac16484fe74e.jpg)
僕は「ボギー~」を見た後神戸の名画座で見た
アメリカが第二次世界大戦に参戦した1942年完成したアメリカ映画で もちろん日本での公開は戦後1946年6月である この時期のカサブランカがある仏領モロッコは親ドイツのヴィッツシー政権下にあった 翌年のアカデミー賞作品賞と監督賞(マイケル・カーティス)・脚本の三人が脚色賞を受賞した
なおこの映画の助監督は「ボディスナッチャー恐怖の街」の監督であるドン・シーゲルである
戦火近づく1940年の仏領モロッコ、カサブランカは自由を求めて渡米しようとする人々で溢れていた そこでナイトクラブを経営するリック(ハンフリー・ボガート)ぼ元へナチの手を逃れてここまでやって来た抵抗運動の指導者ラズロ〈ポール・ヘンリード) が現れる だがその男の妻はかってパリでリックと恋に落ちて何故かリックの前から姿を消したイルザ〈イングリット・バーグマン)だった・・・・
いわゆる名セリフが散りばめられた作品でアメリカ映画名セリフベスト100に以下のセリフがランクインしている
「君の瞳に乾杯!」
「ルイ、これが俺たちの友情の始まりだな」
「あれを弾いて、サム <時の過行くままに>を」
「いつもの要注意連中を一斉検挙だ」
「僕たちの 心の中には パリがある」
「世界に星の数ほど店はあるのに 彼女が俺の店にやって来た」
ジュリー沢田研二の歌(というより作詞家の阿久悠の好みだろう)
「カサブランカ・ダンデイ」
ボギー ボギー あんたの時代は良かった
男がキンピカのキザでいられた
あと「時のすぎゆくままに」「勝手にしやがれ」と影響が見られる
日活映画裕次郎の
「夜霧よ今夜もありがとう」は完全なカサブランカのパクリ映画である
裕次郎、浅丘ルリ子 二谷英明
あとジブリの「紅の豚」も影響が見受ける
この映画が名作と言われる所以である