白鷺だより

50年近く過ごした演劇界の思い出話をお聞かせします
     吉村正人

吉村正人 演出作品 ジャンル別

2016-03-26 10:11:48 | 吉村正人資料
吉村正人 演出作品 ジャンヌ別


日本香堂 作品

平成6年のことである。 
京唄子公演で仲良くさせてもらっていたプロデューサーKさんに誘われて稽古場を覗きにいった。 
コマで良く知っている戌井市郎先生の演出だったからである。
(本当は終わってから安井夫人を入れての麻雀のメンバーであった)
ところが演出助手も舞台監督もいない稽古場で先生は自らイスなど置いてバミって稽古を付けていた。 
(舞台監督はいるにはいるのだがその日はスケジュールが入っていて休んでいた)
Kさんに「大先生にあんなことさせたらあかんやろ」と言ったら
「それじゃあ助手でもやってくれないか」と言われたのがお付き合いの最初で
それから20年以上公演を担当させてもらっている。

(平成6年)  一本刀土俵入り 
津田幸於 作  戌井市郎・演出(演出助手) 
                       安井昌二・池畑慎之介

以下演出作品

1、(平成7年) 赤い風車と花笠道中     
塩田誉之弘 作   京 唄子
2、(平成8年) なにわ恋歌 夫婦しゃみせん  
津田幸於 作  安井昌二・宮園純子
3、(平成9年) 城崎温泉繁盛記いろはにほへと 
津田幸於 作 長門 勇 三浦布美子
4、(平成10年) 森の石松血笑旅        
塩田誉之弘 作   京唄子
5、(平成11年) お初天神            
花登 筐 作    園佳也子
6、(平成12年) 浪花人情 花のぬくもり  
津田幸於 作  三浦布美子・宮園純子
7、(平成13年)夜明けの歌 毎日香物語  
梅林貴久生 作  山口嵩 宮園純子
8、(平成14年) がめつい奴    
菊田一夫 作  園佳也子 勝呂 誉 沢田雅美
9、(平成15年) 裏町の友情 お種と仙太郎 
舘直志 作  渋谷天外 高田次郎
10、(平成16年) 大人の童話 お祭り提灯 
舘直志 作   渋谷天外 宮園純子
11、(平成17年) 人生双六 駕籠や捕物帳 
舘直志 作   渋谷天外 
12、(平成18年) 片恋 銀のかんざし 
北条秀司・舘直志 作 渋谷天外 水谷八重子
                             *片恋は成瀬芳一演出
13、(平成19年) 夫婦善哉    
脚本も   林与一 沢田雅美
14、(平成20年) 浪花のれん   
梅林貴久生 作    京唄子 大村崑
15、(平成21年) じゅんさいはん お色気噺 お伊勢帰り 
花登筐・香川登志緒 作 渋谷天外 水谷八重子 
16、(平成22年) 江戸みやげ狐狸狐狸ばなし 
      北条秀司 作 成瀬芳一 演出 水谷八重子
17、(平成23年) 鼓  八人の幽霊 
    舘直志 作    渋谷天外 宮園純子
18、(平成24年) 月夜の一文銭   
      川村花菱原作 脚本も   左とん平 
19、(平成25年) 「江戸みやげ・名代夫婦餅ものがたり」
   江戸講談「夫婦餅」より
            脚本・演出  加藤茶・小林綾子
20、(平成26年)「大当たり 高津の富くじ」 
     平戸敬二作  脚本・演出
      併演の 北條秀司作「文の助茶屋」脚本・演出は成瀬芳一
21,(平成27年) ゆうれい長屋は大騒ぎ   
    山本周五郎原作 脚本・演出     左とん平 熊谷真美 宮園純子
22,(平成28年) 愛のお荷物 水谷八重子 若林豪
       脚本   演出は成瀬芳一
23,(平成29年)味の家(けちのや)の人びと 
     脚本・演出 左とん平他
24(平成30年)明日の幸福 企画 水谷八重子 若林豪
    中野実作 成瀬芳一演出
25.(令和元年)熊谷真実座長公演 煙が目にしみる
26.(令和2年) コロナのため中止
27.(令和3年) 同じくコロナのため中止


松竹新喜劇 作品 (日本香堂は除く)

1、平成6年  新橋演舞場  滝の茶屋にて 平井房人
2、平成6年  中座 朗らかな嘘 茂林寺文福
3、同        おくてと案山子 渋谷喜作
4、平成7年  中座 春は浮かれて  舘直志
5、平成7年  南座  秋の扇 舘直志
6、平成7年 新橋演舞場 秋の扇  舘直志
7、平成7年  中座  鼓   舘直志
8、同         噂双紙左甚五郎 山田格 原案 平戸敬二 脚本
9、平成7年  中座  皺だらけの天使 吉田 敦 作
10、同          愚兄愚弟     舘直志
11、平成8年  南座  おばあちゃんの立候補   池田政之
12、同         花ざくろ    舘直志
13、平成8年  中座  らくだ  初代桂文枝 口述  堀川 哲脚本
14、平成9年  南座  人生双六 舘直志
15、平成9年  南座  京の夕映え 志織満助 作
16、平成13年 松竹座  朗らかな嘘 茂林寺文福
17、平成15年  巡業  駕籠やと殿様  舘直志  京唄子と共演
18、     名鉄ホール 駕籠やと殿様 舘直志 京唄子と共演

京唄子 作品(日本香堂分、新喜劇分は除く)

1、平成7年  中座 ある女将の詩 くちなしの花 鳳啓助 作
2、平成8年  中座 ある女将の詩 浪花のれん  梅林貴久生 作
3、平成9年  中座  花嫁衣裳    鳳啓助 作
4、平成9年  名鉄ホール 赤い風車と三度笠    塩田誉之弘 作
5、同          春を舞う
6、平成10年 南座  浪花のれん       梅林貴久生 作
7、平成10年 中座 石松道中双六    志織満助 作
8、平成12年 名鉄ホール 浪花のれん    梅林貴久生
9、同         唄子 夏姿七変化
10、平成14年 名鉄ホール 舟歌恋酒梅の酒 志織慶太 作 梅林貴久生
11、同        京唄子 寿 初春錦絵姿

かしまし娘

1、平成8年  中座 三婆     大阪弁 訳 演出補
2、平成9年  南座・地方巡業  三婆
3、平成11年 南座 なにわ三姉妹 脚本・演出 川口松太郎 「銀座姉妹」が原作
4、平成12年 名鉄ホール なにわ看護婦物語 天使とお地蔵さん 高橋宏司 作
5、平成12年 大阪厚生年金芸術ホール 花も枯葉も踏み越えて 高橋玄洋 作
6、平成13年 名鉄ホール     花も枯葉も踏み越えて 再演
7、平成14年 西日本巡業     花も枯葉も踏み越えて 再演
8、平成16年 名鉄ホール     花も枯葉も踏み越えて 再演
9、平成16年 三越劇場      花も枯葉も踏み越えて 再演
10、平成17年 北陸巡業     花も枯葉も踏み越えて  再演
11、平成17年 名鉄ホール    清く、正しく、美しく   池田政之 作
12、平成17年 南座       清く、正しく、美しく  再演
13、平成19年 名鉄ホール   おんなの花時計      池田政之 作

芦屋兄弟 作品

1、平成13年   名鉄ホール  忠治?といわれた男
2、同             花火の大輪  藤本義一 作
3、平成15年   名鉄ホール とんてんかん・とんちんかん 芦屋雁之助 作
4、同             春爛漫 夢燦燦
5、平成16年 名鉄ホール   人情まげもの喜劇 どんこな子    脚本・演出

その他の松竹・松竹芸能作品

1、平成5年 アルカイック・オクト 女のひとり芝居 大阪で生まれた女
       植田景子 作     香坂みゆき・BORO
2、平成6年 南座 お初天神      園佳也子
3、同    中座 瀬川暎子オンステージ 浪花に花咲く女の夢   構成・演出
4、平成7年 関電ミュージカル 冒険たからじま   作 植田景子
       阪神大震災により中止
5、    中座 瀬川暎子オンステージ 希望・愛・夢
6、平成8年 中座 雨やどり  土井行夫 原作 土井陽子脚本 山内久司(共同演出)
7、同       瀬川暎子オンステージ 夢・歌・おんな・・30年
8、同 中座 聖まり子
9、平成9年 中座 聖まり子
10、    明治座 心の綴り歌    構成     藤田まこと
11、     中座 三門忠司 任侠・上州しぐれ
12、 同       97ヒットパレード
13、平成10年 中座 大阪無情
14、 同      三門忠司オンステージ 
15、平成11年 中座 三門忠司 男心を謳う 母恋し浪花のギター
16、平成17年 松竹座 カンジャニ∞ サマーストーム

コマ関係

1、平成6年 新コマ オンステージ 心 愛 ありがとう 構成・演出  松原のぶえ
2、平成12年 新コマ お染久松   滝大作 作 共同演出   瀬川暎子 コロッケ
3、同       瀬川暎子のときめきショウタイム   構成・演出
4、平成12年  新コマ 深川恋キツネ   滝大作と共同演出     長山洋子
5、同        洋子熱唱ヒットパレード2000  構成・演出
6、平成13年 新コマ 竜馬が疾る、頓馬も行く  滝大作 作 共同演出   前川清
7、     劇場飛天 竜馬が疾る、頓馬も行く   再演

中川雅夫どんちょう会

1、平成5年  近鉄小劇場 ほっといてんか
2、平成7年  近鉄劇場 好きにしなはれ「好色一代男」より 松田伸二 作
3、平成8年  近鉄小劇場・名古屋南文化小劇場 百両首と一文銭 川村花菱作
4、平成9年  中座 河内けんか唄 西部秀郎(芦屋小雁)原案 西園寺章雄 脚本
5、平成10年 アートソフィァ(天王洲)・中座 最上川一路 梅林貴久生 脚本
6、平成10年 近鉄小劇場 だんじりの佐吉   西園寺章雄 脚本
7、平成11年 中座 河内けんか唄~怒涛編~  西部秀郎 作
8、平成11年 近鉄小劇場 お伊勢参り・お伊勢帰り 香川登志緒 作
9、平成12年 近鉄劇場 酒の歌・男の歌 長谷川幸延作 西園寺章雄 脚本
10、平成12年 近鉄小劇場 母恋三次 作・演出
11、平成13年 近鉄劇場 飛田大門通り 長谷川幸延 作
12、平成14年 近鉄劇場 はるかなる虹 梅林貴久生 作 松尾成美 脚本
13、平成15年 わっは上方 なにわ今昔 作・演出
14、平成15年 近鉄劇場・日本橋三越劇場 大阪の夢ここにあり
        長谷川幸延 作 木村信介(南条好輝)脚本
15、平成16年 わっは上方 情・かんにん 木村信介 脚本
16、平成17年 国立文楽劇場 天神橋 南条好輝 作
17、平成17年 わっは上方 親子色好み 作・演出
18、平成18年 国立文楽劇場 上州土産百両首 川村花菱 原作
19、平成19年 国立文楽劇場 岸和田だんじり物語 西園寺章雄 作
20、平成20年  国立文楽劇場 あしたの夢  池田政之 作
21、平成21年  国立文楽劇場 病気の為 脚本のみ お色気冷や汗道中
22、平成22年  国立文楽劇場 あんな親 こんな親
23、平成24年  国立文楽劇場 夢・めぐりあい 西園寺章雄 脚本

 紅 萬子 関係(浪花人情紙風船)

1、平成13年 サンケイホール 忠臣蔵外伝 大阪昆布屋人情ばなし 綾羽一紀 作
売れっ子料理人の程、奥村が主演   紅さんの紹介で演出した
2、平成18年 わっはホール ええお湯でっせ   読売文学賞 受賞第一作
   菱田信也の作   浪花人情紙風船の公演
3、平成19年 わっはホール 負けてもイギョラ 菱田信也 作
4、平成20年 わっはホール 蝶子    脚本・演出

南条好輝 関係 (脚本はいずれも南条)

1、平成13年 ヘップホール かんにんしてや     永田かつ子・南条
2、同      バラードはお好き       南条
3、平成19年 吹田メイシアター かんにんしてや   永田かつ子

森千紗花 関係(田中弘史さんに頼まれて)

1、平成15年 わっはホール      これぞ千紗流
2、平成16年 わっはホール       芸者染吉
3、平成18年 わっはホール    新世界歌謡道 パート2
4、平成20年 わっはホール    新世界歌謡道 パート3風にさすらう親子草
5、平成21年 わっはホール  灰の中から3億円 松尾成美 作 
6、平成23年 そごう劇場  新世界歌謡道パート4 震災は忘れた頃にやってくる

エキスポランド お化け屋敷

1、平成15年 化け猫騒動 呪われた有馬屋敷
2、平成16年 八つ墓村
3、平成17年 犬神家の一族
4、平成18年 獄門島

その他
 
1、平成10年 中座 第一回櫂の会 早苗ちゃんの日記   新喜劇の甲斐君の自主公演
    ジェームス三木原作 早野円が脚色
2、平成14年 わっは大阪 叶麗子芸能生活15周年記念  構成・演出
3、平成16年 御堂会館 舞ひろ子 豊後のおひろ 只今参上    沢竜二 作
4、平成16年 全国ツアー  フォーリーブス ミュージカル 人生は一度きりだから    作・演出
5、平成17年 通天閣歌謡劇場 がんばれ 浪花のおばちゃんたち + おっちゃん
     奈美京子 林健二ら 演歌ミュージカル
6、平成18年 通天閣歌謡劇場 がんばれ 浪花のおばちゃんたち+おっちゃん2
     赤いひなげし咲いたとて      同メンバーで刑務所ソング集
7、平成23年 エル・シアター 光岡 洋特別公演 「幸子」      光岡洋
8、平成25年 メルパルクホール 光岡ひろし特別公演「島立ち」光岡ひろし
9,平成28年 中日劇場 鳥羽一郎公演 「ゆうれい長屋は大騒ぎ」左とん平 熊谷真実
10, 同   大丸心斎橋劇場  スーパー日舞      花園直道 未央一