南条好輝さんのゼミナールの生徒さんがあつまって出来た劇団、「劇団てんこもり」かある
年に一度ゲストを入れて前は道頓堀ZAZAで公演を演っていたが今年はZAZAが新世界に移転したので一心寺シアター倶楽にての公演となった この「クソ暑い」最中はるか一心寺まであるいて「下町情話」なる芝居を観にいったのはわれらが友人紅萬ちゃんがゲストで出ていたのと91歳とご高齢の楠年明さんが急遽代演で出ていると聞いたからである
前日に観劇したSさんのFBによると91歳の楠さんをはじめ多賀勝一(81)大竹修三(78)という老優三人が揃って元気に舞台を勤めていたのを見所に挙げていたが もっと重大な「事件」が起きていたのである
但し少なくとも僕にとっては
それは芝居が終わって南条さんがゲストを紹介したときに起こった 「紅萬子さん」、一瞬間違いか 南条のシャレかとおもった が、つづいて紅がこともげもなく「こんかいから名前昔の名前に戻しました」あわてて手元にあるチラシを見てみると、果して「紅萬子」になっている
紅の言い訳によると「壱子」はゲンの悪い名前だった、悪いことばかり起りええことは何にもなかった と 壱子時代の無駄な十年を悔いていた しかしチラシを何回も見ていたにも関わらずその間違いを気付けなかったのはその「紅萬子」があまりにも違和感なく見れたのであり 壱子なる名前が馴染みがなかった証拠であった
げんに我々は名前が「壱子」と変わっでも「萬さん」もしくは「萬ちゃん」と呼んでいた
僕の「紅萬子」という名前への思いは
白鷺だより(345)紅「萬が壱」子のこと
を読んで戴くとして
こうなったら本気で「紅萬子再襲名記念公演」を考えなくっちゃあ
落ち着いて彼女が所属するMC 企画のホームページを見てみると2024年4月16日付で次のような報告があったのだ
紅壱子改名のお知らせ
平素よりMC企画のタレントを応援いただき誠にありがとうございます
弊社所属の「紅壱子」は紅萬子と改名することになりました
今後ともにご指導を賜わりますようよろしくお願い申し上げます
とある
知らなんだ 今年は前半は舞台がなかったからだろうか
しかし撮り終わったNHKの「雲切仁左衛門」はどんな名前でCreditされるか心配だが
そういえば萬ちゃんが田村ツトムと一緒に出演した映画、今は池袋のなんたらという単館上映している友人の安田監督の「侍タイムスリッパー」にも出演していたなと調べたらやはりちゃんと紅萬子名になっていた
その「侍タイムスリッパー」が大当りしてイキナリ増えたファンのためにXで次のように述べた
名古屋から東の皆さん、私の名前でご苦労をおかけています 私本名は満子です 若い頃色と数字を入れたら覚えていただけるとつけたものの、からかわれたり嫌な思いもしました
今は大丈夫、因みに関西では?言えるかいな
全国共通の言葉、誰か作ってくらはい
助けて!
そして今年の1月スタートした「雲霧仁左衛門ファイナル」のエンドロールに「紅萬子」の名前が燦然と輝いていた
ここで僕と紅萬子さん、南条好輝さんとの仕事(演出)を記録しておく
但し日本香堂やどんちょう会などのお付き合いの公演は除く
平成3年(サンケイホール)「忠臣蔵外伝 大阪昆布屋物語」(綾羽一紀作)
平成18年(わっはホール)
「ええお湯でっせ」(菱田信也作)
平成19年(わっはホール)
「負けてもイギョラ」(菱田信也作)
平成20年(わっはホール)
「蝶子」(吉村作)
平成13年(ヘッブホール)
「かんにんしてや」(南条作)
南条好輝、永田カツコ
平成13年(ヘッブホール)
「バラードはお好き」(南条作)
平成19年(吹田メイシアター)
「かんにんしてや」(南条作)
南条好輝、永田カツコ
とんちょう会 木村信介名義 作 吉村演出
「天神橋」「大阪の夢ここにあり」「なくて七癖」「情・かんにん」「親子色好み」