今日の続々日記も、映画『男たちの挽歌』(香港1986年製作 ジョン・ウー監督 ティ・ロン(狄龍)レスリー・チャン(張國榮)チョウ・ユンファ(周潤發)主演)のことです。
この映画で特筆すべき台湾の名銃撃シーンで、ヤクザのマーク(チョウ・ユンファ)は右足を負傷します。そして、逮捕されたヤクザ幹部ホー(ティ・ロン)は、その地で懲役3年の刑を受け、刑務所に収監されます。その間、香港では幹部ホーが組織の暴露を恐れた組織の刺客が、ホーの父を人質にしようとホーの留守宅を襲います。その際、ホーの実弟キット(レスリー・チャン)がその場に駆けつけますが、父を救えず死なしてしまいます。この不幸な出来事で、キットは父の死を実兄ホーのせいだと思い込んで、決してホーを許そうとしません。
そして、台湾での3年の刑期を終え香港に戻って、堅気のタクシー運転手になったホーは、自分のために負傷した元舎弟マークを目撃します。そのマークは、3年前には薬代を渡していた若いヤクザのシンから、彼の車のガラス窓を清掃して、『昼食代だ』とチップを貰うまで身を落としていました。その光景をただ呆然と見守る堅気のホー。ヤクザ組織、極道の非情さを巧みに表現した、とても心憎いジョン・ウー監督の演出です。
その後、駐車場で一人昼食弁当を食べるマークとホーが3年ぶりに再会します。添付した写真は、その再会したチョウ・ユンファ(右側)とティ・ロン(左側)です。
その時の二人の会話を以下に引用します。
・ティ『マーク 足の事は手紙に書いていなかったな そんなにしてまで 仇を討ったのか』
・マーク『俺一人で勝手にやったことだけのことさ 会えて嬉しいよ 久しぶりだが変わってないな』
・ティ『マーク もう俺たちの出番はない ここで何をしている?』
・マーク『あんたを3年を待ったんだ!また巻き返そう』
・ティ『(マークの手を握り無言で首を横に振る)・・・』
・マーク『分かったよ でも弟には気をつけろ 毎日シンを追っていて危険だ すごい執念だ』
私には『男の美学』が実践されていて、とても泣けてくる映画シーンです。そして、勝手に7周年イベントをやる某劇場付き独善的応援客にも、この名画は必見です。
この映画で特筆すべき台湾の名銃撃シーンで、ヤクザのマーク(チョウ・ユンファ)は右足を負傷します。そして、逮捕されたヤクザ幹部ホー(ティ・ロン)は、その地で懲役3年の刑を受け、刑務所に収監されます。その間、香港では幹部ホーが組織の暴露を恐れた組織の刺客が、ホーの父を人質にしようとホーの留守宅を襲います。その際、ホーの実弟キット(レスリー・チャン)がその場に駆けつけますが、父を救えず死なしてしまいます。この不幸な出来事で、キットは父の死を実兄ホーのせいだと思い込んで、決してホーを許そうとしません。
そして、台湾での3年の刑期を終え香港に戻って、堅気のタクシー運転手になったホーは、自分のために負傷した元舎弟マークを目撃します。そのマークは、3年前には薬代を渡していた若いヤクザのシンから、彼の車のガラス窓を清掃して、『昼食代だ』とチップを貰うまで身を落としていました。その光景をただ呆然と見守る堅気のホー。ヤクザ組織、極道の非情さを巧みに表現した、とても心憎いジョン・ウー監督の演出です。
その後、駐車場で一人昼食弁当を食べるマークとホーが3年ぶりに再会します。添付した写真は、その再会したチョウ・ユンファ(右側)とティ・ロン(左側)です。
その時の二人の会話を以下に引用します。
・ティ『マーク 足の事は手紙に書いていなかったな そんなにしてまで 仇を討ったのか』
・マーク『俺一人で勝手にやったことだけのことさ 会えて嬉しいよ 久しぶりだが変わってないな』
・ティ『マーク もう俺たちの出番はない ここで何をしている?』
・マーク『あんたを3年を待ったんだ!また巻き返そう』
・ティ『(マークの手を握り無言で首を横に振る)・・・』
・マーク『分かったよ でも弟には気をつけろ 毎日シンを追っていて危険だ すごい執念だ』
私には『男の美学』が実践されていて、とても泣けてくる映画シーンです。そして、勝手に7周年イベントをやる某劇場付き独善的応援客にも、この名画は必見です。