
今日の続編日記は、映画『紳士は金髪がお好き』(1953年製作 ハワード・ホークス監督 ジェーン・ラッセル マリリン・モンロー主演)でモンローが語った印象に残る言葉です。
添付した写真は、フランス・パリへの遠洋航海中の豪華客船で、客室の窓からある仕事を終わりキャビンに出ようとしたマリリン・モンローを、彼女に気があるダイヤモンド鉱山主の老人が見つけ声をかけたシーンです。以下に、この二人と影の声の会話を引用・掲載します。
・鉱山主『そんな高い所で何しているだね?』
・マリリン『景色がいいので眺めているの!』
・鉱山主『(毛布から出てきた手を握って)可愛い手だね こんなに ちびっこいのに ハートに響くよ!(そして次の瞬間、その手にキスをする)』
・影の声『やめろ!』
・鉱山主『何だって?』
・マリリン『・・・喉頭炎なの・・』
このシーンで私は思わず微笑んでしまいました。とても楽しく可笑しな会話です。この影の声は誰なのか?皆さんは、映画を観て是非確認して下さい。
そして、極めつけの会話は、映画終盤でのマリリン・モンローと彼女の恋人の父親との会話です。
・恋人の父『おまえは阿呆と聞いていたが?』
・マリリン『私が利口ぶると、男は嫌な顔をするの!』
この彼女の言葉は、将来のキャラクターを決定付ける重要な意味合いを持っています。そして、この台詞はマリリン・モンロー自身の提案によって、脚本に書き加えられたそうです。彼女は、後に創られた虚像「オツムが足りないグラマーだけが取り得のブロンド娘」ではなく、この映画『紳士は金髪がお好き』での自分の役柄の特徴を、誰よりも心得ていたとても利口な女優だったのです。
皮肉なことに、彼女が創造したイメージに彼女自身が悩み傷つくことになるのです。彼女の心中を思うと、私はとても悲しくなります。
添付した写真は、フランス・パリへの遠洋航海中の豪華客船で、客室の窓からある仕事を終わりキャビンに出ようとしたマリリン・モンローを、彼女に気があるダイヤモンド鉱山主の老人が見つけ声をかけたシーンです。以下に、この二人と影の声の会話を引用・掲載します。
・鉱山主『そんな高い所で何しているだね?』
・マリリン『景色がいいので眺めているの!』
・鉱山主『(毛布から出てきた手を握って)可愛い手だね こんなに ちびっこいのに ハートに響くよ!(そして次の瞬間、その手にキスをする)』
・影の声『やめろ!』
・鉱山主『何だって?』
・マリリン『・・・喉頭炎なの・・』
このシーンで私は思わず微笑んでしまいました。とても楽しく可笑しな会話です。この影の声は誰なのか?皆さんは、映画を観て是非確認して下さい。
そして、極めつけの会話は、映画終盤でのマリリン・モンローと彼女の恋人の父親との会話です。
・恋人の父『おまえは阿呆と聞いていたが?』
・マリリン『私が利口ぶると、男は嫌な顔をするの!』
この彼女の言葉は、将来のキャラクターを決定付ける重要な意味合いを持っています。そして、この台詞はマリリン・モンロー自身の提案によって、脚本に書き加えられたそうです。彼女は、後に創られた虚像「オツムが足りないグラマーだけが取り得のブロンド娘」ではなく、この映画『紳士は金髪がお好き』での自分の役柄の特徴を、誰よりも心得ていたとても利口な女優だったのです。
皮肉なことに、彼女が創造したイメージに彼女自身が悩み傷つくことになるのです。彼女の心中を思うと、私はとても悲しくなります。