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天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画『ベスト・キッド』製作者ウィルスミスは若年息子ジェイデンスミスを無理やり主役に押し付けた親バカ者

2011-01-08 18:26:36 | 日記
今日の日記は、アリタリア航空の機内サービスで鑑賞した映画『ベスト・キッド』(ハラルド・ズワルト監督 ジェイデン・スミス ジャッキー・チェン主演)の鑑賞記です。
この映画は、80年代に製作された「ベスト・キッド」の舞台を中国に移してリメイクしたファミリー・ドラマです。主人公の少年は、作品製作を務める俳優ウィル・スミスの息子、ジェイデン・スミスです。その少年にカンフーを教える師匠にジャッキー・チェンが演じています。
1984年オリジナル版のプロット「いじめらっ子が風変わりな師匠から武術を教わる」はそのまま使われていますが、少年の年齢がオリジナル版より少し若くなっています。製作者のウィル・スミスが息子を主役にして創ったのだから、いかしたかないキャスティングでした。
だから、学校のクラスメートは、すべて彼より背が高く年長生に見えます。こんな強そうな相手なら、ジャッキー・チェンからいくらカンフーの極意を享受されても、とても勝てないと私は思いました。これは、まったくウィル・スミスの親バカぶりを象徴するものです。
また、二人がカンフーをトレーニングする場所に、世界遺産の万里の長城を選んでいます。添付した写真は、その万里の長城でトレーニングするジャッキー・チェン(左側)とジェイデン・スミス(右側)です。ハラルド・ズワルト監督は、何か大きな勘違いをしています。こんな観光的な映像で、この映画を観た客が喜ぶと思ったら大間違いです。
また、最後の少年たちのカンフー試合でも、勝負の決着のしかたが何か不自然な感じがしました。主役を演じている息子を無理やり勝たして、ハッピーエンドに映画を終わらしたいウィル・スミスの魂胆がミエミエです。
この映画で私が唯一良かった点は、主人公の少年の母親で夫と死別した女性を、40歳になっても魅力的に演じたとてもナイスボディなタラジ・P・ヘンソンです。彼女は観客へのサービスを十分心得ていたのか?自身の体にぴったりフィットした衣服ばかり着ていました。だから、私は十分と「目の保養」をさせていただきました。

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