天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画『聖なる嘘つき』元舞台俳優ゲットー住人が語る「芝居は最後のセリフまで幕は降りない」は私に勇気を!

2010-03-14 00:55:57 | 日記
今日の追加日記は、ナチス・ドイツ国務大臣のフランク博士がヒトラーから総督に任命されたポーランドでの、ユダヤ人ゲットーの生活を描いた映画『聖なる嘘つき』のことです。私は『ワルキューレ ヒトラー暗殺の二日間』を読んでいて、その当時のユダヤ人迫害をもっと良く知りたくなりました。だから、私は前に見てとても感動した映画『聖なる嘘つき』(1999年製作:ピーター・カソヴィッツ 監督 ロビン・ウィリアムズ主演製作)をレンタルビデオ店から借りてきて、今鑑賞しています。
そして、とても驚いたことに、私が訴えたことを同じようにこの映画でも描いています。この映画は、理不尽にも自由を奪われたパン屋(ロビン・ウィリアムズ)が語るブラック・ジョークで、冒頭から大量虐殺者ヒトラーへの抗議メッセージを静かにそして力強く描き始めています。以下に、私がとても印象に残ったそのジョークを引用します。
・ヒトラーは占い師に尋ねた「私はいつ死ぬのか?」
・占い師は答えた「ユダヤの祝日に」
・ヒトラーは言った「なぜ 分かる?」
・占い師は言った「あなたが死ぬ日はユダヤの祝日になります」
また、この映画ではもっと印象に残り、私にとても勇気を与えてくれたゲットーの住人で舞台俳優だった男(アラン・アーキン)の口癖だった言葉を紹介します。そしてこの言葉は、感動のラストシーンにも登場し、その時思わず私は感涙にむせんでしまいました。
英文台詞『Until the last line has been spoken, the curtain cannot come down.』
字幕翻訳『芝居は最後のセリフまで幕は降りない』(戸田奈津子訳)
この言葉は、私が「舞台は幕を下ろすまで終わらない」と語った格言とまったく同じで、理不尽にも迫害を受けた者の共通する衷心からの熱き思いです。
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