インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

日本で革命が起こるためには

2009-08-22 20:58:02 | 自己主張
  昨日は閲覧数 : 253 PV 訪問者数 : 157 IPで、やや多かった(最多は179IP)。 来週は選挙があり、どこかに一票入れなければならない。とにかく今の社会体制を変えてもらいたい(もっと悪くなるかもしれないが)。

 敗戦でGHQにより民主化政策が推し進められた。財閥解体、農地改革、組合化などで、日本はリセットして、戦後の新体制がスタートしたが、時代にそぐわないので、そろそろ体制を変えるべき時に来たか。

 新体制→ しばらく機能する→ 矛盾が増大する → 貧富の差など限界まで来る→ 世直しとして革命が起こる→ 新体制→ …

 …という流れがあり、非暴力で革命が起こればそれに越したことはない。しかし旧体制で既得権がある人々は大反対するだろうし、革命派も革命を起こす正統性(理論、思想)がなかなか見当たらない。しかも結局、カネ(税)で警察や軍隊が動くわけで、革命軍を支援するカネがなければ話にならない。

 資本主義の自由経済万能思想も揺らいだので、共産主義などチャンスかもしれないが(あっち側の思想も怪しいが)、共産主義者同盟赤軍派がつくる新しい体制が良く見えない。今より悪くなるなら革命の意味はない。

 まだ豊かな?日本では、テロ行為なんて考えられないけれど、外国では革命の手段として行われる。少数の大金持ちと、大多数の貧困者の溝は、もはや平和的な手段では埋まらないというのかもしれない。

 自由社会では、貧富の差はどんどん拡大するばかり。その穴を埋めるには、結局金持ちが自分の財産を大きく削って、貧困者に分け与えるしかない。しかし、金持ちには「財産権」があり、国家から警察や軍隊で守ってもらっていて胡坐をかき(そのために税金を払う)、税金をがっぽり取られるなど言語道断である。

 政治献金なんて、金持ちが己の財産を守るために出すカネであり、変に法改正されて大損したらいけないというのが腹にある。

 政治家はやはり弱者を保護するために法律を作るべきなのだろう。一方で、国益も守らなければならないので、どっちを優先させるかということになる。日本は加工貿易国の小さな国?で、世界に対してイイ顔をしなければいけないのか。

 沖縄での軍事基地なんて、大の虫を生かすために小の虫を殺すということである。派遣法にしても、大企業に国際競争力を維持させるために、賃金を下げるということである。

 しかしそれが廻り回ってどうなったかというと、アメリカ依存国家であり、内需が小さい国家となったわけである。

 日本でも貧富の差がもっともっと拡大し、不幸な出来事がラッシュしなければ、本気で体制を変える勢力が現れないような気がする。