『江戸のことわざ』~「犬も歩けば棒に当たる」裏と表のその意味は~
丹野 顕(あきら)
青春出版社(¥700+税)2004年
なかなかためになる本だ。1ページに一つの諺で解説がついている。
この本は「江戸のことわざ」というより「ことわざ」の本かもしれない。
「江戸っ子は宵越の銭は持たぬ」
→江戸っ子は一つの物事に拘らない、金離れが良いのが特徴。
→一日の稼ぎが極わずか。火事など多く改築などで仕事に欠かなかった。
「上手はあれど、名人はなし」
→武芸などの諸芸では名人と上手の間は隔絶している。
なお、意味が正反対に解釈されるの諺も多いようだ。
「犬も歩けば棒に当たる」
①用事がないのにうろうろすれば災難に出会う(江戸棒カルタで本来の意味)。
②用がなくとも積極的に出歩けば思いが目ない幸運に出会う。
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